僕の小さな友達と約束。
私がまだ、小学3年生くらいの頃。家の裏庭のブロック代わりに植えていた木の枝に、小さな鳥(何の鳥だったのかは覚えていない。)の巣があるのを私は見つけた。
いや、それは偶然見つけたと言ったほうがいいのかもしれない。鳥だって、外敵から巣を守る為に、そう簡単に見つけられないようにしているだろうから。
それは、幼い私(以降、僕とします。)が家のトイレに入っていた時のこと、そのトイレの小窓の外をぼんやり眺めていて僕が”くしゅん”とくしゃみをした時いきなり”ピィー!”というかわいい声が