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Don‘t Starve Togetherという飽きが来ないサバイバルゲームが面白い件について

ドンスタに土日を吸われている

 最近休みの日をフルに突っ込んでひたすらプレイしているのが、「Don`t Starve Together」というゲームだ。Steamで1500円くらいで買える。このゲームはプレイするなり野原に放り出されて、空腹にならないように食料や資源を集めながら生存するゲームだ。簡単に言えばMinecraftで拠点も何もない1日目にゾンビから逃げているあの感覚がずっと続くようなゲームだと思えばいい。これが非常に面白くてもう200時間以上費やしている。まだまだ飽きそうにない。

 どこがそんなに面白いかというと、「飽きが来ない」この一点に尽きる。Minecraftでもなんでも、サバイバルゲームは一定の拠点ができてしまえばあとは拡大再生産を目指すのみになる。最初はあれだけ脅威だったゾンビやスケルトンが、ちゃんとした防具と堅牢な住居を築いてしまえば赤子の手を捻る様に殺せてしまうものだ。マイクラのサバイバルは比較的早い段階で終わってしまい、あとは洞窟やボスに挑むことで自ら危険な状況を発生させない限り割とのうのうと生きていけてしまうような気がする。だからちょいちょいワールドを新規作成してまた初日のひもじい夜を体験しに行くのだ。

 ドンスタの面白いところは、プレイヤーに安住をさせないための工夫が山ほどあるところだ。プレイヤーは秋の季節からプレイをはじめ(無印はたしか春から)、季節ごとに異なる脅威に対処しなければならない。冬は体温が下がるとだんだんダメージを受けていくから防寒着を着なければならないし、春は大雨が降ってだんだん正気度というパラメーターが下がり自らの幻覚に攻撃されてしまう。夏は熱中症を避けるために冷却機能のあるアイテムを持ち運ばなければならないし、また巡ってきた秋には一年前にはいなかったクソでかい熊のボスとかが待ち構えている。各季節を乗り切るためのアイテムは大体耐久値が設定されていて使えば無くなるので、常に次の季節のことを考えながらアイテム集めをしなくてはならない。やることが多い。楽しい。

 季節のほかにも拠点を破壊しに来るボスや、常に減り続ける空腹度や正気度、季節ごとに取れるものが変わる食料事情など、知識と頭を動かし続けないと対応できない仕掛けがたくさんある。常にWikiとにらめっこである。楽しい。

 そうしてゲームにせっつかれながらサバイバルをして、なんかの拍子に死んでしまったら世界は全部白紙になってまた最初からだ。ただ、ワールドの構成はランダムなので次の世界では驚くような便利な地勢を確保できるかもしれないし、貧弱な資源しかなくてもそこでいかに生きるかに頭を悩ませることができる。ゲームが常にやることと考えることを作ってくれるので、なかなか離してくれないのだ。本当に楽しい。

 こうしてまた休日がぎゅんぎゅんと吸われていく。次の休日ではどうやって生き延びようか、パソコンを閉じても余韻が残る良いゲームに出会えたことに感謝して寝ることにする。

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