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クロウタドリの巣作りから巣立ちまで

2020 年 5 月 8 日

クロウタドリの雌が自転車のカゴに巣作りしているのを発見した。材料を集めるために、せっせと鉢植えの土を荒らしてくれていた。

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2020 年 5 月 14 日

抱卵中の雌(母鳥)

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2020 年 5 月 22 日

雌の外出中に卵を見守る(?)雄(父鳥)

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2020 年 5 月 25 日

初めてヒナの産声を聞いた(写真は翌日、父鳥?)。

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2020 年 6 月 1 日

2羽のヒナを確認した。

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2020 年 6 月 2 日

5 月の後半に雌(母鳥)がミミズを食べているのを見て(Wikipedia には「虫」とあるが、ミミズかどうかは知らなかった)、巣から 1 メートルぐらいの場所に餌付鉢を用意し、ミミズコンポストから毎日 10 匹ほど与えていた。雌(母鳥)は巣の近くにいることが多く、餌付鉢に来るのは雌のみである。

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食事マナーは悪い。

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雄(父鳥)。巣の近くにいることは少なく、屋根の上あたりでさえずっていることが多い。カラスやハトを撃退するためかもしれない。きれいな歌声は「クロウタドリの歌声を愛する人間に守ってもらっていること」を誇示するためだろうか。雌は歌わないような気がする。「トゥーーートゥットゥットゥッ」という鳴き声が聞こえるが、ヒナへの合図だろうか。雄と雌の交信はテレパシーのようで、静かに片方が巣に戻ってきては阿吽の呼吸でブーメランのようにもう片方が飛び去る。

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雌(母鳥)はたまにこういうポーズでまったりしているが、雄(父鳥)はしない。

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2020 年 6 月 4 日

ヒナは 4 羽いるのを確認した。毎朝与えるミミズの数を 15 匹前後に増やした。

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翌日 5 羽と確信する(写真は 6 月 7 日)。

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2020 年 6 月 7 日

ヒナが大きくなり、母鳥がカゴの縁から餌を与えるようになる。

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雌(母鳥)は人間をあまり怖がらないようで、土いじりをしていたら、餌付鉢にやってきて暫く静止し、土のうえでまたまったり。そして、いきなりミミズを摘まみ出した。

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2020 年 6 月 8 日

初めてヒナがカゴから出てきた。最初はギョっとした。警戒心がまだないようで動かない。若い男性の住人も「わっ!」とおどかされていた。

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正面から見るとチューバッカっぽい。

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2020 年 6 月 9 日

他のヒナも出て来て、以来カゴの中にいるところは見なくなった。中央の雄は甘えん坊?

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飛行訓練中。壁にぶつかって地面まで数メートル落ちたりして危なっかしい。

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雄(右)は警戒心が強そうだが(マイケル・ジャクソンのポーズに見えてしかたない)、雌(左)の堂々っぷりには笑いさえ誘われる。

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2020 年 6 月 10 日

自転車のギアの上で(また)居眠りしている雌

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2020 年 6 月 11 日

ヒナの頭部には白い産毛がある(雌だけ?)。

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2020 年 6 月 12 日

これは雌でビクともせず、雄は後ろの鉢の間に隠れていた。

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2020 年 6 月 13 日

ヒナは 1 ~ 2 羽ずつ外界デビューしているようで、この雄(左)と雌(右)のみが残っていた。

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雌のヒナも「まったり」をしている。雄がこのようにじっとしているところを見たことがない。

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2020 年 6 月 15 日

鳴き声(ゆっくりピー、ピー、ピー)が 1 つになったので、この雌が最後のようだ。まだ母鳥から餌をもらっている。

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2020 年 6 月 16 日

鳴き声が聞こえなくなり、餌付鉢も荒らされていないので、どうやら最後の雌も外界デビューを果たしたようである。

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空の巣を見て寂しくもあり嬉しくもあり。自転車のカゴはやめて欲しいが、来年も戻ってきて欲しい。

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2020 年 6 月 19 日

クロウタドリの鳴き声がまた聞こえるようになったなあとは思っていたが、自転車のカゴに雌が戻ってきていて大仰天!雨嵐の後始末に追われ自転車の掃除を後回しにしておいて良かった。でも、ほっとしたところなのにまたもう 1 か月心配しないといけないし(巣の再利用は問題が多い?)自転車にも乗れない。

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2020 年 6 月 20 日

「キキキキキー」という鳴き声がするので雄か雌かを確認するために外に出てみたら、雄がハトを追い払っていた。自分より大きいハトにぎりぎりまで近づいて威嚇していた。

2020 年 7 月 2 日

1 羽目が孵化したようで、かすかな鳴き声が聞こえた。雌(母鳥)は抱卵中嘴を開いていることが多い。体温を低下させるためだろうか。また、今回は雌が餌付鉢からミミズを一切食べておらず、外界に食事に行っているようである。第 1 陣のヒナの様子を見に行っているのだろうか。ただ、英語の記事でヒナはこの頃には完全に自立すると読んだ覚えがある。

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2020 年 7 月 3 日

1 羽目のヒナが孵化してから餌付鉢のミミズを捕獲するようになった(写真左下)。

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2020 年 7 月 7 日

雄(父鳥)に襲われそうになった。頭の上ぎりぎりを飛んでいき、髪に触れたかもしれない。今回は前回よりはるかにナーバスである。雌(母鳥)も姿を見せない。

2020 年 7 月 9 日

少なくとも 2 羽のヒナ(赤矢印)が孵化したようだ(青矢印にも 1、2 羽いるかもしれない)。今回は一家全員警戒心がはるかに強いようで、父鳥は私を撃退するかのように頭ぎりぎりまで飛んで来たし、母鳥は巣の近くにいることがなく餌付鉢にもほとんど手を付けず、ヒナが餌を奪い合う声もあまり聞かない。どうしてだろう。

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2020 年 7 月 16 日

第 2 陣のヒナが巣から出てきた。今回は 3 ~ 4 羽ぐらい?とにかく謎が多い。合計 4 回ほど雄(父鳥)に襲われたし、雌(母鳥)が地上にいる姿を一度も見ておらず(上の階と自転車のカゴの間を飛んで移動)、餌付鉢からミミズをほじくったのは 3 回ほどで、私が近くにいるとヒナに餌をやるのを待ち(?)、ヒナも鳴かない。

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2020 年 7 月 20 日

第 2 陣の最後のヒナも外界デビューした模様。ヒナの巣立ち後は雌(母鳥)はコンポストのミミズ探しで散々鉢を荒らしてくれた。ヒナの飛行訓練は見た覚えがない。今回は雄(父鳥)に 5 回襲われて、多少縁起が悪そうなので、早速自転車のカゴの中の巣を撤去して自転車を掃除した。でも来年も戻ってきて欲しい。

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2020 年 7 月 26 日

外界デビューした雌のヒナが出戻り。尾も長くなり母鳥とさほど変わらない体格になったがまだ母鳥から餌を貰っている。虫をつつく練習もしていた。

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2020 年 7 月 29 日

再び雌のヒナが出戻り。鳥の親はかなり非情なイメージがあるが、クロウタドリの親はヒナが独立するまでちゃんと世話をするようである。

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2020 年 8 月 1 日

母鳥がミミズを漁っているのでヒナを探したが、声も聞こえず、母鳥は結局ミミズをくわえて外界に飛んで行った。どこにミミズがいるか覚えているんだ。







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