REMO 2種類のコーテッドエンペラー
レモのコーテッドエンペラー。
ご存知の通り、「-00」「-JP」の2種類が存在している。
そして、ついでにVintageタイプも含めれば3種類ということになる。
「-00」と「-JP」の違いは、ベースフィルムの違い(クリアとスムースホワイト)であるという事実認識は、十分に浸透したように思う。
(フィルム違いはアンバサダー、ディプロマットでも同じ)
しかし、意外と知られていない事実が隠されているのだ。
2ply(2枚フィルム構造)はすべてのモデルで共通の仕様なのだが、実は、「-00」と「-JP」は厚みに違いがあるのである。
REMO official サイトを確認してほしい。
「-00」は:Constructed with 2-plies of 7-mil Coated film
「-JP」はご存知の通り、スムースホワイトベースのエンペラーゆえ:Constructed of 2-plies of 7.5-mil Smooth White™ film
なのである。
そして、3つ目のVintage: Constructed with 2-plies of 7.5-mil Coated film
すなわち、コーテッドエンペラーJPはヴィンテージエンペラーのフィルム違いという認識が正しいことになる。
「-00」と「-JP」で、打感やサウンドが大きく異なる理由はこんなところにあったのだ。
(アンバサダーの場合、確実に違いはあるが、ここまでの差異は感じられない←あくまで筆者の私感)
ちなみに、ドラムシティでは、14インチに限って言えばほぼ常時、2種類のコーテッドエンペラー(&ヴンテージも)をストックしています。