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読むか読まないかはあなた次第です

【読書のススメ】

私は、《紙とフォント》フェチです。
どれが特にお気に入りかと言われたら、
角川文庫がドンピシャです。紙も、フォントも。
次点が集英社。
新潮文庫は読みたいものは多いけど、あのツルツル過ぎる紙が私的にテンションが上がらない。あと文字が大きい。米粒に書いてるのか?くらい小さい文字が好き。
超個人的な感想です笑笑。

だからできれば本は紙で読みたいけれど、
こんなご時世めちゃくちゃありがたいのは電子書籍。
Wi-Fiがあれば1分で届くもの。

うちのkindleちゃんは実は3代目。可愛がってます。お風呂にも連れて行けるけど、まだ連れ込んだことはありません。

というわけで、
私が好きだったものを挙げてみますので、
良かったらこの土日に読んでみたらどうでしょう?

【思考の層を一段階あげたい人】

⚫︎『Think Crearly』 ロルフ・ドベリ/安原 実津

いま流行りらしいところを攻めてみよう。
こういう考え方を変えよう系はピンキリなんですけど、これは一読(できれば二読)の価値ありだと思います。
しかもこれの素晴らしいところは翻訳。とっても読みやすい日本語で、ウィットに富んだ内容がダイレクトにちゃんと伝わる。
電車の中で読んでるとウッカリ「ハッハー」って笑っちゃうかもしれないので要注意です(別に陽気なコメディ系の本ではありませんよ)

【師弟愛とは何かを知りたい人】

⚫︎『西遊記』 全4巻 平岩弓枝著

これを読んで思い浮かぶのは、
インドのアーシュラムだなぁ。アバニジ。
一心に自分の師だけを見つめるその美しさが、
悟空と三蔵法師の中に溢れるのを目撃して欲しい。
どの西遊記よりも、平岩版は美しいと思う。沢山の挿絵も大好き。子供の頃ドラビアンナイトが好きだった人にもおすすめ。

【多角的目線で物をみていたい人】

⚫︎『真面目にマリファナの話をしよう』
佐久間 裕美子著

「いい・悪いを超えて考える」とはどういうことかを教えてくれます。
人によっては地動説が出てきた時代のような拒否反応を示すかもだけど、
そういう経験ってなかなかないし、頭を柔らかくするだろうから、興味があれば。

【小説の醍醐味に浸かりたい人】

⚫︎『孤宿の人』 上下巻 宮部みゆき著

宮部みゆきの時代小説は本当に筆致が凄いので好きです。
何より人の心の闇について書かせたら、無尽蔵に出てくる文章。
宮部作品の中でも私は1、2位を争います(いや、選べんな…)
エンディング、私は泣き過ぎて震えました。涙脆いのもあるけどそれだけじゃないとも思う。

【実は極道の女に憧れていた人】

⚫︎『霧(ウラル)』 桜木紫乃著

切なくて凄惨。ちくしょうかっこいいぜ。こうなっちゃダメだけどね憧れちゃいかんのだけどね。なんで極道ってこうも潔いんだろうね。

最後に。
【そろそろ日本と向き合ってみようと思う人】

⚫︎『This is JAPAN』 ブレイディ みかこ著

ブレイディさんは「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著者でもありますね。
日本とイギリスの教育現場の相違点を挙げながら、
日本にある貧困層にスポットライトを当てる。

幼児・小児教育なんて関係ないし〜なんて正直おもってたけど、これを読んで考えを改めさせられました。
子供がいる人もいない人も、読んで欲しい。


有名なものばかりなので、
読んだことあるよって方も多いと思います。けれど、お勧めは良書の再読です!(Think Crearly的にもね)
良書でなくても、自分にとって大切な本をもう一度本棚から出すのはウキウキするよね。別に私が挙げたものじゃなくてもいいですからね!

せっかくだから、
有意義な週末にしましょう!

私は久々に、浅田次郎の天切り松闇がたりに手を出そうかと思う華金です。

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