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■ 其の62■ ジャングリア VS 国家プロジェクト

🔣沖縄に建設中で2025年に開業するテーマパークの名前が「JUNGLIA(ジャングリア)」に決まったというニュースを見ました。
最大のポイントは、この最高経営責任者(CEO)が森岡毅さんで、発表会の冒頭にお一人で登場して思いを語ったことです。森岡さんはユニバーサル・スタジオ・ジャパンや丸亀製麺の経営を立て直した方です。
どんな事業でも、最も大切な1丁目1番地は「このプロジェクトの顔はこの人だ」ということが明確であることです。

🔣ここで、「 自動車名 開発責任者  」 を入れて検索してみます。
 プリウス 開発責任者 ⇒ 主査 大矢賢樹
 
ノート 開発責任者 ⇒ 渡邊明規雄 チーフビークルエンジニア
 МXー60 開発責任者 ⇒ 開発主査 和田宣之
 
ステップワゴン 開発責任者 ⇒ 開発責任者  蟻坂篤史
 自動車メーカーにとって、新型車を開発して世に送り出すというのは、その度ごとにまさに社運を賭けたプロジェクトでしょう。そのトップに立つ人の責任と重圧たるや相当なものでしょう。だからこそ製品が完成した時、つまりプロジェクトを成し遂げたとき、晴れの舞台に立つ資格があるのだと思います。そういう明確なリーダーがいなければ始まりませんよね。
 
 ちなみに、JUNGLIA 責任者 ⇒ 森岡毅   と出てきます。
 明確です!

🔣では、くしくも同じ2025年「大阪万博の責任者」は誰なのでしょう?
   大阪・関西万博 責任者 ⇒ 多田明弘顧問
 この方の説明は次のように書かています。
         ⇩
経済産業省は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の準備加速に向け、前事務次官の多田明弘顧問らを万博担当に任命する。日本国際博覧会協会(万博協会)が中心となって準備を進めているが、遅れが目立つ。海外からの参加国やパビリオン建設にあたる建設業界などとの調整役を担う。(今年8月の内容)

🔣では、「東京オリンピック」の責任者は誰なのでしょう? 
   東京オリンピック 責任者 ⇒ ?
  明確な個人名は書かれておらず、こんな文章が出てきました。
           ⇩
総合統括は狂言師の野村萬斎氏、五輪の演出責任者は映画監督の山崎貴氏、パラリンピックは電通出身のクリエーティブディレクター、佐々木宏氏という態勢だったが、途中から五輪の実質的な責任者は振付師のМIKIKО氏に交代していた。 そして2020年12月、大会延期に伴う簡素化を図るという理由でチームは解散。

 そういえば、「マイナンバー」の責任者は誰なのでしょう?
   マイナンバー 責任者 ⇒ ??

🔣プロジェクトが成功するか、グダグダになるかは、スタート時点で、本気で取り組む本物の責任者が置かれているか否かではないでしょうか。
大阪万博、東京オリンピック、マイナンバーで問題が発生した際に、我が事として夜も眠れぬほど苦しむ責任者っているのでしょうか? 

  JUNGLIA(ジャングリア)には期待と希望を感じます。



 
 
 
   

  

  

  

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