挨拶 2024.5.18
私は、もう戦後が終わったと思っています。新しい時代です。これを機に、一つ申し上げたいことがあります。
それは、これからは、自己責任の時代になるということです。どういうことかというと、すでにそうなっているように、個人や企業の消費額の方が、政府予算よりも多い。これは何を意味するかというと、政府や大企業は、個人(の集合)の面倒をみれないということであります。つまり、政府や大企業に甘えても、何ともならない時代です。個人が解決するしかない。
それをきちんと認識していただきたいと思います。言い方を変えれば、社会主義の時代から、個人主義、家族主義の時代になる。社会主義、国家主義では、問題が解決できないからです。
個人の時代に、失敗すると、植民個人、植民住宅になる可能性があります。これは、国レベルの植民地ではなくて、個人、家庭レベルの植民地ができるということです。国で守ればいいというかもしれません。しかし、先に述べたように、国、大企業は無力なのです。だから、個人で何とかするしかない。
一つだけ指摘します。デジタル製品を使うことは、実は安くない。その支払いをどうするのかというのは課題です。投資家にとっては、年に10%くらい成長するものだから、おいしいわけですが。
皆様方の幸運を祈ります。