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農業・環境

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田舎の土地での週末農業(準備中)とその他の農業・環境に関する自分のノートをまとめています。
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#ミミズコンポスト

スケルトンリーフ

週末農業 - 2019 年 7 月

2019 年 7 月 1 日 とうとうフェンスのネットを購入した。強度には不安があるが、いつもいくホームセンターでは 150 cm はこれだけで、傾斜とデコボコのある土地には溶接された(welded)ネットよりも編み込まれた(braided)ネットのほうが柔軟性があって設置しやすそうだからである。思ったよりも重かったので、駄目元でいつもお世話になっているご近所さんに電話をしたところ、すぐに自転車で駆け付けてくれた。他にも必要なものや質問があったので、ホームセンターで結構時間

エコな紫キャベツの pH テスター

ずっと前からミミズコンポストの環境の pH を調べたかったが、うちの近所では pH テスターがなかなか見つからず、あるペットショップに立ち寄ったところ、紫キャベツで測定できることを教えてもらった。そこでネットで調べたが、英語の情報は主にミキサーを使う方法、日本語の情報は主に煮る方法で、いずれにしてもそんなに大量に要らず、また面倒なことをする必要もなさそうなので、この方法を思い付いた。 水は 200 cc のみで、紫キャベツの食べられなさそうな部分のみを使い、溶液作成後はコン

ヨーロッパナガミミズのコンポスト(3)

コンポスト方法 ミミズに生ゴミを与える量や頻度、方法は、いまだに試行錯誤中で、またミミズの種類やその土地の天候などにも左右されるので、ここに記載する情報はあくまで参考程度とする。私自身、分解されていない生ゴミにミミズがすぐに群がるような印象を与える情報が非常に多く、翻弄されたように感じる。尚、容器に投入できる/できない生ゴミ=グリーン=窒素とブラウン=炭素については、情報が豊富にあるので、ここには掲載しない。 10 匹程が蛋白質中毒で息絶えたいま、生ゴミを与える前にある

ヨーロッパナガミミズのコンポスト(2)

容器内の環境の悪化 2 か月ほど経ってから、朝にキャッチャーに多数の成熟したミミズが見られるようになった(未成熟のミミズは通算で 2、3 匹のみ)。また、白くて小さいミミズはベイビーではなく pot worm(学名 Enchytraeidae、和名なし)であることが判明したので、容器内の pH が低く(より酸性)、生ゴミ・水分を与え過ぎたようである。花用の土を投入してみたところ、そこに多くのミミズが避難していた。「protein poisoning」と思われる病気のミミズや

ヨーロッパナガミミズのコンポスト(1)

2018 年 9 月末に週末農業と生ゴミ処理の一環でミミズコンポストを始めた。 育ち盛りの二人の息子が果物と生野菜をよく食べ、私も毎日料理するので、大量の生ゴミが出る。長年罪悪感に苛まれていたが、コンポストについて知り、調べているうちに、都市部ではミミズコンポストが最も効果的に思えた。 命を預かるわけだから、しばらく考えた後、好奇心が勝り、またハンガリーでは釣りの餌としてしか販売されていないようなので、人工的な環境ながら少しでも長生きできるならと多少こじつけて、試してみる