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Vの推しがきっかけでbeatmaniaIIDXを始めた話 〜八級クリア編〜

はじめまして、beatmaniaIIDXを初めて1ヶ月とちょっと。現在七級の緣寿です。今回は私が初めてまともにプレイした音ゲーについて少しだけお話しようと思います。

8月から密かに推し始めたにじさんじ所属Vライバー、社築氏に軽率に触発された結果。非ゲーマーの私は人生で初めての音楽ゲームに手を出した。

私にとってゲームセンターとは買い物にイ○ンに来た際の暇つぶし用の遊び場であった。文字通り非ゲーマーで、 ゲーセンに来てもやるものはクレーンゲームか10年選手の古びたカードが未だに残ってるDIVAを1度だけ。

私にとってゲーセンとはその程度のものであり、ましてや音ゲーなんて太鼓と初音ミクとDDR(見る専)しか知らなかったのである。

そんな折、推しくん(私は検索避けの為にこう呼んでる)こと社築氏の頭の悪い突発企画が始まった。それが、(10/25)極悪おみくじ☆12ランダム選曲で4連続フルコン頑張る配信 https://youtu.be/6OvN00EsGYo である。実に3回続いた企画であり、11月2日の2走目https://youtu.be/4-OTXJTxhh4 、そして11月12日の3走目 https://youtu.be/AXWqxlHdGtY にて完走。第3回目にして彼は悲願の☆12楽曲4連続フルコンと、更に音ゲー史に残るとある快挙を達成した。

私は音ゲーにほぼ触れず生きてきたので、弐寺(beatmaniaIIDXの通称。何故こう呼ぶのかは知らない)というゲームを彼がきっかけで知った程にはにわかだ。その私が初見で、心からドン引きする位には彼の腕前は一流。何せその界隈のガチ勢から一目置かれるような存在だもの。当たり前である。

推しに軽率に触発されるし、物凄く影響を受ける悲しきいちオタクの私。配信から1週間後の11月1日にいそいそとbeatmaniaIIDXが置かれているゲームセンターに向かった。

そこに置かれていたのは旧筐体。推しくんの3Dお披露目にてモデルが作られたビカビカ光ってる新筐体ではない方のもの。それでも、意味がわからない位筐体がでかい。初音ミクのゲーム位しか定期的に触ってこなかった私、死ぬほどビビり散らす。幸いにもそこは2台置かれており、モタモタしてても咎められることは無く。店員さんに聞きカードを作ってもらい設定に四苦八苦し(一敗)何とか登録を済ませた。

正直1人で始めるのはとてつもなく勇気がいった。何なら音ゲーのためにカードを買ったのが10年振りである。心の中で推しくんの「俺が付いてるだろ?」と言う言葉を必死に反芻しお立ち台に立った。足は震えていた。

結果は散々だった。ギリギリクリア出来ても☆1をミスりまくりEかD判定。それはそうだ、初期設定も何も知らないまま素の状態でプレイしていたから。

それでも、ほぼゲームをしないこの私が

「推しと同じゲームしてる!」

それはもうびっくりするくらい嬉しかった。最初の緊張などとっくに吹っ飛んでいた。

だって、推しと同じゲームをしているのだ。そもそも私はゲームをほとんどしない。やってもどうぶつの森を1年くらいか、ポケモンを1度目の殿堂入りまで。最近のはストーリークリアもままならない。そんな私が、

推しと同じゲームをしている。否、出来ているのである。

どんなに下手でも全く問題なかった。嬉しさのあまり、自己満で次の日の彼の配信にてスパチャを送ってしまう程には浮かれた。優しいことに彼も「始めてくれてありがとう」と返してくれた。オタクは泣いた。

今までの私ならそこで満足し、もうこのゲームに触れることは無かっただろう。だけど、その日の配信、そう2走目の極悪おみくじを見て、続けたいと思った。

私はつい先日始めたばかりで、彼は15年以上続けているトップクラスの腕前の人。(あまりに上手すぎて前世バレしたらしい。真相は知らんけど)比べるまでもなく天と地の差。それでも、くじ運の悪さと譜面の極悪さにめげずに頑張る推しを見て、またやろうと決めた。

20歳をとっくに過ぎた、世間ではアラサーと呼ばれる年齢が目前に迫るこの歳になって新しくものを始められるなんてそうそう無い。折角、折角彼がきっかけで今までほぼ関わってこなかった完全に新しいジャンルのものを知れたんだ。

とりあえず今のスコアを更新できるようになろう、そう決めてその次の週もゲームセンターに足を運ぶことを決めたのだった。 

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