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便所で飯を食べよう!!

どうも、エックスです。
突然ですが、皆さんは便所飯をしたことがあるでしょうか?
私はあります。
ありますというか、たくさんあります!!

高校時代の私は友達がおらず、基本一人ぼっちでしたが、日常的に便所飯をしていたわけではありません。
自分の席があるときはそこに座って弁当を食べます。
問題は自分の席が奪われたときです。

基本、一軍の女子という生き物は群れで動きます。
群れをなし、狙った獲物を逃さないのです。
それは、例えばスタバの新作、イケメン、そして昼食の座席。

彼女らは私が座っているときは席を奪うことはできません。
しかし、私がなにかの用事で席を立った途端、彼女らはそこに座っているのです。
すると、私にはどうすることもできません。
私の声帯は奪われ、「あ、あ、あ、、、」という声しか出せません。
ライオンが縄張りを張っている領土を犯せる動物は誰もいないでしょう。

敗者である私は座席の右側にかけた弁当を取り、便所に駆け込みます。
誰にも見つからないように、ひっそりと、急ぎ足で。

しかし、便所という場所はとても安全で落ち着く場所なのです。
誰にも見られず、一人でいられる場所。
自分だけの秘密基地のような空間。

ですから、便所飯は悲しい行為では全くないのです。
これは、日常に介在する背徳的で神聖な行為なのです。


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