アイマスリーグ～大会五日目 戦評～
【優勝】シンデレラ実業（346プロ）監督：みょん
第一試合：シンデレラ実業高校（346プロ） VS sideM高校（315プロ）
第二試合：ナムコエンジェル高校（765プロAS） VS 黒石東高校（連合プロ）
第三試合：ナムコエンジェル高校（765プロAS） VS シャイニーカラーズ高校（283プロ）
■第一試合 シンデレラ実業 7-5 sideM
大会最終日の開幕戦は共にこの試合が最終戦となるシンデレラ実業とsideMの対戦。sideMにとっては全敗回避が懸かった試合となった。
優勝の可能性を残すには勝利が絶対条件のシンデレラ実業が初回sideM先発の天道にいきなり襲い掛かる。先頭の多田から連打を重ね打者一巡で五点、二回にも二死から四連続レフト前ヒットで二点を追加した。
このままワンサイドかと思われたが、四回に一塁からマウンドに上がった天峰が好投。シンデレラ実業打線を相手に4イニングを被安打2奪三振4無失点で抑えて逆転へ望みを繋いだ。
六点を追う七回裏、sideMはこの回から代わった今大会初登板の姫川から三番の桜庭がスリーランホームランを放つ。更に五番柏木からも一発が出て点差は二点に。ここで打席に立つのは今日大活躍の天峰。
しかしsideMの奮闘はここまで、天峰から姫川がこのイニング3個目の三振を奪ってシンデレラ実業が暫定一位に浮上する四勝目を挙げた。
■第二試合 ナムコエンジェル 10-9 黒石東
第二試合はナムコエンジェルと黒石東の因縁の一戦。古参ファンの注目が集まる対決が期待出来る試合となった。
今大会防御率トップツーの先発、如月と玲音の投げ合いが予想されたが意外にも序盤から殴り合いの展開となり、二回を終えて6-2と玲音を破壊したナムコエンジェルがリード。
更にナムコエンジェルは四回表に日高舞から二度の三者連続安打を放って4点を追加。10-2とリードを広げた。
これはセーフティリードかと思われたが、スタミナが切れた如月から伊集院の一発を放ち如月は五回途中で降板。更に代わった四条から四者連続安打を放って黒石東が点差を5点に詰める。
六回も伊集院がスタミナ切れの四条からツーランホームランを放ち、ナムコエンジェルは今大会初登板となる一年生のちひゃーをマウンドに。打たれながらも何とか水谷を三振に斬って最終回を迎える。
五回以降は黒石東の中継ぎ陣が0に抑え、3点ビハインドで黒石東が最後の攻撃を迎える。ちひゃーを引きずり下ろし、崖っぷちのナムコエンジェルは水瀬を遊撃手からマウンドに送る。
そして決着の瞬間は10-9の二死一二塁。この日四打席連続安打と絶好調の五番秋月涼が放った鋭い打球は二塁手双海亜美が掴み取ってゲームセット。黒石東は相手を上回る合計19安打を放つも惜しくも後一歩届かず、ナムコエンジェルが因縁の対決を制した。
■第三試合 ナムコエンジェル 6-1 シャイニーカラーズ
第一回アイマスリーグの15試合目。優勝が懸かる最後の一戦はナムコエンジェルとシャイニーカラーズの戦い。
共に3勝1敗。直接対決の関係でナムコエンジェルが勝てばシンデレラ実業が優勝。シャイニーカラーズが勝てばシャイニーカラーズが優勝という状況での最終戦となった。
優勝に向けて一丸となって試合に臨むシャイニーカラーズの前に立ち塞がったのは、この試合好調の如月千早。
緩急を活かした圧倒的なピッチングで一巡目をパーフェクトで抑え込んだ。
如月の投球に打線も応え、三回に小宮から連打を集めて3得点。四回も一死満塁での市川の送球エラーも絡んで3点を奪い、試合の流れを決定付けた。
四回以降も三振の山を築く如月相手に、シャイニーカラーズは六回に代打白瀬の二塁打から西城のタイムリーで1点を返すのが精一杯。
小宮の降板以降は黛・櫻木が無失点で凌いで逆転へ望みを繋ぐも、如月の前に最終回もヒットを放つことが出来なかった。
投打で強さを見せたナムコエンジェルが完勝で四勝目を挙げ、シンデレラ実業が第一回アイマスリーグを制した。
シャイニーカラーズ監督eipenのコメント
「如月千早が凄かった、に尽きますね。よりによってこういう試合でこの投手と当たってしまうか…と思ってしまいますが……ハイ。
果穂もよく投げてくれていたんですが、打ち込まれたシアターズ高校と同じく相性が悪い相手だったというのはありましたね。打ち取った当たりが前に落ちてしまって…冬優子投入の判断が遅れたのが悔やまれます。
…ですが、我々にとって敗北の悔しさこそがプロデュースの出発点ですから。この悔しさを握り締めて、次のステージで」
第一回アイマスリーグafter
ベストナイン討論会＆オールスター対決＆ペナント対決
4/24（月）21:30～
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