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賃貸vs持家論争。子供に残せる持ち家が得という意見は?

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ひろゆきの新刊だよ!


えっとまず一軒家に、「そこに住みたいかどうか?っていう子供の意見聞きましたか?」って、話なんですよね。

例えば、僕、今フランスのパリに住んでるんですけど。
例えば家の父親が、「一軒家を残したら子供が喜ぶだろう」みたいな事で、北区赤羽に一軒家を残すとするじゃないですか?

うん。いらない。

別に赤羽に住もうと思ったら、赤羽の賃貸に住むし、でも駅前の方が便利だから駅前マンションのが便利みたいなので、「自分が行きたい場所、住みたい場所に住める自由」っていう方が僕はいいと思うので。

一軒家を残されるぐらいだったら、現金くれた方がいいです。
で、後そこがありがちなパターンなんですけど、一軒家35年ローンで4人家族分のを買ったとしても、子供2人はだいたい20年でいなくなるんですよね。

そうすると要は、「お父さんお母さんの2人で4人用の家」っていう、ちょっとでかい家が残るんですよ。

で、「別に4人用の家にする必要ないよね?」って事になって、「じゃあこれは他の一家に貸し出した方がいいよね」って貸し出して結局、「2人分の賃貸に住む」みたいな事になっちゃったんですけど、「それだったら最初から賃貸でよかったじゃん」みたいな話になるんですよね。

なので、「一軒家で財産が残る」って思いがちなんですけど、基本的には建物っていうのは価値として0になって、土地代しか残らないんですよね。

で、「土地代が財産になるかどうか?」っていうのは、その土地の地価が上がるか下がるかで決まるんですよ。

で、山手線の内側で一軒家の土地が買えるのであれば、それは価値がある可能性が高いので、買いの可能性はあると思います。

でも残念ながら4000〜5000万円で買えるレベルの金額だと、23区内で買えたとしても足立区とかだと思うんですよね。
足立区とか板橋区とか。
東京都北区赤羽みたいな大都会買えないと思うので。

そうすると残念ながら、「駅からも遠いし地価が下がる」っていう可能性が高いので、「買ってもしょうがないよね」っていう事になる可能性が高いので。

なのでお金が無いのであれば、賃貸の方がいいんじゃないかなと思います。

で、賃貸持ち家論争でありがちなのが、「老人になると賃貸を貸してくれないくなるから困るから、一軒家の方がいいよね派」の人っているんですよ。

で、それは最初から賃貸でいって、賃貸を誰も貸してくれなくなった時は貯めたお金で安い賃貸になっているようなマンションを買ってください。

要は例えば、「70〜80歳になって、どこも貸してくれなくなりました」ってなった時に、どこも貸してくれなくなって70〜80歳だったらもう働く必要ないので、別に駅前に住む必要も無いし、都内に住む必要も無いんですよ。

なので、地方のイオンとかの前のマンションみたいな所を、「じゃあ、300万円で買ってそこで生活します」ってなれば、安く終のすみかが買えて、「目の前にスーパーやイオンとかがあるから超便利」っていう状態になるんですよね。

なので、自分の生きている環境が子供がいる家だったら、「学校が近い方がいいよねー」とか、都内の大学に子供が通わわなくちゃいけない時には、「都内の方がいいよね」って条件が色々あって変わるし、「子供がいなくなって自分が働くんだったら都内だけど、別に夫婦二人で住める場所がいいよね」とかで、状況によって必要な家とか場所って変わってくるんですよ。

スゲェ金持ちだったら別に、「俺ここで住むんだ」でいいんですけど、そうじゃないんだったら状況によって変えていった方が安上がりなので。

なので、基本貧乏人は賃貸の方がいいと思うんですよね。

「スゲェ金持ちだからタワマン住みたい」とかで、「タマンの夜景大好き!そのかわり1億払います!」というだったら全然払えばいいと思いますよ。