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ZEONOGRAPHY #3007 アクトザク(ザクフリッパー) レビュー

某ック某フでなぜか900円でした

タイリクオオカミ!ウンウンペンチウムです。この記事は、2005年に発売された、記事名のフィギュアをレビューしていくものです。
ZEONOGRAPHY(ジオノグラフィ)は、GUNDAM FIX FIGURATION(ガンダムフィックスフィギュレーション)の派生として企画され、その名の通り、ジオン系モビルスーツの数々をカトキハジメ氏のリデザインのもと立体化するシリーズでした。
今回入手したものはジャンク品として中古ショップで販売されていましたが、購入してみたところ予備のアンテナを除いて部品が揃っていたため、レビュー記事を投稿してみることにします。


MS-11 ACT ZAKU

「ACT」という英単語には多くの意味がありますが、
その1つに「~に見せかける」というものがあり
「ACT ZAKU」は「ザクになりすました何者か」とも解釈できる、
不気味さが漂うネーミングと言えるでしょう。言えるかな?

本商品は、パーツの差し替えによってアクトザクとザクフリッパー、2種類の機体に換装できる仕様となっています。というわけで、まずはアクトザクの状態を見てみましょう。

ジオノグラフィらしく、全身にびっしりとマーキングやスミ入れが施されており、ディテールの密度も高め。これが4000円で発売できる時代があったというんだから凄い。っていうかアンテナが細い上に硬いから超こわい。

何このポーズ

一方可動範囲はびっくりするくらい狭く、ほとんど旧キットと変わりません。ガシガシ動かして遊ぶというよりは、飾って楽しむ方向性のシリーズだからでしょうかね。

武器の両手持ちを実現するためか、肩はそれなりに引き出すことができます。

また、頭部は外装パーツを外すことができ、ボールジョイント接続のモノアイを動かしてから外装を戻せば、わずかながら目線を変えることが可能です。本当にわずかです。

リアスカートと本体の尻の間には、家電の電源プラグのようなパーツが挟まっています。これを、形状の少し違うパーツに差し替えるとリアスカートからグレーの出っ張りが飛び出した状態になります。

この出っ張りを使って、ザクマシンガン改のマガジンを背部にセットできます。この部分にはほかにも武器をマウントできますが、それは各武器を紹介する際にご説明します。

これがアクトザク用のオプションパーツです。手首パーツはフリッパーと共用で、左右で違う種類の手首が付属します(どうやら欠品ではないようです)。真ん中あたりにある、今にもヒートホークで切断されそうなパーツがさきほど登場したリアスカート用の差し替えパーツです。

マラサイと同形状のビームライフル。Eパックの部分は取り外し可能ですが、外しても本体に取り付けたりはできず、これ1個しか付属しません。

ブルパップガン(4連装マシンガン)はグリップの位置を差し替えることが可能。メ〇カリで見かけた説明書によると、片手持ちの際はグリップが前のほうに来るのが正解の模様。持たせづれえ…

背面に開いた穴を介してマウントできますが、弾倉と干渉してしまうために左利き用みたいな感じになってしまいます。

この色のアクトザクが持っているのはおかしいですが、ザクマシンガン改も付属しています。銃身下部には、グレネードランチャーを取り付けることが可能。

ヒートホークも、専用の大型タイプが付属します。右の持ち手はトリガーに指をかけるポーズのものしか無いために、持たせると微妙にしまりません。

クラッカーまでアクトザク専用のものになっており、バンダイがこれを立体化したことと、ペズンの人たちが専用クラッカーなんぞ作ったことの2重にビックリです。ですがそれよりもビックリしたのが、説明書に「動力パイプにでも引っかけといて」的な説明が書かれていたことです。

こんだけ武器があるので、フル武装をやってみたくなるというもの。ザクマシンガン改は平手を無理やり押し込んで持たせています。

アクトザクに関してはここまで。フリッパーについて紹介する前に、換装についてもちょっと触れておきます。↑の写真の左にあるのがアクトザクのパーツで、右がフリッパーです。真ん中にある、首とヒザ下を没収された人が両形態の共通パーツです。

いくらなんでもひどいと思った股関節の構造。ボールジョイントが腰から真下に向かって生えている構造であるため、可動はまるで望めません。
もしここが一般的な構造だったとて、スカートも可動式にしないと意味はありませんが…

MS-06E-3 ZAKU FLIPPER

フリッパーに換装した状態がこちら。顔やバックパックはもちろんですが、動力パイプを通すために太腿の装甲まで差し替えています。

ディテールの密度は相変わらずで、とくにバックパックは本製品最大の見どころと言っても良いくらいです。ヒレ状のセンサーは、根元のヒンジを造形してあるものの可動はしません。ボールジョイント接続ではあるのでそこでちょっとだけ表情を付けられます。

素体が同じなので可動も変わりませんが、肩アーマーがカメラに変わったことでちょっとだけ動かしやすくなりました。アクトザクはすぐ肩アーマーが外れるもんね。

カメラのレンズは真実を見る瞳!曇りなき瞳を信じる男!

フリッパー用の武装として、カメラガンが付属。これ以外は一切付属しない男らしい仕様です。

そして、マガジンを取り外せます。カメラガンにマガジンとかあるんですかね…?実はモビルスーツサイズの巨大なフィルムが入ってたりするとか?

最後に、付属の台座についてもご紹介します。最近のフィギュアに使われるような台座ではなく、本当に下に置くためのものですね。取り外し可能な接続ピンが生えていて、これを足裏の穴にはめ込む仕様。

最後まで読んでくれてありがとう!じゃあな!

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