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アイマスリーグ~大会二日目 戦評~


順位表(二日目終了時)

第一試合:sideM高校(315プロ) VS シャイニーカラーズ高校(283プロ)
第二試合:sideM高校(315プロ) VS ナムコエンジェル高校(765プロAS)
第三試合:シンデレラ実業高校(346プロ) VS 黒石東高校(連合プロ)


sideM VS シャニ

■第一試合 sideM 2-8 シャイニーカラーズ

二日目はsideMとシャイニーカラーズの対戦から開幕。前試合で悔しい想いをした両エースが汚名挽回を期す対決となった。

一回表、シャイニーカラーズの小宮は先頭打者の眉見にヒットを打たれるも何とか無失点に切り抜ける。裏のsideM天道は西城のツーベースなどで一失点。シャイニーカラーズが先制。

このまま防御率を下げたい小宮だったが、二回に下位打線に連打を浴びて失点。三回も桜庭・花園・柏木のsideMクリーンナップから三連打で失点し逆転を喫するがそこから奮起し連続三振でピンチを切り抜ける。
その姿に応えたのがこの日絶好調の女房役三峰。三回裏二死満塁で回って来た打席で満塁本塁打をライトスタンドに叩き込んで試合を大きく引っくり返した。

五回表途中からシャイニーカラーズはクローザーの黛を投入。ヒットと四球で二死満塁のピンチを迎えるも、代打黒野を遊飛に抑えてsideMに流れを渡さなかった。
その裏に代打杜野のどエモいツーベース、この試合3タコだった一番芹沢のタイムリーで試合を決め、シャイニーカラーズが2勝目を挙げた。


sideM VS ナムコエンジェル

■第二試合 sideM 1-3 ナムコエンジェル

連戦となるsideMと前戦で劇的な逆転負けを喫したナムコエンジェルの対戦。

ナムコエンジェルはこの試合スーパー一年生のちびきを二番遊撃手でスタメンに抜擢。初回に意表を突くバントでエラーを誘い、初回二点先制に貢献した。
sideM天道は二回も二死満塁のピンチを招くも、ここは意地を見せて無失点で切り抜ける。

ここまで投壊が続いたsideMだが、この試合はリリーフ陣が踏ん張り被安打10ながら3失点で抑えて六回を投げ切る。
しかし打線は如月・四条の好投手の前に沈黙。四回表にエラーも絡んで二死満塁のチャンスを作るも、代わった四条に蒼井亨介が三振。六回はクリーンナップが三者連続三振を喫してしまう。

更に六回裏紅井が捕まり六番秋月からの三連打でナムコエンジェルが貴重な追加点を奪う。更に一死二三塁で一番の双海真美が放ったのはセンターへの痛烈な当たり

素晴らしい守備を魅せた蒼井(亨)

これを二塁手の蒼井亨介がスーパープレイで死守。更に続くちびきのライト前に落ちようかという当たりも好捕し最終回へ良い流れを作った。

そして迎えた七回表。早々に二死を奪われここまでかと思われたが、蒼井亨介が四回の借りを返す値千金のツーベースで四条のスタミナが枯渇。投手層の薄いナムコエンジェルは遊撃手の水瀬がマウンドに上がる。
この水瀬から代打秋山がヒット、眉見の四球で二死満塁。そして二番葛之葉が待望のタイムリーを放ち3-1

未だ満塁で打席に入ったのは今日ツーベースを放っている三番桜庭薫。
両監督が天に祈る中、変化球をカキーン!と完璧に捉えた当たりは惜しくも右翼手萩原のグラブに収まりナムコエンジェルが薄氷の勝利。
お立ち台には先発如月と三安打の天海のバッテリーが上がり、会場はエモい空気に包まれた。


シンデレラ実業 VS 黒石東

■第三試合 シンデレラ実業 6-3 黒石東

共に一試合目で白星を手にしたシンデレラ実業と黒石東の対決。両先発は玲音と及川

初回の攻撃に定評がある黒石東はこの試合もJupiterの三連打などで及川の立ち上がりを攻め二点を先制。

一方のシンデレラ実業は一巡目は玲音に完璧に封じ込められるも、二巡目の四回に牙を剥く。二番夢見のヒットから三番多田が今大会初の三塁打を放って一点差。更に四番三船のタイムリーで同点。多田・三船の両名は二試合連続の打点となった。
このまま一気に逆転かと思われたが黒石東は日高舞を投入。鷹富士を三振、辻野を一直に抑えて威厳を見せつけた。
 
六回表は先頭の夢見が日高舞から連続アウトを11で止めるヒットを放つも後が続かず、迎えた六回裏。疲れの見えた及川から水谷がレフトへのツーベースヒットを放って勝ち越しの3点目を黒石東がもぎ取った。

またしても一点ビハインドで最終回を迎えたシンデレラ実業。何かが起きる雰囲気の中、鷹富士のヒットから辻野が送って一死二塁。
ここで八番の砂塚がセンター前ヒットを放ち日高舞の無失点記録が潰える。

続く代打城ヶ崎美嘉を二飛に仕留めるも、一番藤居に四球を与えて二死一二塁、ターニングポイントで打席には二番夢見。
この対決はドロップカーブを捉えた夢見に軍配が上がり、左中間を破る走者一掃のタイムリースリーベース。代わった詩花からも一点を奪い、シンデレラ実業が二試合連続の最終回四点奪取となった。

最終回はクローザーの小早川が二試合連続となる三人斬り。シンデレラ実業が激戦を制した。


打撃成績(二日目終了時)

OPS順

投手成績(二日目終了時)

防御率順

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