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SERIOUS BACON ③

前回の続き。

振り返ってみても、海外アーティストと言えども、私の2年半やってきた「推し活」はごくごく普通のことである。

気に入った音楽をたくさん聴いて
CDとグッズが出たら買って
ファン投票に参加して
SNSに感想やコメントを書く。

何も特別なことはしていない。
けど、今回来日した時のインタビューを読むと、「推し活の方向性」は間違っていなかったんだな、と鳥肌が立ったところがあって。

彼らが日本デビューを決めた理由を質問されていて

・自分達の曲が多く聴かれている国データをチェックしたら日本が多かった
・SNSで日本のファンの方が〈来日してほしい〉と言っていただけたのが大きな決め手となった

と答えていたから。

<Mikiki by TOWER RECORDS>
このインタビューが好きで、何度も何度も読んでいます。

うぬぼれかもしれないけど
今回来てくれる決意をするにあたって一部の力にはなれたのかな、
自分が思いつくままやってきたことも無駄ではなかったということかな、
と思えて嬉しかった。

これぞSNSの正しい使い方で、
素晴らしい時代になったものです。
日本からタイまで、想いと熱意が届いた気がして、本当に嬉しい!!!!!
やっぱり黙っていたらダメ、ちゃんと伝えなきゃ、と再認識しました。

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話が飛ぶけど、他に書いておきたいことがある。

2nd Verseクレジット

2番Aメロでガラッと雰囲気が変わる曲が多いので、ここだけ作者が違うのだろうということは予想していた。
共作の場合、そこはMuangくん作なのだろうと。
なんか洋楽っぽいテイストが入っておしゃれな雰囲気になる。
でもちゃんとBメロでうまく元のメロディーに着地させて、サビに戻っていく感じが凄く好きで
これがSERIOUS BACONの楽曲の魅力の1つであると思っている。

「เพื่อนดีเด่น (BEST FRIEND 4EVER)」「รักเขาแทนฉันที (Promise Me)」あたりから、クレジットにどこを担当したのかを詳しく明記するようになった。
(予想通り、2nd Verseを担当していた)
共作で誰がどこを作ったのかというのは私はとても知りたい人なので、こういうクレジットや他のインタビューからもどうやって制作しているかが見えると、より好きになる。

私は昔からこういった制作者や演奏者やコーラス担当者、はたまたエンジニアさんに至るまで、クレジットは隅々までチェックして天才を見つけるのが大好きな人です。
(元Beingファンだからね😌)
ライナーノーツやインタビューを読んで作者の意図や制作秘話を知るのも大好き。

クレジットにMuangという名前がたくさんあればあるほど毎回喜んでます😆
タイ語を勉強し始めたら、Cakeちゃんの描き出す歌詞の世界にもハマるんだろうな。
T-POPというジャンル関係なく、もはや普通の音楽として、ただ好きなので追いかけて聴いています❤️
とは言っても、T-POPはメロディーが素敵な曲が多いので、ジャンルとしても好き。


インタビュー記事まとめ

インタビュアーさんが全員素晴らしいです。
私の聞いてほしかったことをうまく聞いてくださっていて、神です。

<タイランドハイパーリンクス>
結成の経緯などが詳しく書いてあって感激。

<山麓園太郎さんのインタビュー>
なぜ今回日本が選ばれたのだろうと思っていたので、音楽マーケットの話は興味深かったです。歌詞の字幕のところには非常に共感。

<Billboard JAPAN>
経歴、音楽の特徴、MV、サポートメンバー、新作について等、満遍なく網羅していて、さすがビルボードです。


ちなみに彼らの情報が欲しくて2年半前に私が読んでいたのは、デビューしたばかりの頃の以下のインタビューです。
名前はDumped BaconやSleepy Baconの候補もあったとか、いろいろ興味深い話が読めます。
(私は英語の長文を読むのが得意ではないけど、英語翻訳で、頑張って読んでいました。日本語翻訳でも6割くらいは分かるけど、翻訳が変なところだけ英語に戻って読むのもいいかも。)

これはデビューして4ヶ月の頃のインタビュー。今読むとなかなか感慨深いものがある。

このインタビューも好き。
曲解説とかコロナ禍に何してたとか。


次回はライブの感想を書きます。