保育園見学⑤

先日5つめの保育園見学に行った。

半年前にオープンしたばかりで、5800円もらえたら床をひと舐めしてもいいくらいとにかく綺麗。
ヘリンボーンの床に赤茶色のレンガとモルタル調の壁紙でおしゃれカフェの雰囲気で、保育士のエプロンもくすみカラー、園児帽も制服もくすみカラーの映え保育園だった。

脳ガチ勢じゃないからよくわからないけど、子どもの目にはビビットカラーの方が認識しやすそうだから保護者からの人気獲得狙いだと思う。


園長先生に説明を受けながら園内を歩いた。
「おやつは手作りにこだわってます」と言っていたが黒板には"今日のおやつ ベジたべる"と書いてあって嘘松だった。別にベジたべるでもいいけど。

日中は、触覚を育てるなどと言って高野豆腐を握りつぶしたり春雨をちぎったりとフードロスゼロに歯向かうような遊びをしているらしい。

他には、透明のビニール傘越しに雨を見る遊びをやっているらしいが、それは別に普通だろと思ってしまった。


4.5歳児の部屋へ入ると大きな声でこんにちは‼️と挨拶してくれて、保育園見学5つ目にして初めての園児からの挨拶に感極まってしまい涙が出た。

※妊娠中からかなり涙脆くなっており、ひどい時期は昭和のスター特集で西城秀樹が"HIDEKI"という文字が入ったクレーン車に吊るされる映像を見て、わざわざHIDEKIって文字入れして偉いなぁと感動しボロ泣きしてしまった。今はちびまる子ちゃんでまだまだ泣けるレベルです。

4.5歳クラスの壁には制作物が掲示してあった。
園児が絵の具をグチャっとやったであろう円に先生が目玉と"𝓜𝓞𝓝𝓢𝓣𝓔𝓡"と草書体大文字を書いているのがあり、流暢そうだなぁと思っていたら、園のクラス名も全部英語で、ほんのり英語に力を入れているようだった。

最近は幼少期から英語をやるのがトレンドなのかもしれない。


その後は園庭(屋上)へ移動した。
人工芝が敷き詰められた30畳ほどのスペースで、一体ここで何ができるのかと思っていたが、子どもたちは特に何もせず陽に焼かれて鼻を垂らし、時折来る電車を見ているだけだった。

見晴らしの良い屋上にはミニトイレがあり、ミニトイレにはきちんとエアコンも設置されていて、なんかスゲーけど…でもなんもしてないよなぁと思ってしまった。

幼少期から高層階のベランダで遊ばせ続けると、風景に慣れてしまい恐怖心がなくなり、怖くないため好奇心でベランダの柵を越えて落下する可能性があるという恐ろしい記事をネットで見たため、屋上で日常的に遊ぶのはちょっと嫌だなと思った。


保育園はいくつか希望を書いた中から点数に応じて入る園が決定するため、通えるならできるだけ多くの園を希望したいと思っている。

くすみカラー園の一番の懸念点は立地にある。
家から徒歩15分ほどだが、他の保育園は8秒、6分、10分、12分くらいなので少し遠い。

また、駅と逆方向なため、電車に乗る45分前くらいに家を出ないといけない計算になる。

保育園は線路と国道に挟まれており、連れていくのも危険だし、園児たちは国道を渡れないため日中は公園に行けず、比較的車通りの少ない車道を渡る練習をしているか、屋上で鼻を垂らすかのどちらかであまり動き回って遊べなさそうだなと思った。

来年度から新しい園庭が出来るらしいが遊具があるかどうかも何にもわからないそうで、ウーン…となった。

説明の最後で「保育士たちはネイル自由です」と言っていて、それはいいコトじゃん♪と思ったけど、そんなの懸念点に比べてあまりにも弱すぎる。


これで通える範囲の保育園は全部見たので希望の順位も決まった。

1位 ③公園の中にある保育園(日記未登場)
2位 ①のんびり保育園
3位 ④53万美味しんぼ保育園

③日記未登場の園は、建物内の階段部分にロープのデカ遊具があったり子どもたちの隠れ家的なミニロフトがいくつもあったりと、かなり魅力的だったが、人気すぎてシングルマザーとか親が保育士とかバカ高い点数の人しか通えないので多分落ちると思います。

②のお制作教育保育園と今回の⑤くすみカラー保育園は希望に入れないと思う。

保育園見学面倒だと思っていたけれど、結構楽しかったので未就学児がいる親御さんは行ってみてください。

以上

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