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FIELD OF VIEW 29th Anniversary Live 感想

時系列の整理から。

サプライズの始まりは
2024年1月20日に新宿LOFTで開催された、浅岡雄也さんのバースデーライブ。
ライブの途中でハッピーバースデーの演奏が始まり、会場のファンが一緒に歌い
バースデーケーキが運ばれて来るのが例年の流れだ。
浅岡さんに所縁のある方がプレゼンターとなってケーキを運んで来られる。

私は現地に行けずに、家で生配信を観ていた。

今年、ハッピーバースデーの歌に合わせて現れたのはなんと
FIELD OF VIEWのギター、小田孝さん!!?!!😳

2002年12月1日に赤坂BLITZでのライブをもってFIELD OF VIEWが解散して以来
20年以上、一度も表舞台に姿を現すことのなかった、あの小田さん。
2020年以降のFIELD OF VIEW活動再開後も、彼の参加は無理だろうとメンバーが吐露していたこともあった。
しかしその場で、FIELD OF VIEW29周年ライブに "調整できた場合に" 出演することが発表されたのだ。
あくまで「調整中」だ。

FC優先チケットは、小田さんに関しては「(調整中)」のまま発売された。
2月26日に小田さんは「(東京のみ調整中)」に表記が変わった。
今回、大阪公演の日程がGWの真っ最中(例年この日は実家帰省のため難しい)ということもあり、
私は大阪在住の者だけど、大阪公演への参加はいったん見送ることにした。

そして、「(調整中)」の文字が消え、東京公演(5月18日と19日)への出演が決定したのは4月3日。

私の日程調整次第では、大阪公演も一般販売チケットや当日券で行けたらいいなと思っていたが
チケットが売り切れてしまったので、東京Day1のみの会場参加となった。

配信チケットの価格を見たときに、正直高いなぁと思ったけど
その価格に見合った価値があったと思う。
とても綺麗な映像で、音も素晴らしかった。

配信チケット販売時のコメントが泣ける。
引用--「会場チケットは即完売してしまったけれど、22年ぶりの小田孝を皆さんと一緒に迎えたくて、最高の人財と機材と技術を投入しました」

。。。両日ともぜひ買わせていただきます。
高いとか思ってすみませんでした💦

Day1 会場参加 その後配信視聴
Day2 配信視聴

----以上が前置きです。

浅岡さんの衣装は
Day1はグレーのスーツ
Day2はシンプルな黒スーツ

2020年以降のFIELD OF VIEWのライブのステージにおいて
今までと違うところはまず、FIELD OF VIEWのロゴの旗がなくなったこと。

私も大人なので、旗がない事情はなんとなく分かる。
代わりに、ステージの上方両サイドにモニターが1つずつあり
曲に合わせてスクリーンセーバーのような幾何学模様が流れていて
客席両サイドのライティングも連動していた。
あまり配信には写っていないが、この演出にはどのような意味があったのだろう。

<セットリスト>

Day1は浅岡さんいわく、乾燥が酷かったそうで、
たしかに今日どうしたんだろうと思ったこともあった。
近年のFIELD OF VIEW公演では歌詞を間違えることも少なかったのに、Day1はけっこーな間違い具合で。
途中、胸が攣ったりして痛そうで😨💧

小田さんが登場するまで、何だかみんなメンバーも客席もそわそわしていた気がする。

「小橋さんは愛についてどう思うかを聞きたい」と無茶振り難題を投げかけたときの
小橋さんの回答は完璧だった。

小田くんまだですか?って感じで
ずっと待っている自分がいる。
リハはしたけど、彼がそこにいる光景を見るのは久しぶりだし
リハの彼の後ろ姿をみて嬉しかった、
待っててよかったなと思って。
この気持ち、愛だろ?

小田さんまだかな~というみんなの気持ちを代弁して、めちゃくちゃ綺麗にまとめて
さすが小橋さんだと思った👏

私達ファンもみんなその時を待ちわびていたけど
メンバー自身が一番喜んでいるのだということを、ここで実感した。

小田孝!と紹介されて出てきたとき
みんなの大歓迎ぶりにめっちゃ照れている姿が可愛かった。

新作「ガラクタ」発表


ずっと温めていた曲で、小田さんが帰って来るときに世に出すしかないと5~6年前から作っていた。

作詞:浅岡雄也
作曲:小田孝
編曲:池田大介、浅岡雄也

という制作陣だそうです。

最初浅岡さんは、この新曲をこのライブの1曲目にしようとして、
小橋さんに「小田さんが作ったんだから小田さんが弾くべきだ」と止められたんだとか。
韻を踏んだサビ始まりの曲で、歌詞が印象的。
間奏のシンセがいかにも浅岡さんという感じのアレンジ。
”Rain song”という仮タイトルだったらしい。
緊張からかまだ固い表情の小田さんだったけど、間奏で横目でニコッと笑ったとき安心した。

小田さん登場1曲目の後の、なりやまない拍手。
会場全体の温かさが滲み出ていた。

Stillのとき、小田さんの目の前でヘドバンする浅岡さんを見て、笑っちゃってる小田さん。
22年4ヶ月ぶりに戻ってきてくれた嬉しさを炸裂させている。
森本さんとのツインギター、まだ距離が遠いなぁと思ったら
Day2ではだいぶ距離が縮まっていた。最高。
配信では「小橋さんのいるドラムの席から見た小田さん」のカメラワークが最高だなと思った。
アウトロ中に小田さんが小橋さんの方を見てアイコンタクトで通じていた瞬間を目撃したとき、「歴史的な瞬間」を見たような気がして感動した。

小田さんって
(あくまで私の抱いていた印象ですが)
もともとクールでマイペースな印象だったし
もともと自己主張の強いプレイスタイルでもなかったし
浅岡さんのように全身で嬉しさを弾けさせたり、めっちゃ感動してる!というのを表に出すタイプではない人。

けど視線がすべてを物語っていた。
「目は口ほどにものを言う」とは、こういうときに使うのだなと思った。


DANDAN心魅かれてく

ギターソロ前の「ギター、小田~!」の紹介!この時を待っていた。
ギターソロ中の小田さんの背後にくっついて邪魔をする浅岡さんにまた笑っちゃってる。
Day2は「僕と踊ってくれないか」のところを小田さんに熱烈アピールして苦笑い。
何度でも繰り返し見たくなるシーンだ。

Holiday

小田さんが帰ってくるまで封印してたという、解散ライブで演奏した最後の曲。

"Don't say good-bye"
というこのフレーズが、まさか22年4ヶ月後に回収されるとは、素晴らしいじゃないか😭‎

こんな日が来るとは思わなかった。最高すぎる。

解散ライブのあの日を思い出して、またライブで聴ける日が来るとは思わなかったな~と考えながら聴いていたら次第に涙腺が緩んで
さらに浅岡さんが目にいっぱい涙を浮かべているのが見えてしまったので
私も涙を堪えきれなかった。
周りでも泣いている人がたくさんいた。
浅岡さんが泣くのはそんなに珍しいことではないけど
その後ろで小橋さんがあんなふうに感極まっている姿は初めて見たかもしれない。

小田さんのギターソロでの終わり方は、誰が考えたんだろう。本当に素晴らしかった。

君がいたから

Day2 小田さんがAメロBメロを口ずさんでる!!
微笑んでる!!
ギターソロあり
最高だった。

※今回の記事、「最高」ばかり書きすぎな気もするけど、本当に最高だったの。

hanaちゃんが、演奏中の小田さんの後ろで何とも言えない表情(尊さを噛み締めていたようです)をしているのを見て、
森本さんもSunnyさんも徳永さんも凄く優しく温かい眼差しで、FIELD OF VIEWのメンバーを見守っていて
(いつも素晴らしいサポートメンバーに囲まれているけど)
今回このサポートメンバーさんたちで本当に良かったなと思った。

We are FIELD OF VIEW

今回不参加の新津さんからはメールがあったとか。
「ライブ開催おめでとうございます。頑張ってください」
なんだか新津さんらしい。
事情があるのだろうけど、やっぱりファン的には「あと1人!あと1人!!」という気持ちになっちゃう。

<その他まとめ>

キボウメロディー :歌詞変更「20年振りの同窓会」
渇いた叫び:遊戯王といえばFIELD OF VIEWと言ってもらえる。それ以降の主題歌を意外とみんな知らない。
たしかにミセスのSpeakingも遊戯王エンディングだったのに、曲は知っててもタイアップは最近まで知らなかったな💦
恋が愛に変わってゆくまでに:オシャレなサウンドに生まれ変わって新鮮だった。
Dear old days:凄く素敵だったので、現地で聴きたかった。
イントロのオリジナルの森本さんのギターがめっちゃ良かった。
キーを下げると大人っぽく落ち着いた感じになって、凄く良い。
前回の「明日のために」からの流れで、高いキーを下げて落ち着いたシリーズ、続けて欲しい。
Last Good-bye:フェイク入れてファンに怒られてからCDどおりに歌うようになったのは何度か聞いたことのあるエピソードだけど、この曲だったのか。(このファンの方の功績、凄い笑)
Day1はこの曲の途中で胸の筋肉が攣る。
Day2で、この曲でマイクスタンドから離れて動き回ったのは初めて見たような。 要確認
→合ってた

Beautiful Day
ストリングスの鍵盤による再現、hanaちゃん最高。ブラボーすぎる。
毎回凄く細かい旋律を丁寧に熱演してるから、この曲のときはみんなもっとhanaちゃんに注目すべきと個人的に思ってる。
名言「まだ何も始まっていないし何も終わっていない。これから先も皆さん新しいことをどんどん始めてください」
→はい、頑張ろうと思います。。

ところで、小田さんのギターはファイナルライブの映像と見比べると凄く似ているんだけど、同じギター?なのか気になっている。
もし同じなら、ますます胸熱✨
→Xで浅岡さんから、「同じギターである」とのお返事をいただきました!(2024.5.28)

今回使用のギター
ファイナルライブで使用のギター


Day2は冷房切って、加湿器もたくさん置いたおかげで
汗だくで暑そうだったけど、浅岡さんの歌の調子がすごくよかったように思った。
配信でも素晴らしかったから、会場で聴くともっと良かったんだろうと思うので羨ましい。

小田さん、Day1は緊張してたんだね。
Day2の撮影タイムは、無事終わってほっとしたのか手を振ったりとか笑顔とか。
私もカメラにおさめたかったけど、皆さんがアップしてくれた写真を楽しみます。

30周年はこの3人でやる。
サポートメンバーはほぼ同じ。
会場規模が大きくなる。
小田さんは全曲参加予定。
と嬉しい発表あり。

‘’いつまでもあると思うなFIELD OF VIEW‘’
とは今回言わなかった。
25周年のとき、30周年までFIELD OF VIEWをやると言っていて
来年の30周年で一区切りつけるのかと思って心の準備を始めようと思ってたけど
「アメーバのように形態を変えながら続けていきたい」と明言されたので、今後も続いていくことが分かって嬉しかった。
これからも期待したい。
そのためにはまずメンバーの皆さんがいつまでも健康であることを祈っている。
本当にお願いします🙇‍♀️