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農業・環境

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田舎の土地での週末農業(準備中)とその他の農業・環境に関する自分のノートをまとめています。
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2019年3月の記事一覧

イチジクの剪定・挿し木・移植

イチジクの挿し木に挑戦した。剪定したのは、数年前にブダペスト中央市場で買い、アパートの建物の中庭に置かせてもらっていたイチジクで、種類はわからない(一年目には実がなったが、二年目には実がならなかった)。剪定・挿し木・移植についてはネットにプロの情報が豊富にあるので、それを参照してもらいたい。ここでは、ハンガリーでは手に入らないもの、ハンガリー語がわからないものが多々あるため、私の実験の結果を記しておく。挿し木については屋内の窓際で行った。 2019 年 3 月 4 日 剪

クロウタドリの鳴き声

隣に商業施設ができてから、屋上にハトが住むようになり、うちのアパートの建物の中庭にもやってきていたので、縄張り意識の強いクロウタドリは帰ってこないのかなあと心配していたが、今年も帰ってきた。朝の 4 時に鳴き声で起こされることもあるが、クロウタドリのさえずりで中庭は都会のオアシスと化す。※写真は雌のクロウタドリで、雄は黒い。

謎のコンポスト

ブダペストのアパートに住んでいる私は、生ゴミをコンポストできる場所がほとんどなく、ミミズに処理してもらえない生ゴミは田舎の土地のコンポストに持って行くまで乾燥させてからボックスに貯めているが、2 か月程前に、みじん切りにして冷凍したミミズの餌が多くなり、冷凍庫が狭くなったので、それらを屋外のプランターに埋めたところ、田舎の土地に持って行くために昨日掘り返してみたら、優良そうなコンポストになっていた。「冬に」「ブラウン(炭素)なしで」「かき混ぜない」コールドコンポストをして、こ

週末農業 - 2019 年 3 月

2019 年 3 月 17 日 約 1 か月半ぶりに田舎の土地に長男と行ってきた。この土地の紹介とこれまでの経緯は末尾にある。 周囲の皆さんは着々と準備を進めていた。「週末農業」というタイトルのシリーズにしたが、うちは今年も何も植えられないかもしれない。 アーモンドの花が咲いていた。今年も収穫は以前から植えられていた木々からの恵みだけになるのかなあ。 息絶えたミミズ(が入っているはずのコンポスト)をここのコンポストに加えて弔った。 非常に適当ではあるが、パプリカとト

キドニービーンズの移植 - 実験(2)

キドニービーンズの移植はとりあえず成功したのか、見様見真似で摘心したところ、元気に脇芽がどんどん出てきていて、鉢植えにも根が張っているようである。 鉢植えのほうにも根が張っているようなので、土とミミズコンポストを混ぜたもの(別の実験で)を加えた。 もう少し暖かくなれば、田舎の土地に「このまま」移植しようと思う。 2019 年 4 月 12 日追記:花は咲くようになったが、実はつかないかもしれないので、プラスチック部分を可能な限り切り取り、そこに土を加えてから、中庭に置く

エコな紫キャベツの pH テスター

ずっと前からミミズコンポストの環境の pH を調べたかったが、うちの近所では pH テスターがなかなか見つからず、あるペットショップに立ち寄ったところ、紫キャベツで測定できることを教えてもらった。そこでネットで調べたが、英語の情報は主にミキサーを使う方法、日本語の情報は主に煮る方法で、いずれにしてもそんなに大量に要らず、また面倒なことをする必要もなさそうなので、この方法を思い付いた。 水は 200 cc のみで、紫キャベツの食べられなさそうな部分のみを使い、溶液作成後はコン