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マイクロカプセルは海を汚染し、マイクロプラスチックは妊婦の胎盤から検出された。規制されればレジ袋よりも効果が大きいと思う。

2021年7月2日発売のひろゆきの新刊だよ!

えっと、まず、「マイクロカプセルとマイクロプラスチックって別物ですよね」と。

「マイクロプラスチックが海洋に一杯あってマズいいよね」って話は至極当然で。

で、そのプラスチック大量に出て、「魚とか鯨とかおっきめの魚介類がそれで死んじゃってるよね。よくないよね」っていうのがあって。

で、「ビニール袋捨てるの良くないよねー」とかっていうので。
まぁ世界中、結構みなさん頑張ってらっしゃるんですけど。

で、えーと…
[規制されればレジ袋より効果大きい]

えっと、レジ袋も海洋にいくとマイクロプラスチックになりますよ。

で、マイクロプラスチックの問題と、あと、イタリアの妊婦の胎盤からマイクロプラスチックが出たのとはまた別の問題です。

まず、基本的に口からマイクロプラスチックを入れたとしても、それがそのまま胎盤にいく確率はそんなに高くなくて、大体消化されます。

ただ、消化された中でプラスチックに含まれるダイオキシンだったりとかが血中に入って、それが「胎児に影響があるからよくないよね」っていうのはあると思いますと。

ただ、結局、[魚ガンガン死んじゃってる問題]って、プラスチックの問題だったりとかもあるんですけど。

ただ、[ゴミ捨ててる問題]より、そもそも[魚一杯食いすぎ問題]っていうとこの方が大きかったりするんですよね。


トロール船って言われる、漁業をしている船があるんですけど。

で、その漁業って、今もう釣り竿でやってる訳じゃ無くて、でっけえ網で海の底をバババーってさらっていくんですけど

で、いちいち魚がいるかどうか分からないところに網を置くより、「アホみたいにめちゃくちゃデカい網で、海の底を網でそのままさらっちゃったら海の底にいる魚は全部捕れるじゃん?」っていうのがあって。

[海の底をひたすら削り捕る]っていう、そういう漁をやってるんですよ。

で、それの場合って、要はヒラメだったりカレイだったり、海の底にいる魚って100%捕れるんですよ。

で、そこでサンゴ礁とかも全部ブッ壊すし、そこにいる稚魚だったり全部壊れるんですけど。

でもそれ、知ったこっちゃないんですよ。

「だって、海って誰のモノでも無いじゃん。俺のモノでも無いし」みたいな。

なので、捕ったモン勝ちなんですよね。
なので、世界中で魚って、段々減りつつあるんですよ。

で、まぁ「クジラとかイルカ減ってるよねー」とかもあるんてすけど。
魚もどんどん減っていって。

で、アマゾンの森林か減ってって、「二酸化炭素を吸収しないから良くないよねー」みたいな話があるんですけど。

アマゾンの森林なんかより海の方がよっぽど二酸化炭素を吸収するんですよね。

要は、海の中にいるプランクトンだったり細菌みたいなちっちゃい生物だったりとかが、二酸化炭素を吸収して。

で、それを魚がとって、その魚がどんどん深海に沈んでいってみたいのがあって。

なので、その[炭素]っていうモノを「どんどん海の中に閉じ込める」っていう役割を海の生物っていうのがやってるんですけど。

で、その魚ってガンガン捕っちゃってるので。

なので、魚ってどんどん減っていって「炭素を海に固定化する」っていう能力がどんどん減っていっているんですよね。

なので、「牛が死んでくの可哀想だよねー。牛を殺すの良くないよね。だから魚食おうぜー」って言ってるんですけど。

牛って、「人間が育てて食って、育てて食って」ってなるので、家畜として養殖している牛の総数は変わらないんですよ。

要は、元々野生の牛をガンガン食ってったら野生減るんですけど、魚って大体ほぼ野生なんですよね。

要は、[養殖してる魚]っていうのもあるんですけど。
じゃあ、「魚養殖する時の餌ってどうやって手に入れますか?」っていう。

養殖してる魚って、大体野生の魚を餌にしてるんですよ。

要は、近畿大学が「マグロを育てまーす」って言ってて「餌に魚使ってまーす」。

その魚っていうのは、イワシだったりサンマだったりとかっていう、野生の魚を収穫して。
で、それを養殖してるマグロだったりとか養殖してるサケとかにあげるんですよね。

っていうのがあって、野生の魚っていうのをどんどん減らしている状態なので。

で、あの一説によると、なんか2048年ぐらいに「魚、枯渇するんじゃないか?」って言われているんてすよね。

要は、「魚がどれぐらい少なくなってるか?」って答え、誰も知らないですよ。
だって調べようがないんだもん。

要は、海って繋がっちゃってるので。
色んなところを調べて、「確かになんか最近うちの海の魚、少なくなってるけどこれがどれぐらい減ってるか?」って、よく分かんないですよ。

っていうがあって。
「よく分かんないけど、でも、まぁ魚捕れば売れるじゃん」で。
「魚を捕らないないと暮らせない」っていう人が世界中にいるから、とりあえず魚は捕るんですよ。

で、「なんか最近、全然魚捕れないよね」って言いながらガンガンを捕り続けてるんですよね。

なのでまぁ、「ウナギとか最近減ってるよねー」っていうので「枯渇しそうだよね」って言われてるんですけど、未だに「食べて応援」とか言って、ウナギガンガン捕ってるんですよ。

「食べたら減るだろー」って、小学生でも分かるんですけど。

で、あれと同じ事を世界中でやってるんですよ。

サーモンとかも、ノルウェーとかだったりイギリスとかヨーロッパとか食われるんですけど。

で、そのサーモンとかも「食べて応援」って感じでガンガン食ってるんですよね。

っていう感じで、どんどん実は魚って減っていってて。

なので、海洋のプラスチックの問題より、そもそも、[魚減ってっちゃってるからマズいよね問題]の方が大きいんですけど。

とはいえ、それを解決する事は不可能なので。

要は、海って誰のモノでも無いから取ったもん勝ちなんですよ。

なので、「日本が魚捕るのやめよう。だって魚がいなくなったらマズいじゃん」って言って、魚を捕るのやめると、中国の人達が、「うわー!魚捕り放題じゃん!」っていって、スゲェ魚捕るんですよ。

で、仮に中国の人が捕らなくなったとしても、フィリピンの人達が、「マジ魚、超売れるじゃん!っていって魚捕るし。

っていうので、公海(こうかい)。
公(おおやけ)の海(うみ)って、誰が魚捕ってもいいので、世界中で貧乏な人がいなくならない限り魚は誰かが捕り続けるんですよ。

要は、みんながみんな金持ちになって、「魚捕らなくても暮らせるじゃん」ってなったら、もう魚捕る人いなくなると思うんですけど。

どっかに貧乏な国の人がいたら、「じゃあ、俺公海行って魚を釣ってくるわ」っていって、魚捕っちゃうんですよ。

要は、アメリカ人とかが、ベーリング海とかで「蟹ガンガン捕ってます」みたいな感じで。

じゃあ、ロシアの人達も「北極沿いとかで魚捕ってます」みたいな感じで。

なので、「魚捕らなくなる」っていうのって、多分もう無理なんですよね。

人口が増え続けている限り必ず[貧乏な人]っていうのが出てくるので。

で、貧乏な人って…
要は、「網突っ込んで、引き上げれば、なんか売れるモノが捕れる」って超絶おいしいじゃないですか?

なので、そういう意味でいくと、「石油とかよりも実は魚の方が先に無くなるんじゃねぇかな?」みたいな気も若干してるんですけども。

はい。