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オンライン英会話講師の選び方

学習者がお手本にする人や講師を選ぶ際、
どこに目をつけるべきか、考えてみました。
先生と生徒の相性は、
生徒さんの上達を左右するので、
重要です。


謙虚さ

先生の英語に対する姿勢を観察してみてください。
上から目線で解説したり、
上から目線で間違いを指摘したりする人は
大体、
学ぶことをやめてしまった方です。

どれだけ「すごい」と言われる資格を
持っている人でも、
学び続けなければ、
変化し続ける英語についていけませし、
自分が間違っている可能性が
ゼロだと勘違いするようになります。

オンライン英会話では、
学校の授業のように
事前に準備ができないので、
講師の知識量とコミュニケーション能力が
問われます。
どれだけ経験のある講師でも、
即席で授業を行えば間違うことが
絶対にないとは言えないでしょう。

以上の前提がある限り、
良い講師は生徒と一緒に学び続ける
姿勢を保ちます。

英語系Youtuberやブロガーは
公開する前に、
間違いがないかチェックできますが、
それでも間違った英語を見かけます。

学習者の立場でできることは、
信頼できる英英辞典以外は
参考程度に触れ

学び続けて
自分の英語を確立していく
ことだと思います。

極端な話、ネイティブの書いた小説や
名のある教科書でも、
英語の間違いは有り得ります。
登場人物のキャラ設定ゆえの間違いや、
ネイティブからは微妙な響きの例文などは
多々あります。
何を「間違い」とするかも人それぞれです。

以上のことを常に頭に入れて、
確認を怠らない講師は
最高の先生です。

シンプルに楽しんでいるか

レッスン中、先生の顔を見てみてください。
先生は楽しそうですか?

英語で会話すること、
英語について話すことに
喜びを見出している先生は
おそらく自由時間でも
英語に触れている
はずです。
そして、そういう先生は、
語彙が豊富で表現力が高いことが多いです。

例文を作ってくれる

日常的にたくさんインプットしていて、
生徒さんの役に立ちたい先生は、
例文を作ってくれて、
生徒さんにも一文作るように言います。

例文を即興で作れる先生は、
知識量が多いはずです。

(新単語に出会ったらするべきことは
例文を作ることです。
訳語だけ知っていても、
実際にそれを使えることは稀です。
例文を作りましょう。)

柔軟さ

オンライン英会話講師は、
授業の事前準備ができない分、
柔軟さが求められます。

生徒さんのいろんな情報をもとに
レッスンを進めます。
年齢、英語歴、表情、声音、態度、知識量など。

レッスン中に日本語を多めに話す方は
もしかしたらまだ英語を話すことに
不安をお持ちなのかもしれません。

早口な方は、緊張していたり、
訂正されることに抵抗があるのかも
しれません。

生徒さんの体調が悪ければ、
プラスαの課題は出さない方がいいかもしれません。

その日の機嫌や体調によって、
生徒さんの学ぶ姿勢も変わるわけですから、
それに合わせられる先生がおすすめです。

生徒さんのできることは、
なるべく先生に情報を与えてあげる
ことだと思います。
カメラをONにして表情を見せたり、
その日あったことや体調について
先生とシェアすることです。

まとめ

講師と生徒も、同じ人間どうし。
講師はただ生徒さんより
英語の知識量が多いだけです。

その知識を分かち合いたい、
互いを高め合いたい、
という姿勢の講師が
最高の先生だと思います。





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