5人

中学の頃からの友人と先月久しぶりに会うことになった。
前回は3人しか集まれなかったけど今回は4人集まった。

1人は遠い県へ引っ越して、なかなか会うのが難しくなってしまった。

2020年10月の日記↓にも同じ友人たちとの話を書いたのですが、1年半経った現在もまだご飯がベチャベチャでパートナーと喧嘩していた。
でもご飯ベチャベチャ喧嘩カップルは結婚したそうでめでたかったです。

1歳の子どもが居る友人の家にお邪魔させてもらったら友人と全く同じ顔面の小さき命が走り回っていて愛おしかった。

出産が痛すぎてその辺に立ってる看護師さんのポニーテールをつい引っ張ってしまい怒られたとか、破水の返り血で助産師さんの顔がサスペンス映画みたいに真っ赤に染まったといったエピソードを聞かせてくれて、冷静に考えたら怖すぎるけどその場が楽しくて何聞いても面白いモードになってたからゲラゲラ笑った。

もう1人は1時間遅刻してきて、どうしたのかと思ったら大人気おはぎ屋さんで行列に並んでみんなのおはぎを買ってきてくれたらしいけど、あんこ嫌いだから食べられなかった。

中学に入学してから今までずっと仲良くしてもらっているんですが、思春期には服装や持ち物、道徳観など周りに結構影響を受けるから、当時からいい人たちが近くに居てくれてありがたかった。

友達が掛けてくれて嬉しかった言葉を真似したり、自分の得意不得意を知ることができて良かった。

実家がゴミ屋敷だったので、友達がいなかったら姿勢を良くしたりハンカチを持ち歩いたり、髪の毛を整えるというような基本的な清潔感ある習慣も身に付かなかったと思う。

当時は体育の時間にエアバンドという遊び(ギター、ベース、キーボード、ボーカル、ドラムをエアーでやる)をやったり、自らの腕をクロスして体操服の中に入れて走り回る遊びをよくしていて、あの頃の超楽しい記憶が今の私の人格を形成していると思う。

なぜ体育の時間にやるかというと、体育の時間だけ男女別で、男子がいるところで騒ぐと一部の血生臭い男子生徒から罵声を浴びせられたり物を投げられたりして怖いからです(治安が悪いので)。

うちのきょうだいはみんな友達があまり居なくて、大人になってから金を取り合ったり男を取り合ったり嘘をつきまくったりで倫理観がヤバくて結構暗く深い闇に入ってて、デフォルトで育つと私もそうなってただろうから、たまたま良い友達がいたおかげで今スッキリとした気持ちで過ごすことができて運がよかった。


ライフステージの変化で昔からの友達に会えなくなりそうだし、会える距離にいても価値観がすれ違ってしまうと人間関係はたやすく切れてしまう恐れがある。

人は皆、私のことをうっすらウザがっているだろうなという思い込みがあり普段自分から連絡したり誘ったりしないけど、疎遠になると悲しいし人任せにしていてはアカンので、年に1回くらいは連絡しようと思います。

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