館澤亨次は箱根の山を転がり落ちてきた。

画像1 「6区館澤」早朝の芦ノ湖につくと、話題はそれでもちきりだった。中距離走者は6区がむいてるとはいうけれども、館澤は1年次に5区を走った選手だからだ。館澤とは話したことはないが、いつも目をあわせては一礼をしてくれる。それはアジア選手権ドーハ1500m決勝スタートラインへの整列直前でもだ。ただ、この1年、館澤は勝ちきれなかった。その理由はぼくにまで一礼する「気配り」にあるんじゃないかと思っていた。もっとエゴイストになってほしい。そういうことを思ったこともある。そんな館澤が鬼神のような形相で山を転げ落ちてきた。

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ツイッターや「今日の一枚」では掲載するタイミングをうしなった写真やテキスト、これからやってみたいことなどを、ここでこっそりとはじめています。ちょっとびびって月10回と書いてますが、一日10回更新する日もたまにあると思います(笑)情報誌のようなことを期待している方はやめておいたほうがよいかも。ツイッターやオープンなネットとは違ってクローズドかつバズらない場を作ろうと思います。

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月刊といいながら、一日に何度も更新する日もあります。「いつかビジュアルがたくさんある陸上雑誌ができるといいなあ」と仲間と話していたんですが…

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