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第四回星極リーグ ドラフト会議を振り返る

機を逃した感もあるが、本日2/29で全チームが1試合目を迎えて実質の開幕日と言えるのでまぁいいかと思いドラフトの総括記事を作成する(※なんだかんだ3/3投稿になりました)

前回(第三回)が初の8チームで行われたが、1日に二会場で行われることのマイナス面もあるかということで元の6チーム構成に戻しての開催となった。
また、12月に行われた歴代星極リーグのチームが一同に会する夢の祭典
星極ドリームトーナメントの優勝賞品として、チームアルタイルが史上初となる完全同メンバーによる二度目の出場になった為ドラフトには不参加。
よって、選手の指名枠は3×5の僅か15枠という史上最も狭き門での開催となった。

監督勢は結果として無難な面子が揃い、第二回から参加のヤクハ以外は全員大会皆勤賞が監督を務めた。選考基準は以下の通り

【ベテルギウス eipen】星極リーグ運営 
【プレアデス 藤原利仙】第三回優勝チーム「ベガ」リーダー 
【ピーコック ヤクハ】第三回個人成績1位 
【イカロス てら】唯一の全大会プラス 
【アルファルド 流水】ルーレットで出た 
【アルタイル ナナドラ】第一回星極ドリームトーナメント覇者 

初代王者シリウス、二代目王者フォーマルハウト、三代目王者ベガ
其れに続く四代目を決める戦いの戦士を獲り合う心理戦が火蓋を切った

各チームドラフト所感

ベテルギウス

正直当日の瞬間までコンセプトを決めかねながら10数名の選手をリストアップしていたと語るeipen監督
ドラフト1位でいきなりの隠し玉。みすまる選手を指名
監督自身も麻雀の腕情報ゼロという電撃指名に会場を大きくどよめかせた。

「勿論他チームのスカウトはノーマークだったと思うので3位でもいけたんですけど…そこは"誠意"ですよね」

後に監督はそう語り、その後に無事口説き落として入団が決定。未知数の男が何を起こすかに注目が集まる。
2位では蓮ノ空女学院の村野さやか選手を指名。第二回のドラフトで似た魂を持つ澁谷選手を競合で取り逃した経緯があり、一年越しのリベンジを果たした。
3位指名はかわさき。第二回の優勝メンバーを3位で単独獲得と美味しい指名を成功させた。こちらも第二回で2位指名で狙っていたという監督談もあり、有り得たかもしれなかったチームが時を経て結成した形となった。

「異次元のチームでアイドルの輝きを伝えたい」

2023年12月9,10日に東京ドームで開催された「異次元フェス アイドルマスター☆♥ラブライブ!歌合戦」をどこか彷彿とさせるチーム。
コンセプトをしっかりと貫いたチーム構成だと言えるだろう。


プレアデス

第二回でチームの優勝に貢献する個人成績No1を成し、監督となった第三回ではチームを優勝に導くという星極リーグで最も良い思いをしている藤原監督の率いるチーム。
一・二位で大会皆勤&監督経験者の西尾滝見を連続指名と手堅い指名を続け三位指名で大会初参加となるぽくぽく選手をサプライズ指名。
かつて第4回最強決定戦決勝にて一発ツモ条件を一発ツモで見事クリアした勝負強さを持つ男が星極リーグの舞台に上がることとなった。
実績のある藤原・滝見に成長著しい西尾、そして秘密兵器ぽくぽくを備える隙の無い布陣で大会史上初の同リーダー連覇を目指す。

ピーコック

第3回にて10半荘で+337.3を叩き出し、圧倒的個人1位で二度目の監督就任となったヤクハ。前回のサダルメリクでは誰もほぼほぼ面識が薄い者ばかりを選んでチームを形成するという狂気のチーム作りで最終2位。今回はどんなサプライズがあるのか注目が集まっていた。
1位指名つな
それを聞いた瞬間、ドラフトに参加していた5名が苦笑しながら自身のDMに目を落とす中、2位指名ではゆるねるを指名しイカロスとの競合の末獲得。
連続での皆勤指名に、今回はサプライズは無しか…?と思われてた中3位指名に選ばれたのは神代小蒔
旧Twitterにおける#星極リーグでピーコックの指名拒否を表明していたが(理由はチームロゴがキモい為)それが逆に監督の心に火を付け指名に至った。
史上初の入団拒否の可能性も囁かれたが「弟子の西尾と戦いたいので」と掌を翻し、強行指名が功を奏した形となった。
全体的に調子の振れ幅が大きい選手が揃い、だがそれ故に怖さがあるチームとなった。

イカロス

三大会連続ドラフト一位、第一回~第三回で唯一の全大会プラスの実績。更に第二回新雀雄大戦優勝のタイトルを引っ提げて遂に監督就任となったてら。采配を振るうことはほぼ初めてということで、緊張も感じながらドラフトへと臨んだ。
安定か、意外と外してくるのかと楽屋配信の予想が飛び交う中一位指名はみょん。第二回のポラリスに続いて一番弟子と同チームとなった。
二位指名ではTwitter未フォローで記事だけタダ読みしているゆるねるを指名するも今ドラフト唯一の競合。そして未フォローが響いたか引き負けてハズレ二位指名で初参加となる紫牡丹を指名。魂天ナナドラの弟子ということで下馬評が高かっただけに他監督がしまったという顔をする中、上手く出し抜いた形での指名となった。
一、二位指名が連続して女性となり「コイツやったか…?」という疑惑が渦巻く中三位指名では友人指名でこちらも初参加のAyuを獲得。ノーデータの選手だが麻雀歴は半年ということで、監督の育成力が試される。
四大会連続出場が2名初参加が2名という新旧入り乱れるチーム。未知数の両翼を携えて太陽へと近付くことが出来るか。連続プラス記録の継続にも注目

アルファルド

監督内定の5名以外の全星極リーガーからルーレットで選ばれた流水が第一回以来の監督に復帰。チーム成績は最下位→ブービー→最下位と星極リーグにおいて苦汁を舐め尽くしている男がリベンジを掲げてドラフトの席に着いた。
一位指名は第三回にて優勝の懸かる最終戦で大会最多失点を喫した大妖精。リベンジを期する気持ちの強さを評価しての一位指名となった。
二位指名は初参加の小ツバメ。経験豊富な実力に加え、第六回IPPONグランプリにて惜しくもほーらいに破れ準優勝となったことのリベンジの気持ちを評価しての二位指名となった。第七回は3/17(日)に開催予定。
三位指名は第一回以来の指名となる絢櫻。かつてカペラで指名を考えていたという話があったので三大会越しの実現となった。第二回第三回で指名が無かったことで溜めたリベンジの気持ちを評価しての三位指名。
流水卍リベンジャーズと形容すべき愚連隊の過去に決別する逆襲が始まる。

アルタイル

界隈唯一の魂天ナナドラのチームとして第三回では優勝候補筆頭に挙げられ、ドラフト後からの異常な集合率でも話題となったチームだったが本戦では麻雀の理不尽に晒され続け終始低空飛行のまま第七位でのフィニッシュ
しかしその悔しさをバネに星極ドリームトーナメントでは全員が盤石の安定感を見せて見事優勝。第四回への出場権を獲得した。
あくまで権利の為、行使しない或いはメンバー変更を行う可能性もあったがメンバーの想いは一つで忘れ物を取りに来ることとなった。
手負いの鷲の傷は癒え、誇りは取り戻した。大空へと羽搏き光る其の眼光は優勝という獲物へと向けられている。

全体総括

指名された15名中、完全新規参加者が5名。四度目の開催を数え、流石に新規を探すのが厳しくなってきた現状としては十分に新しい風を感じる結果となった。
一方で大会皆勤の13名中12名が今回も内定し、高い存在感を見せつけた。
唯一落選となった辻垣内智葉だが、本戦開催後に開催されるお疲れ様個人戦で第一回から無敗の三連覇を成しているという実績から、史上初の大会外からの招待選手として第四回のお疲れ様個人戦に参加することが運営事務所から通知された。
星極ドリームトーナメントにて所属3チーム全てが決勝進出していながらも決勝で全て敗北して第四回出場権を取り零すという末路にオチが付く形となったが、本職で雪辱を果たすことが出来るのか注目したい。

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