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アイマスリーグ~大会三日目 戦評~


順位表(三日目終了時)

第一試合:シアターズ高校(765プロ) VS 黒石東高校(連合プロ)
第二試合:シアターズ高校(765プロ) VS ナムコエンジェル高校(765プロAS)
第三試合:シンデレラ実業高校(346プロ) VS シャイニーカラーズ高校(283プロ)

シアターズ VS 黒石東

■第一試合 シアターズ 9-1 黒石東

三日目の開幕戦はシアターズと黒石東。共に1敗同士、優勝戦線に残る為に負けられない試合となった。

試合開始前に誤算が発生、ここまで黒石東の先発を務めていた玲音の調子が絶不調となり先発を回避(※アイマスリーグでは両エースの調子のみ普通以上に固定して他の選手の調子はランダム)
代わりに今大会初登板の二年生桜井夢子がマウンドに立った。シアターズの先発は前回の雪辱に燃えるエース伊吹翼。

不安視されていた桜井は立ち上がり、シアターズ先頭の周防に二塁打を放たれバントと犠牲フライで一点を失う。続く二回は四球と死球で満塁のピンチを背負うも、何とか後続を断ち切り二回一失点という結果で仕事を果たした。

試合が大きく動いたのは五回。代打を送られた日高舞に代わって三番手で登板した詩花を四回裏にターニングポイントを制した勢いに乗るシアターズ打線が連打で崩して四点を奪ってノックアウト。更に代わった朝比奈からこの日絶好調の周防がローリング△(スリーラン)ホームランを放って一挙7得点で勝負を決めた。

ダメ押しの△ホームランを放つ周防桃子

シアターズ伊吹は隙の無い投球を見せ、6回被安打4失点1でしっかりエースの役目を果たした。黒石東の攻撃は四回裏のチャンスを潰したことが響き、六回の奥空の一発の1点のみで終わり手痛い二敗目を喫した。


シアターズ VS ナムコエンジェル

■第二試合 シアターズ 3-11 ナムコエンジェル

第二試合は夢の同門対決となったシアターズとナムコエンジェルの対戦。先輩後輩がグラウンドに並び立つ姿に多くの注目が集まった

ナムコエンジェルの先発はここまで防御率0点台と圧倒的な成績を残す如月。この試合でも要所で三振を奪う安定したピッチングで7回途中1失点で投げ抜き、強力シアターズ打線を封じ込めた。

一方の伊吹は二回に三浦からソロ、三回には星井からツーランを被弾する等一発攻勢を受け四回五失点で降板。先輩に格の違いを見せつけられる形となった。
ここまで失点ゼロで抑えて来たシアターズ中継ぎ陣だったがナムコエンジェルには通用せず、ナムコエンジェルはこの試合、星井・三浦・秋月・如月の四名が猛打賞と大暴れで破壊力を見せつけた。

大敗の中で一人気を吐いたのがシアターズの周防。絶不調の為九番に下げられていたが、三打席連続でレフト前ヒットを放ち最終回の二点奪取に貢献した。


シャイニーカラーズ VS シンデレラ実業

■第三試合 シャイニーカラーズ 12-2 シンデレラ実業

第三試合はここまで二連勝同士、勝った方が優勝に大きく近づく一戦となるシャイニーカラーズとシンデレラ実業の対決。

先制したのはシャイニーカラーズ。三回に桑山が一死二三塁からツーベースを放って二点タイムリーで先制。勝負強さを披露した。

しかし四回裏、ここまで被安打1と好投していた小宮からこの回先頭の夢見がセンターオーバーの二塁打。一死の後、四番鷹富士がライトスタンドへ同点弾を叩きこんで試合を振り出しに戻した。

一進一退の攻防で迎えた五回表、一死一塁で桑山が打ったショートゴロをシンデレラ遊撃の三船が痛恨の野選。オールセーフでターニングポイントとなり、続く杜野が初球を捉えて均衡を破るタイムリーを放ち一気にシャイニーカラーズに流れが傾いた。

シャイニーカラーズは六回表に五連続安打などで大量7点を追加し、10点リードで迎えた七回裏にマウンドに立っているのは小宮果穂。辻野ヒットの後、砂塚を併殺に打ち取り代打城ヶ崎美嘉を三振に斬って今大会初の完投勝利を成し遂げた。

打撃成績(三日目終了時点)

OPS順


投手成績(三日目終了時点)

防御率順

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