英語の試験の種類と難易度は?英語試験のまとめ!

英語の試験の種類と情報

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英語の試験っていったい何種類あって、どのような内容なのか疑問に思ったことはありませんか?

英検、TOEIC、TOEFLにIELTSなど有名な試験からよく知らないものまで、それぞれの試験がどんなものなのか気になったので調べてみました。

英語の試験は、あなたの英語のレベルを知るためだけでなく就職や大学受験、資格取得などにも役立つものです。

それぞれの試験の特徴を知っておくといいかもしれません。

今回は、数ある英語の試験の特徴やレベルなどの情報をご紹介したいと思います。

英語の試験の種類 「英検」情報

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みなさんも知っている有名な英語試験と言えば英検ではないでしょうか。

英検の正式名称は「実用英語技能検定」といいます。

知ってましたか?

まあそんなことはどうでもいいとして、英検は1月、6月、10月の年3回に分けて試験が実施されます。

年間の受験者数は約230万人と多く、数ある英語試験の中でも国内で最大規模の試験なんです。

英検は早ければ小学生ぐらいから受ける人もいるくらいメジャーな英語試験です。

評価の種類はは5級(初級)、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級(上級)の7つのグレードまであり、3級が中学卒業レベル、2級が高校卒業レベルです。

試験内容の種類は「聞く」、「話す」(3級以上のみ)、「読む」、「書く」の4技能を測定し、合否を判定します。

3級以上は面接もあるので、なかなかレベルの高い英語スキルが必要なんですね。

ところで、英検は級によって検定料が違います。

5級が一番安く2,500円で、徐々に上がっていき1級は8,400円です。

結構高いんですね~。

受かればバンザイですけど、もし落ちたら受験料が・・・

英検は高校や大学での入試優遇や単位認定、海外留学時の優遇、また企業への入社試験で優遇されることもあり、日本のさまざまな場面で広く認められています。

受験会場や時間などの詳しい情報は公式ホームページでご覧にください。

英語の試験の種類 「TOEIC」情報

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「TOEIC」トーイックと読みます。この英語試験もかなり有名なので知っている人も多いと思います。

TOEICの正式名称は「Test of English for International Communication」 なんです!

かなり省略されて「TOEIC」なんですね。

ちなみに「TOEIC」って実は日本生まれの試験なんですね。

試験回数は月1回です。

TOEICテストの受験回数に特に制限はありません。頑張れば年間10回の公開テストを受験することも可能です。

そんなに受験する人しても結果はそこまで変わらないと思いますが・・・

試験内容の種類は「リスニング100問が45分間とリーディング100問が75分間」で実施されます。

出題問題の90%は9000語レベル以内なので単語も結構たくさんの種類を知っておかなければいけませn。

リスニングの種類は 写真描写10問、応答30問、会話30問10題、長文30問10題。

リーディングの種類は文法語法40問、空所穴埋め12問、シングルパッセージ28問、ダブルパッセージ20問。

合計2時間のテストで、スコアは10点~990点で評価されます。

なんで1000点満点にしなかったんだろうと思うのですが・・・

とにかく2時間という長時間に渡り、英語を解かなければならないので、なかなかレベルの高い試験です。

受験料は5725円なので英検1級に比べると少しリーズナブルです。

だから受験者が多いのかもしれませんね。

最近は年間270万人以上が受験していて英検と同じくらい人気の高い英語試験です。

就職や転職に使いたいのなら、他の英語の試験の中ではTOEICテストを受験するのがオススメです。

一般的な就職活動には600点、人気企業を目指すならば730点のスコアが最低限必要と言われています。

受験会場や時間などの詳しい情報は公式ホームページでご覧にください。

英語の試験の種類 「TOEFL」情報

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TOEFLはよくTOEICとどう違うのか比べられます。

トーフルとかトイフルと呼ばれますが、正しくはトーフルです。

TOEFLの正式名称は「Test Of English as a Foreign Language」です。

英語圏の国や大学で生活していくレベルはあるのか、ノンネイティブの英語コミュニケーション能力を測る試験です。

この英語試験は海外の大学に進学したり、留学をしたい人向けの英語試験です。

試験の種類はListening(聞く)・Reading(読む)・Speaking(話す)・Writing(書く)の4技能から英語能力をスコアで評価されます。

実はTOEFLの中にも種類がいくつかあります。

試験の実施時間はなんと約4時間と非常に長いです。しかも途中で10分休憩があるだけという過酷な試験です。

4~4.5時間(リスニング60~90分、リーディング60~80分、スピーキング20分、ライティング50分)

スコアは全体で0~120点で判定されます。

このスコア結果によって海外の大学に進学できるレベルかどうかを測るため、難易度は高いといえます。

大学や大学院に留学する際にはこのTOEFLの点数が証明に求められることが多いです。

年間の受験人数は約8万人と英検やTOIECに比べると少なめですが、多いのは受験料です。

なんと230ドル!!日本円で2万円以上とかなり高めの受験料です。

試験は月に3~5回くらいとなっています。

留学を目指す人はや海外企業で働きたい人はTOEFLを受けた方がいいですね。

受験会場や時間などの詳しい情報は公式ホームページでご覧にください。

英語の試験の種類 「IELTS」情報

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IELTS(アイエルツ)という英語試験はあまり聞いたことがない人もいるでしょう。

上記の試験に比べると少しマイナーな英語試験ですが、こちらはイギリス、オーストラリア、カナダなどへ留学や移住を目指す人向けにつくられた英語力を証明する試験です。

ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験です。

試験の種類ははリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を試験します。

リーディング・リスニング・ライティングの試験は一回の休憩もなしで、ぶっ通しの2時間半です!

スピーキングだけは翌日実施されます。

IELTSのテスト結果は1から9のバンドスコアで示されます。

受験資格は16歳以上で年間約35000人以上の方が試験を受けています。

IELTSは4つの技能をテストできるだけあって、受験料が25380円と高額です。

試験料が高額なので気軽に受けられるテストではありませんね~

試験時間は2.45時間(リスニング40分、リーディング60分、ライティング60分)

IELTSは全国14都市で、ほぼ毎週実施しています。

受験会場や時間などの詳しい情報は公式ホームページでご覧にください。

英語の試験の種類「通訳案内試験」

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通訳に関する試験は、数ある英語試験の中でも国内ではたった1つです。

日本にはある程度のレベル(英検準1級レベル)は企業にもにいますが、正確な同時通訳できるなど、本当の英語力のある人というのは意外に少ないものなんです。

英語のプロとして仕事をしていきたい人は「通訳案内試験」に合格して都道府県知事の登録を受けなければいけません。

2017年で通訳案内士の登録者数は22000人以上です。その内、外国の観光客を相手にする通訳ガイドは約3,000名です。

通訳案内士試験は、年齢、性別、学歴、国籍などに関係なく受験が可能です。

ちなみに通訳ガイドの仕事の就業者の約8割が女性です。

受験できる言語は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の10カ国です。

試験内容は日本語による筆記試験 (マークシート方式)(ア)日本地理 (イ)日本歴史 (ウ)産業・経済・政治及び文化に関する一般常識です。

口述試験もあり、内容は筆記試験で選択した外国語による通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力について判定されます。

通訳案内士試験では、一次試験で約8割もの人が脱落しています。

全体の合格率は19.3%となかなか合格の道も険しいですね。

受験料は11700円です。他の試験に比べと安い方ですが、その分何といっても合格率がとても低く難しい試験なのは間違いありません。

筆記試験は札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、*京都府・大阪府、広島市、福岡市、那覇市で受験ができます。

英語試験のまとめ

今回ご紹介した英語試験の申し込みはすべてインターネットから可能です。

英語の試験はそれぞれ用途や内容が変わってきます。あなたの目的に応じて自分に合った試験を選んでその対策や学習をしっかりやることで、かならず良い結果が出てきます。

英語の試験でいい点数を取ること自体が最終目的になってはいけません。

あなたは英語を生かした何かしらの目標があるはずです。その目標に到達するための通過点が英語の試験です。

英語の試験のその先にあるゴールを目指して日々英語の学習に取り組んでくださいね!

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