毒親を持った人が家系のカルマを断ち切るには
最近よく毒親という言葉を聞きます
子どもにとって毒となるような悪影響のある親の事で、「自分はそうした親に育てられた」と感じる人が多くて広まっています
ただ、言葉自体の波動がよろしくないので、普段はあまり使わないようにした方がよいと思います
今回はそう思っている方も多いため、あえて取り上げて書いてみます
毒親と言われるのはどのような場合かというと、過干渉で、子どもを支配したがる傾向が強い親や、暴言・暴力などをふるう親、自分の事を優先して子どもを構わなかったりする育児放棄のネグレクトなども含まれるでしょう
そうした親を見て育った場合には、子どもには大人の悪い面や嫌な面をもって育ちます
心に深い傷を負ってしまい、社会にうまく適応できなくなる場合もあります
このように子ども時代に不幸と思われる環境の中で暮らす者たちも沢山います
こうした方の場合には、大人になって自分が家庭を持っても、同じように育児が上手に出来ずに、親と同じことをしてしまう場合が出てきます
自分が親にされたことと同じことを、自分の子どもにもしてしまう場合があるのです
このように親子で遺伝のように連鎖することがあるのです
家系のカルマとして連鎖していることがあります
こうした家系のカルマを断ち切るためには、親を反面教師とみて、「自分はこうはならないぞ」と決意することです
霊能者にお祓いしてもらうのでも、開運グッズを手にするのでもなく、自らのこころを変えていくのが正道です
「自分はこうはなるまい」と決意していく事で、段々とそうなっていきます
そうすることで将来の躓き、失敗を回避することが出来ます
毒親の元に生まれてくるのは辛い体験ですが、自分はそうならないように努力し、家系のカルマを克服していけば、自分の魂の成長になりますし、家系のカルマの解消をしていく事にもなります
そのように子ども時代の苦労が大人になってから成功の種になる事もあります
逆に順調な過程に生まれる事で、大人になって失敗の種となる事もあるのです
一見すると羨ましいような家庭に生まれても、それがもとで失敗する人も大勢います
たとえば日本の政治家の中には二世議員がたくさんいます
親が政治家だったため、子どもも議員になれたりします
そうした人は、子どもの頃から周囲からちやほやされていたでしょうし、大人になっても先生と言われて回りから尊敬されたりします
ですが二世議員の中には、今ある地位が当たり前と思って、自分が大人になってもちやほやされるのは当然だと勘違いしてしまう事もあります
それはしょうがない面もあって、子どもの頃からずっとそのように育てられたため、大人になって不遜になる者も多いです
大人になっても周囲が持ち上げてくれるのを当たり前のように思っていたら、いつのまにか足元をすくわれてしまいます
周囲の人に不遜な態度を取っていることで、反旗を翻されて撃ち落とされてしまう事があるのです
そのように周囲から羨ましがられるような家に生まれたとしても、大人になって失敗し、周りから見放されることがあります
ですので子どものころの環境が厳しいかったために、それをバネとして成功する人もいますし、逆に順調な過程に生まれても、それがもとで失敗する人も出てきます
毒親と言われるような親の元に生まれた方は、その親を反面教師として学び、そうならないように注意しながら成長されてください
そうすることで自身も成長していきますし、家系のカルマを断ち切ることにもなっていくでしょう
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