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スタジアムスプリント ふりかえり


事前準備

インドアの地図いっぱい読んだ。走った。階段登った。サンガスタジアムの構造を勉強した。
インドアは好きだけど、走る距離が増えるほど自分にはキツそうだな〜とは思った。ので、おそらく簡単めのコースになる1本目より難解な2本目で結果を出すつもりで頑張った。

午前レース結果

MA,26位,巡航114.1,ミス率13.7%

コース図

全体的な振り返り

スプリントとして見れば個人的にはかなり優秀な数字、インドアとして見れば物足りない結果という感じ。上手いバランスでコースが作られていた証拠だと思う。
それほど難易度が高かったわけではないが、スプリントスピードでの細かな地図読みに苦しめられ、疲弊した頭での冷静な判断は普段のインドアよりも難しかった。鍛錬を積みたい。

S→1→2→3

赤:マイルート


S1:0:17(1位)
12:0:28(52位) 積算15位
23:0:49(24位) 積算18位

普通のスプリント区間。インドア慣れの分だけ速かった。特に分析することは無し。毎回スタ1は早いんだけど、その後すぐに戸惑っちゃうのをやめたい(今回だと1→2)。ちゃんと地図読もう。

3→4→5→6

赤:3→4 青:4→5 黄:5→6→7

34→1:14(18位) 積算16位
45→1:02(43位) 積算20位
56→1:39(66位) 積算34位
67→0:23(8位) 積算31位

3→4はキャノピーから出て北西の赤階段を使うルートもあるが、こっちの方が速そう。4→5で出戻りになることは先読みで分かっていたのに脱出の方向をちょっと間違えたり、5→6で建物内部に入りそびれて迂回してしまったり、微妙に地図を読み切れていないが故のミスが続く。
地図上では通過可能であることが鮮明に分かっても、現地では空いている扉とそうでない扉の区別がつけにくい。正しく構造を理解して確信を持って走らないと、スピードも落ちるしミスもしてしまう。1度止まってでも構造とルートを頭に叩き込んでから走り出したいところだが、それをしてしまうと自分の走力では勝てないのが難しいところだ。

7→8→9→10→11→12

赤:7→8→9 青:9→10 黄:10→11 緑:11→12

78→0:35(25位) 積算21位
89→0:48(19位) 積算20位
910→1:18(47位) 積算20位
1011→2:06(7位) 積算14位
1112→0:42(10位) 積算10位

多少のロスはあったものの、大きなミスはなく進めたゾーン。2F〜4Fの往復でインドア要素が増し、周りにミスが増えた分だけ積算の順位が上がった。スタジアムの座席の構造が難しく、どこから座席部分に入っていいのかがなかなか掴めなかった。そのあたりでの細かいロスを減らしていきたい。
10→11で黄色階段を降りてる時に転倒して、手に持っていたプレコンを壊してしまった。床とコンパスに挟まれて爪も痛かったけど、買ったばかりのコンパスが壊れたことがなによりも痛くて、悲しみで5秒くらい止まってしまった。これが良くない。悲しみに暮れている暇があったら少しでも地図を読み込み、歩みを前に進めたいところだ。インドアは切り替えと整理が肝要。
出走前に広大の加藤くんから「階段滑りますよ」と聞いていたにも関わらずやらかしてしまった。今後は、人からもらった忠告は今まで以上に心に刻んでレースに臨みたい。

12→13→14→15→16→F

赤:12→13 青:13→14 黄:14→15→16→F

1213→2:33(103位) 積算30位
1314→0:56(7位) 積算29位
1415→1:25(32位) 積算27位
1516→0:19(4位) 積算27位
1617→0:06(44位) 積算27位

レース全体で唯一大ミスをしたのが12→13。赤線は思い出せる範囲で実際に通ったルートを描いた。左回りを選択したこと自体がミス(おそらく緑ルートが最速)ではあるが、+0:10くらいで走れるルートではあった。何を勘違いしたのか、12ポで地図を読んだ時点で、13ポのそばは左回りでも右回りでもスタジアムの外に出ずに行けると思ってしまった。疲労もあって頭が回らなくなり、地図も見ずに壁が出てくるまで走ってしまった。壁に当たってからも、観客席に少し入れば巻けると勘違いしていたので、客席を右往左往してしまった。あまりに焦ってしまい、目指しているポストが15だと一瞬勘違いするほどだった。戸惑いながらスタジアムの外に出たあたりでようやく理解した。
このレッグを無難にこなせれば15分台だったと思うと非常に悔しい。
それ以降は簡単なナビゲーション。階段の下りがちょっと得意っぽい。登りが苦手なので相殺されてますね。

レース後

久々にランシューで凍っていない地面を走れたので、思わずスピードが出た。そのせいか、終わってからずっと喉が痛かった。最初から最後まで30秒後スタートの一戸に追いかけられ続けたので、そのおかげで最後まで踏ん張って走れた。
終了後はいろいろな人と話した。午前のレースの話、セレの話、来年の大会の話、全日本リレーの話、午後のコースの予想の話など、いろいろな人と話せて楽しかった。同期や大学の先輩、参加した大会で関わった方など、いろいろな方と話せて良かった。コースが面白いおかげで、終わった後に話すことが尽きないのもインドアOの良いところだと思う。

午後レース結果

長め,18位,巡航152.2,ミス率47.2%

コース図

おそらくだけど、最速を狙った人と立禁を通ってパンチしてしまった人がいるために巡航が狂っているので、タイム比較はあまりせず、純粋なルートの比較をしていこうと思う。

S→1→2

赤:マイルート

S1→0:37(4位)
12→0:17(3位) 積算2位

デフを見たところポストが8つしかなく、おっかなびっくりのスタート。ただ序盤は簡単だったので、とりあえず普通にオリエンをする。同時スタートの人がとても速くて、すごいな〜と思いつつ競いながら走ったが、普通に2人揃って速いだけだった。

2→3

赤:最終的なマイルート 青:ベストルート?
赤→黄→赤:次点?


23→17:02(81位) 積算74位

記憶を消してもう一度やり直したいレッグ。いや、なんなら記憶残したままもう一度走りたい。立禁によって分断されている場所と接続されている場所の関係が理解できていないまま、焦りに身を任せてとりあえず見つけた行けそうなルートを遂行した(青ルート途中まで)。が、2Fに上がったところで、通れると思っていた南西の黄色階段に抜けるルートが無い(立禁で塞がれている)と勘違いしてしまった。ただ、地図に描いた青ルートは正直最初は見えていなかったので、最初から何か勘違いして動いてしまった可能性が高い。代替案を現地で探したものの見つからず、最初に多分行けるだろうけど長すぎるな〜と思っていた赤ルートの遂行に切り替えた。終わってから振り返って、途中で黄色ルートを使えばかなりの短縮になったことに気がついた。ここまで難解なコース/構造だと、先に使えるルートを見つけておく必要があった。あまり読み込まず、見つけたルートをとりあえずで走ったことが、後々のルートミスにも繋がってしまった。
普段のインドアでは、多少遠回りに見えてもすぐに見つかったルートを遂行することを身上としているが、このような場合もあることを学んだ。スタジアムの場合は特に構造が複雑で、階層によって形も全く違い、どこが繋がっているのかもしっかりと地図を読まないと分からない場合が多いので、これからは移動し始める前に時間を使って読むようにしたい。

3→4

赤:マイルート 赤→青→赤:ベストルート? 緑→赤:微妙?

34→6:10(35位) 積算46位

2→3の逆辿り的になりがちなレッグ。自分は2→3ですでに4ポを通っていたので、そのまま戻った。ただ、2→3と同様にショートカットできる青ルートがあったので、こちらを使うのがベストルートになると思われる。2→3のベストルートを遡る緑ルートは流石に距離が伸びすぎそう。

4→5

赤:マイルート

45→1:22(46位) 積算43位

かなり簡単めのレッグ。繋ぎ的な?
とは言いつつも、2→3→4で走りすぎた疲労と入口見逃しで普通に遅い。ここまでのレッグで、地図が読めておらず現地に突っ込んでから修正することが多すぎて、かなり不安になっていたような気がする。こういう不安を無くすという面でも、先に地図を読み切っておくことがかなり重要な気がする。

5→6

赤:マイルート 青→赤:次点?

56→4:31(12位) 積算29位

2→3で彷徨っていたおかげで、おそらくのベストルート(赤)はすぐに見えた。インドア、往々にしてこういうことがある。
これを実行したあたりで、2→3もこっちを使うべきだったのではないか、とほんのり気付いた。インドア、往々にしてこういうことがある。
青ルートも悪くはなさそう。何より、このルートが見えていると6→7でもこの逆辿りが実行できるという強みがある。インドア、往々にして(ry

6→7

赤:マイルート 赤→青:ベストルート 赤→緑→青:次点?

67→5:40(30位) 積算21位

問題の赤ルート大外回り。村上さんは午前中のレースで車道に出ようとして止められたらしい。これを公開することで記録変更でDISQになるかもしれない。一応地図表記的には問題ないよね?自信無くなってきちゃった。
6ポで座ってじっくり考えたが、青ルートは見えず。南西の黄色階段から南東の黄色階段の移動も、4Fの接続も、どちらもレース中に1度は見えていたのにこのルートは思いつかなかった。1度発見したルートを記憶してレースを進める重要性を理解した。レース後にみんなで話していた時にこのルートを見つけて、めちゃくちゃ悔しかった。

7→8→F

赤:マイルート

78→1:08(22位) 積算18位
8F→0:05(15位) 積算18位

言うことなし。自分に関していえば67で通っているルートだったので、ただ走るだけだった。

レース後

こんなに走り終わった後に話すことがあるレースも珍しかった。スタートが早かったので、自分がフィニッシュした時点ではまだ長めコースは3,4人しかフィニッシュしていなかったが、すでに平岡さんはあまりに速いタイムを出していた。
ただ、改めて振り返ってみると、もっと上手に地図を読めれば自分でも出せる可能性のあるタイムではあったと思う。それが出来ないから難しいコースなのであり、それが出来るから平岡さんはすごいのではあるが。

2本ともあまり結果は奮わなかったけれど、レース前の高揚感も、レース中の焦燥感も、レース後の楽しいおしゃべりも、個人的には通常のスプリントやフォレストでは味わえないものだと感じているので、これからも似たような大会があれば積極的に参加していきたい。次は鎌ヶ谷だ!

こんなところまで読んでいる人はいないでしょうが、走った人でも地図だけ読んだ人でも、こんなコースを通ったよ、こんなコースの方が速そうだよ、とかあれば(というか多分ありますよね)教えていただけるとありがたいです。

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