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ポーカー歴3ヶ月のJOPT初参戦体験リポート

2022年10月8・9日(土日)にベルサール新宿セントラルパークで開催されたJOPT 2022 Tokyo #02に初参加しました
日本でもポーカーが近年流行ってきているようで、国内で開催されるポーカー大会がいくつもあります。その中でもメジャーな大会の1つがJOPT(ジャパンオープンポーカーツアー)です。
この機会に、ポーカー歴3ヶ月で、初のJOPTに参加した記録を残しておこうと思います。
*JOPT直後に下書きを書いたままJOPT開催から1ヶ月半が経ってしまいましたが、当時の下書きを踏まえて記事を書いています。この記事はJOPT体験リポートに応募しています。

私自身、2022年6月頃にノーリミットテキサスホールデム(NLH)のポーカーを初めたばかりの歴が浅いレベルの身で、ポーカー界隈のことは最初よく分からないことだらけでした。今年2022年の夏までJOPTというポーカー大会があるなんてことも知りませんでした。ポーカー界隈のことは知らないことだらけで、大会の参加・運営がどうなっているか分かるまでしばらく掛かりました。そのため、この記事は、当時の自分と同じように分からないことだらけのポーカーを始めたばかりの方や、アミューズメント店などでポーカーはたまにやっているけど大会は出たことないのでJOPTのような大会に出てみようかなと興味を持っている方などの参考になることを目的としています。ポーカーのルールや最低限の用語、トーナメントの仕組み(ブラインドがどんどん上がっていくなど)はここでは説明していませんので分からない方は別途基本を説明したサイトなどを参照いただければと思います。
また、残念ですが良い成績を残した人が書いたものではありませんのでプレイの参考にはなりません。笑

JOPT会場の様子 1000名くらいの大勢の人が集まっています。
JOPTコンパニオンがイベントに華を添えています。六本木のアミューズメント店のディーラーさんとそのお友達。
会場入り口のJOPTロゴ

・JOPTイベント概要

日程はJOPT公式ホームページにイベントの日時などの案内があります。
 
JOPT及び他のポーカー大会も概ね同じような構成になっていますが「メインイベント」と「サイドイベント」があります。
「メインイベント」(NLH Main Event)というのはDAY1、DAY2、DAY3と3日間をかけて生き残りトーナメント戦で優勝が決まるイベントです。「メインイベント」は参加権が必要で、各地のアミューズメント店のサテライトトーナメントで権利を獲得すると出場できます。なりすまし防止のため、権利を獲得するともらえるプレイヤーズカードと携帯電話番号で権利状況が管理されます。また、ポーカーギルドというサイトで確認が出来るようになっています。
 
「サイドイベント」もたくさんあり、サイドは参加権などはなく、当日会場に行って受付で参加申し込みをしてその場で参加料を支払えば参加が出来ます。
(詳しくは後述)

私は、ポーカー数ヶ月間そこそこハマって学習したりやり込んだかなとは思いますが、社会人の趣味の範囲内の腕前です。ポーカープレーヤーで生計を立てることを目指そうなどとはまるで思っていないいわゆるレクリエーションプレーヤーです。将来、時間が出来たときには旅行がてら海外のトーナメントやカジノのキャッシュゲームを楽しんで、そこそこ勝てるようにはなりたいと思っています。
本記事は、同じような環境のポーカー界のことよく分からないよという方に向けている記事で、JOPTの参加歴があったり長年のポーカー経験者には向けていませんので、あらかじめご承知ください。 

☆☆ツイッター@eipoker でポーカー用アカウントも作って成長と学習の過程をツイートしていますので、是非お気軽に交流ください^^ ☆☆

・JOPTのプライズ(賞品)について

日本の法律では、集めた参加費(バイイン)を原資にプレーヤーに還元することが禁止されてしまっていて、参加費は会場の設営費・運営費にしか回すことができず、スポンサーからのスポンサー料などで賞品が賄われるという手法になっていると私は理解しています。
 
賞金(プライズ)は、海外トーナメント出場費用や渡航費にのみ使えたり、選手契約という形で支払われるようです。
 
参考:【2022】JOPTへの参加方法を解説。高額プライズ(賞金)を獲得しよう
JOPT公式:選手契約に関するご案内

賞金(プライズ)を獲得できる順位を取ることを「インマネ(「イン ザ マネー」の略)」と言いますが、私としては、次回以降で参加できる時は、まずはインマネを目指したいと思っています。
日本の法令上致し方ないもので、海外のポーカートーナメントのように夢のような賞金が出るわけではないのかなと思いますが、費用対効果としては、海外トーナメントへ参加してみようというモチベが出たり、名誉や実力試しが目的かなと個人的には思っています。

・ポーカーのきっかけからの体験談

ここからは、ポーカーを始めてからJOPT参加までの自分の体験談を中心に書いていきます。
 
ノーリミットテキサスホールデム(NLH)のポーカーを始めてやったのが2022年(今年)の6月頃。たまたま知り合いにポーカーが出来るお店に連れていかれてその場でルールを聞いて始めてみました。
ポーカーのルールはかつてドラクエのカジノでやったことがあって役を知っているくらい。
もともと麻雀や株式投資といった不確実情報ゲームは好きなので、ポーカー遊べるバー(アミューズメント店)というものが都内にちょこちょこあるらしいと聞いたことはあって、以前から少し興味もあったのですが、ポーカーが出来る店にたまたま連れて行ってもらってゲームをやってみたのがきっかけでした。
ポーカーは、麻雀のように4名集め半荘も一定の時間が掛かるというようなことはなく、実力と運(期待値の分散)がほど良い面白いゲームだなと感じました。1プレイは短いので自分の都合で行って自分の都合で帰れるのが良いなと思って、アミューズメント店の「リングゲーム」に飲み会の後にふらふら行き始めたのが7月頃です。

・JOPTメインイベントへの参加方法 ~アミューズメント店のサテライトトーナメントで勝って権利を獲得

上述の通りJOPTメインイベント(本戦)に参加するためには、各アミューズメント店で開催されている「サテライトトーナメント」へ参加し、例えば上位2位の2名が1権利ずつもらえる権利を獲得の必要があります。上位1名だけ1枠だったり、上位3名だったり、お店やその日によって異なります。
「サテライトトーナメント」の開催情報は、ポーカーギルドというサイトのトーナメント検索で探すことができます。トーナメント検索の「トーナメント名」にJOPTと入れるとJOPTサテライトの開催情報が探せます。

権利を獲得したら、プレイヤーズカードという紙のカードをお店からもらえ、カード番号とカード作成時に登録した携帯電話番号を使ってポーカーギルドのアカウントで管理情報が見れますので、アカウントを作っておくとスムーズかなと思います。(私はそういうことを最初全く知らずに権利を獲得しましたがお店の人が丁寧に教えてくれたので、あまり用意がなくても大丈夫です)
また多くの店舗では「Poker Fans」というスマホアプリで履歴が管理されており、入店時に「Poker FansのIDお願いします」と言われます。その場でインストールすれば大丈夫ですが、あらかじめインストールしておくとスムーズです。レアケースですがお店によってはお店自身のアプリを用意しているところもあります。また、「Poker Fans」の地図情報から登録店舗が見れるので、どこにアミューズメント店があるか探せるので、私もお店探しに役立ちました。Poker Fansでは進行中のサテライトトーナメントのエントリー数も分かったりします。
権利が獲得できるとJOPTの「メインイベント」に参加が出来るようになります。権利数によってチップ数が異なり、1権利は2万点、2権利は3万点、3権利は4万点からスタートできます。生き残り・勝ち残りゲームになっていて、飛んだ人がどんどん抜けていき、DAY1、DAY2、DAY3と勝ち残ると3日間の戦いで優勝が決まります。参加して分かりましたが、DAY1の初期のアベレージ点数は2.5万点ほどでしたので、1権利で参加の人も結構多いようです。3権利あると初期かなりやりやすくなるなと思いました(詳しくは後述)。

参加初期のLEVEL3ではアベレージスタック2.7万点ほどでした。

メインイベントの参加者数は1000人はゆうに超えていると思います。また、過去大会では、メイン・サイドのイベントを合わせた総エントリー数は1万以上のようです。
 
ポーカー始めたばかりで1人でサテライトトーナメントに参加するのはちょっと怖いと最初思う人もいるかもしれませんが、基本みんな1人で来て参加していますのであまり心配はいりません。同じ店に何度か通っていると他のプレーヤーと徐々に顔なじみになってきます。
ただ、リングゲームは飲みながらお気軽にプレイという感じでも、大会のサテライトトーナメントは(お店や時間帯にもよりますが)大概の人はノンアルで真面目に参加しプレイも進行するので、初心者の本当の最初は、サテライトトーナメントでは、ポーカープレイのルールやマナーを分かっていないと迷惑をかけてしまう恐れがありますので、リングゲームでお店に行ってみたり、その店舗独自のトーナメントなどに参加してトーナメントの感触やルールを掴んでおくといいかもしれません。
サテライトトーナメントは、ブラインド上昇の時間により「レイト前」と「レイト後」という段階があり、「レイト前」の時間帯に行けば満席でない限りいつでも参加でき、「レイト前」は飛んでも「リエントリー」により1エントリー代金を支払うことで再度参加が可能です。私は満席で待ったことはないので基本レイト前の自由な時間に行けばいいと思いますが、レイト直前にエントリーすると20bb-25bb程度でレイト後スタートになるので、ショートスタックでの参戦になりますので、レイト前から参加してスタックを増やしてレイト後に臨むのが良いでしょう。
1エントリーの参加費はお店により値段は異なりますが、平均的に4~6千円掛かります。エントリー料金がもっと高いけど参加者も少ないので権利が取れやすいお店もあったりします。
 
私がJOPTを知ったきっかけは、7月頃に、ポーカーについて教えてもらっている方から、ポーカーをしている時に「JOPTとか出てみたらもっと楽しいよ」という話などを聞き、どうやら国内にポーカーの大会があるんだなと知りました。
ラスベガスで開催されるWSOP(ワールドシリーズ・オブ・ポーカー)は、参加費が約1万ドル、優勝したら10万ドル(約15億円)と夢がある大会があるのはポーカーを始めてから少し調べて知っていましたが、JOPT( Japan Open Poker Tour)はとりあえずポーカー会の日本国内の天下一武道会みたいなもののようなのだなと認識しました。
で、どうやら出場するためには各地のアミューズメント店で開かれているサテライトトーナメントで上位を取るとチケットがもらえるらしいということが分かってきました。
 
その頃、ポーカーのアミューズ店訪問歴は、主に、六本木のお店、中目黒のお店、知り合いに連れていってもらった西麻布のほとんど紹介制なお店にたまに行っていました。
私は当初はポーカーギルドでトーナメント情報を検索できることも知りませんでしたが、JOPTという単語だけは聞いていたところ、お店に最初に行った時に店アカウントと繋がると割引があるとかで繋がっていた中目黒のお店から店舗LINEの通知で「JOPTサテライトトナメ」が開催されるというのを知りました。中目黒のお店は、毎週土曜の14時頃にJOPTサテライトがスタートし、18時半頃までレイト前で参加・リエントリーが出来、権利獲得が決まるのが20時前後というイメージでした。まあまあ長丁場ですが、社会人が空いている土曜に参加できるので平日夜よりも参加がしやすかったです。
 
JOPTはメインイベントは事前のサテライトトーナメントでの出場権利が必要ですが、会場に行ってその場で参加できるサイドイベントも多数あります。詳細はJOPTのウェブで事前にスケジュールが出されます。
2022 Tokyo #02のスケジュールは リンク先のようになっていました。

初見だとぱっと見でどういうトーナメントなのか分かりませんが、一度出てみたら大体分かりました。PPCと呼ばれる「Poker Players Championship」はメインと同じ長時間のタイムスケジュールで進行します。忙しくてメインのチケットを取れなかったり、メインのDAY1で飛んでしまったら翌日のPPCに参加するイメージかと思います。
NLHとあるのがノーリミットホールデムで普段おなじみのテキサスホールデムで、PLOなどは他のルールのゲームのようです。

・サテライトトーナメントで権利獲得

アミューズメント店舗で開催されるトーナメントに参加していたのですが、店舗のトーナメント含む5回目の参加だった9月3日のJOPTサテライトで、運良く上位3権利の3名に残ることが出来て1権利の獲得が出来ました。
当時の戦い方は、プリフロップのハンドを通常のハンドレンジ以上に超絞って強いハンドでのみ参加(BTNやBBでも広く参加しない)、CB(最初にレイズしたときにフロップでベットするコンティニュエーションベット)はとりあえず打つ、当たれば積極的に攻める、当たってないときにベット打たれれば退散、フラッシュやストレートのドローは引くと大きいのでバックドア(2枚引く)は退散するがあと1枚のドローは引きに行く、スタックが半分になったらそれなりに強いハンドでオールインしてしまい負けたらリエントリー、というような戦略でした。初心者なので実力で及ばない相手には分散が高い戦い方をするという酷いやり方でしたw(初心者は誰でも通る道ですが、11月末の自分から見ても酷いw)
このようにやっていると、ポーカーはフロップでハンドが当たる時よりも当たらない時の方が多いので、徐々にスタックが減ってはいきチップリーダーにはなれませんが、ハンドが入る時であればそこそこは戦えます。
その権利が取れた日はレイト前に運よくダブルアップ(チップを倍にすること)に成功し、レイト後に5bbほどに減った時に3人プリフロップオールインで勝利して復活、されにその後2回プリフロップオールインで勝ち、残り5名になった時にスタック量が3位だったので、基本おとなしくしていて、1・2位の人にショートの4・5位を倒してもらうという完全にラッキーと他力本願な形で3位で権利獲得となりました。
ポーカーで引きが強いことを「肩が強い」という言い方をするのですが(当時の自分はまだその言葉は知りませんでしたが)、完全に肩の力だけで取ることが出来ました。当時はJOPTに出場できるのはまだまだ力不足かなあと思っていたので、何はともあれ結果が出たので嬉しかったのを覚えています。
 
あまり権利を取れるとは思っていなかったのですが、1権利取れたことにより、大会の日程の自分のスケジュールを押さえ、ポーカー初心者であまり強くないのでスタート時のスタック量が多い方がいいなと思い、サテライトトーナメントの各店舗の情報などを調べるようになりました。その時にポーカーギルドでサテライトトーナメントの情報を調べられることを知りました。
運良く六本木の複数のお店で、たまたまオッズが良い(参加人数と権利獲得人数の割合が良い)1テーブル開催のサテライトトーナメントでプラス2つの権利獲得ができ、事前に3権利を取ることが出来ました。

・JOPT本戦(メインイベント)の振り返り

JOPTのメインイベントDAY1ですが、11時スタートのところ、少しゆっくり目の13時頃から参加して、結果としては20時前のDAY1のレベル10で飛んで終了となりました。

DAY2に残ろうなどの目標は特に定めておらず、長く楽しめればいいかなと思っていたので、十分満足ではありました。
せっかく苦労して参加権利を取ったのにすぐに飛んでしまうとつまらないので、とにかく固く立ち回ることを心掛けました。
参加して特に思ったことは、最低でもサテライトトーナメントを勝ち上がってきている人しか参加していないので、皆が上手い・強いと思いました。明らかにテーブルの中で自分が1番経験浅いなと感じましたが、強い人達に囲まれてプレイを出来てすごく楽しかったし、その日だけでも自身の成長につながったと思います。
サテライトで同卓したJOPT参加経験があるプレーヤーには、JOPT参加経験はどういう感じかというのを聞くようにしていました。平均的によく聞くのは、特に前半はみんなタイト目にプレイするという話でした。
 
少し固すぎたかなとは思いますが、実力からしてもルースにプレイするとあっという間にチップがなくなるのは目に見えていましたので、VPIP(参加率)は正確には分かりませんが20%は確実に切っていたと思います。
(サテライトトーナメントで最初に権利を取った時よりはだいぶ成長していますが、記事投稿時現在の11月下旬の自分から見てもJOPT参加時の自分はかなりフィッシュなレベルですw)
 
40,000点持ちスタートしましたが、最初の方のレベルは全体のアベレージスタックが27000点ほどで、自分のテーブルもアベレージくらいのスタック量の印象でした。
そのため、結構びびりながらの参加だったのですが、入った時からスタックが平均より多いので非常にプレイしやすいなと思いました。
最初の1時間は結構手が入りました。ポケットにセットが当たったり、ターンでフラッシュが完成したり、オープンレイズするハンドもよく来ました。
前半で上振れると後半で下振れる経験則があるので、もうちょっと後で手が入ってよと少し思ったくらいでした。ポーカートナメはブラインドが上がった中盤~後半に上振れるかどうかが重要なので、ブラインドが低い前半はそんなに手が来ない方が何となく後半に上向くような気は勝手にしています。(多分、あまりそういう主観は持たない方がいいと思いますが)
そんなこんなで序盤で50000点くらいになり、しばらくは心に余裕がある展開でした。
この調子でバリューハンドが入ったところできっちり稼いでいきたい、、と思っていたところ、なかなか手が入らなくなりました。
サテライトトーナメントでは、店舗や同卓のプレーヤーによってかなり異なるとは思いますが、今までの経験とは比べものにならない頻度でプリフロップの3betやベットに対してレイズがきます。アグレッシブなプレーヤーも多く、チェックしたとたんにガンガンベットされてプレッシャーかけられます。
なのでチェックコールのレンジを強くして構えたいなーと思っていたのですが、なかなかうまい手も入らず徐々にチップが減りました。
 
ポーカーは多くの回は平和に1プレイは終わるのですがたまに高い役のハンド同士がぶつかるときに大きくチップが動きやすくなります。例えばツーペアとセット、セットオーバーセット、下ストレートが上ストレートに負ける、ストレートやセットがフラッシュに負ける、フルハウス同士ぶつかるなどです。
いくらかブラフに降ろされていたとは思いますが、短いポーカー歴の中でも良いと思う役が出来たハンド同士で自分が負けている方で突っ込んでいった結果で一撃でチップを全損して終了するパターンをよく経験していたので、初心者はハンドの役が強いとなかなか降りられず「このハンドでは仕方ない」と思ってしまうものですが、ポーカーは相対的な強さなので、ブラフ過多でもなければ変なハンドでは強気なレイズはされないと思っておく方が最初はいいと思っていました。とはいえ、相手が上手であれば。それを逆手にブラフされているかもしれないので、降りすぎているとどんどんチップが削られます。
 
JOPT終了直後に当日のプレーのメモを下書きしていたのでそのまま掲載します。
ちょっと降りすぎだったとは思いますが飛ぶことを避けることを優先のプレイスタイルでした。
・極度にレンジを狭める。フロップで当たらず、1枚での発展性がない場合は、ミドルヒット程度も降りる。
・AKsで3betしたら大きめの4bet飛んできて降り。
AKは相手がAxだと強いのですが、相手がポケットの場合はAかKが当たらない限り基本負けます。ストレートやフラッシュは可能性は低いので。さすがに4betは頻度少ない中、同じAKの可能性もあるのですが、4bet にQQ-AAの可能性はかなりある。
フロップいってAもKも出ずにデカベットされると困るので、オールイン返すか降りるかで迷い、序盤で勝負にはまだ早いと思い降りました。
・1枚ストレートのハンドの下ストレートのリバーでベットしたらレイズ返ってきて降り
・JJを持っていてフロップ779でCB打ったらレイズ返ってきて降り(この時は悔しそうな仕草で降りたのですが相手が7を見せてくれました)
・スタック4万点くらいのとき、ブラインド200-400、オープン1200、QQを3bet(3500)をしたところ、4bet 12,000点が返ってきて、苦渋の判断で降り。
この時の相手が、頻度高くトリプルバレル打ってリバーでよく他の相手を降ろしているのを見ていました。ブラフもあったと思いますが、打たないときは打たず、当たった時にがんがんくる印象。これをコールしてフロップでQが当たらずKやAが出たら地獄、ローボードでもAA、KKが見える強ベットが来ると困る、4betしてたらAKの場合でもブラフでも打って来るだろうと思われました。
ダブルアップよりも一発退場を避けるため、さすがに序盤の固いときにQQでオールインも返せないので苦渋の決断・・
・また、A+トップペアのハンドで、Aペアのツーペアで見事にトリプルバレルでA+トップペアがバリューターゲットだなというベットにやられました。
 
ブラインド400-800の時に、残り8000点くらいになりました。
スタック10bbなので、オールインorフォールド一択。
 
ここでKJオールイン、相手TTでうまくJ当たってくれてダブルアップ成功。
 
アーリーポジションのオープンにBBからQTでコールのディフェンス。(この日はBB以外でQTは全て降りていたのでポジションも覚えています)
フロップ99Q。チェックにベット・コール。
フロップ5。ベットされて悩みつつもさすがにトップヒットなのでコール。
リバー3。ベット。ほぼ自分のスタック全部くらい打ち切られました。A+トップペアを2ペアでバリュー取られた相手で、なかなか上手く立ち回っていたので、9ヒットのトリップスかKQあたりが出てきそうでQヒットのキッカー負けてるやつかなあと思ったのですが、もう3-4bb残っても仕方ないと思ってコール。相手はQ7でした。
普通、ターンまでコールされたらリバー打たないかもしれませんが、そこまでかなり私が打たれて降りる展開が多かったので降ろせると思ってベットしてきたのかもしれません。ここで復活!
 
そんな中、AJs。UTGからオープンでBBの相手がコール。
5Q9のようなフロップ。フラドロ。フロップ打たれてコール。
ターンTでフラッシュ完成。相手チェックにスナップでチェック返し。
リバー3でペアカードになるカードも落ちずに無事にナッツフラッシュ完成しました。相手がポット30%くらいのベットを打ってきました。レイズで返すかオールインで返すか、少し考えましたがオールイン。相手はかなり悩まれていましがコールされて勝利。相手はQQをショウしてきました。ターンのチェック回しが効いたようでした。
 
ここで5万点に復活!40bbほどに。
これはまだいけるかもしれない・・!と思いましたが、そこからまた手が入らず徐々にチップ減少傾向の中で席移動。

うまくかみ合わない間にブラインドもどんどん上がってチップは減っていき20bbほどに。
最後はUTGオープンの隣から77でオールイン。全員フォールドでディープスタックで60-70bbは持っていたUTGが「いやーすごい微妙なんだけどなあ」と言いながらコール。A3s(ハートのスーツ)。
フロップで7がヒット、ハート2枚。喜んだのもつかの間、ターンハート。
ボードのセットが当たったことで7のハートが見えていなくて、勝ったんじゃないかと思ったら相手フラッシュに気づき終了~。笑

LEVEL10 おおよそ184/664名のところでした。

 ・サイドイベントの出場

メインのDAY1は19時半頃に終了し、2人ペアで参加する「Tag Team」には出てみたかったのですが、ポーカー友達も多くないので一緒に出る人もおらず、1日目は帰宅しました。
 
メインイベントのDAY1に出てみてとても楽しかったので、DAY2のサイドイベントにも出てみました。
 
・NLH Poker Players Championship / Day 1 2エントリー

メインイベントと同じストラクチャー(進行表)で、2日間に掛けて行われます。恐らくメインイベントに次ぐ目玉イベントなのかなと思います。
比較的早めにオールイン勝負でドロー引かれて飛んだので、2エントリーしました。
LEVEL10で終了。

プレイの思い出ツイート

・NLH Platinum
参加費が5万円と高額のサイドイベントでスタックも5万点持ちと大きいイベントです。参加費の関係もあり比較的大人な参加者層が多く、違った趣で楽しめました。
・NLH Turbo
ターボという名前の通り、スタックも早くブラインド上昇も早いゲームです。
レイズで1~2回入ってポットを取れなかったら後はほとんどオールインしかないようなゲームです。
ポーカーチェイスのリアル版みたいな感じだなと思いました。

 どれも良い経験で楽しめました。

参考までに、掛かった参加費は、メイン5,000円、PPC 20,000円×2回、Platinum 50,000円、Turbo 10,000円で105,000円でした。私はそれなりの歳の社会人なので特段問題ない範囲の出費ですが、ポーカーもなかなか大人な遊びですね。老若男女が集まって平等に遊べるというのがポーカーの楽しさだな思います。

・JOPT振り返り

上記の記事はほとんどJOPT直後に執筆していたもので、サボっていて1ヶ月半ほど経った現在の振り返りです。
始めたてなので伸びしろ大きいので、JOPT参加時点から1ヶ月半が経ちだいぶポーカートーナメントも慣れてきましたが、ポーカーを上達する上でJOPT参加はとてもいい経験になりました。
JOPTの後、WPT、JPF、SPADIEというイベントにも参加しました。ポーカーイベントがこんなに色々あるというのもJOPTの後に知りましたが(笑)、少しずつポーカーの腕前も成長しています。
まだまだ未熟なレベルですし何の結果もありませんが、せっかくポーカーを楽しむのなら、メインイベントでもサイドイベントでも何か大きな大会でインマネ(入賞)やファイナルテーブルに出られると良いなと思っています。
次回のJOPTは2023年1月5~9日ですが、さっそくサテライトトーナメントでメインチケット3枚獲得済ですw

そのうち良い結果を報告できるように頑張りたいと思います。
 
ツイッター@eipoker でポーカー用アカウントも作って成長と学習の過程をツイートしていますので、是非お気軽に交流ください^^

☆☆ポーカー本のご紹介☆☆
ポーカー初心者はまず「フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編」を読むといいでしょう。一通りの基本が学べます。

また海外カジノのポーカーで生計を立てているじぇいそるさんの本もポーカープロの生活が垣間見れて面白いです。



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