CardBoard Live完全に理解した
皆さんこんにちは、杉村です。
現在、Twitch上で使用できるデッキリストオーバーレイのエクステンションは、Stream Deckerをはじめ様々な選択肢が存在します。
筆者は写真や映像配信などの業務を生業としていますが、先日、仕事でCardBoard Liveを使用し、その使いやすさに感心をしました。
その反面、日本語での解説がほぼ存在せず、導入から実装に至るまで苦労をしました。
そこで本稿では、Twitchのデッキリストオーバーレイである「CardBoard Live」の導入から使用方法までを解説したいと思います。
それでは順を追って解説をしていきます。
1. CardBoard Liveアカウントの作成
まずはCardBoard Live(以下CBL)のアカウントを作成します。
ブラウザから「CardBoard Live」で検索をし、画面右上にあるREGISTERをクリック、必要事項を入力して下さい。
画像下部にPlayer、Organizer、Judgeと選択肢がありますが、通常はPlayerだけで問題ありません。
イベントオーガナイザーや、対戦要素のあるコンテンツを作成している、将来的にその可能性がある方はOrganaizerにもチェックを入れておくと良いでしょう。
必要事項を入力し、ログインすると、下記の画像の画面に遷移します。
2. デッキリストの入力
ここがホーム画面になります。
ここからデッキリストを入力していきますが、まずはデッキリストを用意しましょう。
いわゆるmo形式のテキストであればコピペで一括入力が可能です。
公式のテキストカバレージや、晴れる屋さんなどのリストからダウンロード出来るものがそれにあたります。
ちなみに、デッキリストが無いオリジナルデッキ等でも、下記画像のようにtxtでリストを作るか、CBL上でカード名を一つずつ入力してデッキリストを作成する事も可能です。
カスタムデッキ等は、構成の似ているリストを入手し、txtを編集してコピペするのが楽かもしれません。
それでは、ホーム画面からCREATE DECKを選択し、デッキリストを入力しましょう。ついでにここでデッキ名やフォーマットも入力しておくとよいでしょう。
赤枠部分のImport Cards from textを選択して下さい。
ここにデッキリストをコピペします。
デッキリストが適正であればサイドボードも自動に入力されます。
3. TwitchにCardBoard Liveをインストールする
続いてTwitchにCBLをインストールします。
Twitchにログインし、クリエイターダッシュボードから拡張機能に移動、CBLを検索し、インストールします。
Twitchの配信マネージャーに戻り、画面右側のクイックアクションの【+】を押して、ここにCBLを配置しておきましょう。
CBLをクリックすると以下のような画面になります。
(画像はnandemoarenaより)
ここでは「Stream a paper tournament」を選択して下さい。
選択すると以下の画面が表示されます。
画面上部にトークンの入力欄とデッキの選択欄があります。
先ほどの工程でCBLに入力したデッキリストが選択できるようになっているかと思います。
トークンは、ホーム画面で生成する事ができます。
赤枠部分をクリックするとトークンが生成されますので、このトークンを入力して下さい。
これを入力する事によって、CBLとTwitchがリンクします。
4. 配信をする
以上の工程を完了させた後、配信を始めると配信画面上にデッキリストのオーバーレイが表示されます。
デッキリストを複数CBLに入力しておけば、配信中にデッキリストオーバーレイを切り替える事も可能です。
画像ではMTGAの上にオーバーレイが表示されていますが、もちろんMOでも同じように運用する事が可能です。
5. 最後に
今回はソロ配信を想定して解説を行いましたが、次号ではイベントオーガナイザー向けに、トーナメントなどで対戦をしながら二つのデッキリストを表示する方法を解説したいと思います。
筆者とかつおぶし石川さんと2人で運営している「何でもアリーナ!」では、Twitchでの配信やオフラインイベントを行っています。
何でもアリーナ!のディスコードでは、Twitchでの配信のやり方を解説したコラムもありますので、配信を初めてみたいという方は是非コミュニティにご参加ください。
本稿に関しての質問は@ei_sya_kenまでお送りください。
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