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好きなもの

小さい頃からずっと好きなものって何ですか?

私は、コーンスープと毛布です。

好きな食べ物は?

とか

好きなものは?

と聞かれたら別のものを答える気がしますが、

小さい頃から好きなものは?

と聞かれたら、そう答えると思います。

何でそれが好きなのか。
あまり考えたことがなかったので、
今回は毛布が好きな理由について、
自己分析しながら書いていきたいと思います。


毛布。
柔らかくて、温かい。
フワフワとした生地が心地良い。

そんなイメージがあります。

力を抜いて、
リラックスして、
毛布の温かさで眠りに落ちていく。
その感覚は幸せの一言に尽きます。

ただ、私が好きなのは単に毛布を使って寝ることではなく、
毛布を丸め抱き枕の様にして、
それに抱き付きながら寝ることです。

物心ついたときから、
社会人になる直前まで、
私は寝る時いつもこう寝ていました。
(旅先や修学旅行とかは流石にしませんでしたが……)

毛布の温もりと柔らかさが好きなのもありましたが、
抱き付くこと自体好きでした。

抱き締めている腕や脚、胸に伝わる反発力。
体が温かく、柔らかいものに密着していることに安心を感じていました。

だから、私が本当に好きだったのは毛布ではなく、
抱き締める感触だったのです。

そして、これは一方的なものではありません。

抱き締めるのも好きですが、
抱き締められるのも好きです。

特に女性に抱き締められたとき、
体に密着する柔らかい感触、
伝わってくる心地の良い温度、
心が落ち着く甘い匂い。

抱き締められることの安心感。

力を抜いて、
意識が薄れていって、
身も心も相手に深く深く沈んでいく。


抱き締められて落ち着く。


この人に抱き締められると安心する。


この人にずっと抱き締められていたい。


この人に抱き締められるの好き。


この人の匂いが好き。


この人の温もりが好き。


この人の優しさが好き。


この人が好き。

抱き締められている時間が長くなればなるほどに、
相手に身も心も預けるようになっていき、
次第に心の中が相手のことで埋まっていく。

自分でもチョロいと思いますが、
きっと私は抱き締められていると、
本当に相手のことが好きになってしまうでしょう。

抱き締められる安心感。
無重力のような夢心地。

私はこの感覚に浸っていたい。

結局のところ、
私が好きなのは毛布ではなく、
抱きしめることでもなく、
抱き締められることが好きなのです。

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