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フリーランスエンジニア備忘録 案件1件目の面談内容

フリーランスエージェントと一緒に案件獲得に向けて面談を行ったときの流れです。

[面談の流れ]
相手側から案件の詳細な内容について説明

自己紹介を行う。話した内容は下記。
・名前と年齢をさらっと
・何系の業界でプログラミング言語は何を、何年やったかを説明。
たとえば、工作機械向け制御装置のソフトウェア開発を、C言語を使用して5年間開発に携わった旨説明。
・要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テスト、運用など、自分が携わったもの
・携わっていないものは、機会があればやりたいとアピール。どれか1つでもやりたくないと言ってしまったら結構印象悪いかも。
・相手の案件の必須要求スキルを満たしていることをアピール
・相手の案件の推奨要求スキルを満たしているものは満たしているとアピールし、満たしていないものについては、ポテンシャルが高いと思わせるようにアピール。「事前にどういうものか調査し、○○向けのフレームワークであることを知りました」とか?

ここで、締めの言葉を準備するのを忘れてしまい、変な沈黙が流れた。
自己紹介する時は締めの言葉をしっかりと用意し、さらっと言えるレベルになること。
といっても、相手はそこまで気にしていなかったらしい。
締めに「本日はよろしくお願いします」とか最低限言えば良かったかも。

質疑応答タイム
・退職理由は?
→適当でいい。「エンジニアとしてのスキルアップを図りたかったから。人として自立したかったから。」
重要なのはネガティブワードを言わないこと。それさえ言わなければ相手から突っ込まれることはまずないしそのまま流れて次の質問になる。

・前の職場ではどんなことをやった?
ここはしっかりと用意しておくべき。詳しすぎず、簡単すぎず、いい塩梅を見つける。とにかく相手の目線に合わせた説明をすることを意識。相手が博識であれば専門用語を使用していいし、相手が未経験の分野だったら一般的に通じる用語で説明するとかなり印象がいい。ここで相手に対してマウントを取ったらほぼ試合終了と思って差し支えない。

・家ではどんなことを勉強している?
C言語以外にもメジャーな言語は全て基礎文法を勉強したことをアピール。
フレームワークはrailsでwebアプリケーション、unityで簡単なゲームを作ったことをアピール。
AWSでインフラ周りを勉強していることをアピール。

最低限Progateにある言語を全て学習済みである前提で、その言語を全て言えば少しアピールになる。
フレームワークを触ったという経験は、「あ、この人プログラミングだけの人じゃないな」と思わせられるので好印象に繋がると思った。
AWSでインフラ周りを勉強している、というのが意外にも一番相手に刺さった。「AWSについて詳しいんだね!なかなかそういったことを勉強する子はいないよ!」と言って貰えた。(名古屋は昔ながらの企業が多く、オンプレミスの場合がほとんどでAWSを使う企業が滅多になく、珍しいねという感じのニュアンスだと思う。)

勉強内容をブログ(note)にアップしていることも強力なアピールになると思ったが、AWSの時点で印象がかなり良いと判断したため、特に言わなかった。参画後にでも言おうと思う。


・面談10分程度したところで、相手から「是非来て欲しい。いつ来れる?」というような話になる。ここまで来たらほぼ案件は決まったようなものと思ってもらって差し支えない。

逆質問で質問したこと。
案件説明時に出てきた専門用語で分からなかったものについて質問。
わからないものはきちんと質問する人材であることをしっかりアピールすることが好印象に繋がったと見ている。
他にフリーランスがいるかどうか質問。1人いるようで、仲間意識が芽生えるかも知れませんねと言ったら場に笑いが生まれ、和む。緊張と緩和をうまく使いこなしたいい例と見ている。
職場の雰囲気はどうか質問。こちらも「変な人はいないよ」とまた笑いが生まれ、和む。

事前に、前の職場で苦労した点とその解決法について結構詳しく準備したが、一言も使うことなく終わった。

単価交渉のため、僕一人だけ退席し、指定の場所で待つ。

しばらく待ってからエージェントと合流し、面談の内容で良かった点・悪かった点をフィードバック。やはり自己紹介の時の沈黙が気になったと言われたが、他は何一つ文句なしとの評価をいただいた。

案件にいつから入れるかという話になり、希望日を伝え、双方問題ないことを確認。

あとは単価が決まり、それに対して僕が「参画します」と言ったら案件獲得。
単価が決まるのは1週間以内とのこと。

[備考]
名古屋の組み込み系のフリーランスエンジニアの月単価の相場は45〜70万円程度。


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