【昨日の肉じゃが今日のカレー】⑬良かった

5:00起床。床掃除をして、たく、の抜け殻を集めて洗濯。昨夜の残りのカレーがあるから朝食分はいいとして、お昼のお弁当と、たく、のおにぎり3つを作る。
洗濯物を干す。

たく、を起こす。
6:15 いただきます。
ご馳走様でした。
「先週分の昨日の肉じゃが今日のカレー終了！」
そう言って、たく、が、食器を片付けてくれた。

私は着替えをして化粧を済ませる。
7:00 二人揃ってマンションを出る。

歩いて18分で駅に着き
7:25発の電車に乗り3駅先にて降りる
駅から歩いて18分で会社に着く。

たく、が窓を開ける。
わたしはキッチンの掃除。
わたしが掃き掃除。
たく、がモップがけ。
2人でデスクを拭く。
2人で窓を拭く。

キッチンへ。
バタン。
またくるのかな。

私の顎を触り、たく、に向けられた。
これが顎クイ？
またしても朝から唇を重ねる。

朝はダメだって言ってるのに。

けれども、背徳感が高まるのがわかる。それもまた興奮材料。

「朝はここまでにしよ。ここではダメ。いつも言ってるでしょ？」
「だって、止まらないよ。」
「止めるの。大人なんだから。ね。」

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【雨宿り】

朝から、【雨宿り】の、しっとりした雰囲気で落ち着く。
なによりも、たく、の倍音の声色が落ち着く。

「おはようございます。おっ。誰か歌ってるな！それにしても上手いな。」

「おはようございます！」
「菊池くんか！流石は元芸能人だな！」
「ありがとうございます！」

おはようございます。お茶どうぞ。

9:00始業

たく、は計画書を作っている。
わたしは経理の仕事。

みんなカリカリしている。
大きな仕事が2つも入ってるもんね。
その他にもそれぞれ仕事を抱えている。
それぞれ忙しいだろうな。

12:00 お昼休み
たく、は、おにぎりを食べながら仕事をしている。

わたしはお弁当を食べる。
中村さんがまた来た。
「山里さん！今日の山里さんキラキラしてますよ！男ですか？」
「気のせいですよ。」
「いえいえ！これは明らかに男ですね！案外、菊池くんだったりして！」

「ゴホンゴホン。わたしはずっと独身で1人のままです。」
「山里さんってわかりやすいですよね！噂は本当だったんだ！」
「噂？」
「主任がスーパーでお二人が買い物をしている所を見たと言っていましたよ！」

見られたか。
「内緒にして下さい。お願いします。」
「どうして？自慢すればいいのに。」
「私はひっそりと生きたいのです。」
「だったら菊池くんは私にください！彼といたら、ひっそりと生きられませんよ！目立っちゃうんだから！」

確かに、、、

「彼に聴いてみてください。決めるのは彼です。」
「いいんですね？恨まないでくださいね！」

菊池くーん♡

忙しいーー！！！

ふふ。

「撃沈しちゃいました。。。」
「残念でした。」

良かった。