イギリス事情 【不味い?!イギリス伝統料理】
イギリス料理は不味いという悪評が広まってしまっていますが、その理由となる伝統料理が数多く存在しています。
その内の一つが
「スターゲイジーパイ」です。
ジブリの魔女の宅急便でも出てきた料理で、この料理名の日本語訳は「星を見る魚のパイ」です。
写真の通り、魚の頭部がパイから突き出しているのが特徴です。
このパイの発祥当時は七種類の魚を利用して作られていましたが、今はサバやニシンなど一種類だけで作られることが多いようです。
味の良し悪しもありますが、料理のビジュアル的にもあまり食欲をそそらないですよね・・・
まずいイギリス伝統料理の二つ目が
「マーマイト」です。
イギリス人の味覚がおかしいのではないかと言われるほど不味いので有名なのがこのマーマイトです。
ぱっと見はチョコレートのようですが、塩気が強く、独特のにおいがします。
これをパンに塗って食べます。
栄養価の高い発酵食品で、一度ハマると癖になる人はいるそうです。
ちなみにオーストラリアでは「ベジマイト」というマーマイトに似たものがあります。オーストラリア出身の俳優ヒュー・ジャックマンはベジマイトの大ファンを公言しています。やはり、小さい頃に食べた味覚は大人になると変わらないみたいですね。
この料理が生まれたきっかけは第二次世界大戦中に国民の健康維持の目的で栄養をつけさせるために、政府が広めたと言われています。
三つ目はかの有名な
「フィッシュアンドチップス」です。
不味いといいつつ、実は店によって大きく当たりとハズレがある食べ物です。
観光客目当てで売っているお店の大半は、冷凍ものを使って作られているため不味いのです。
おいしいフィッシュアンドチップスが食べたいのであれば、観光地ではなく、そこから少し離れた現地住民が通うレストランに行くことをオススメします。
もしヨークに行く機会があれば、
「ドレイクのフィッシュアンドチップス」というレストランに行くと良いでしょう。
たくさんの種類のソースと極上の魚のフィッシュアンドチップスが食べることができて大満足でした。
いかがでしたか?イギリス料理は不味いと言われていますが、地域やレストランによっては美味しく調理しているのかもしれません。
ガイドブックに頼るのもいいですが、自分なりに調べて地元住民がよく行く店を探し当てるのも、海外に滞在する時の楽しみになるでしょう。
記事がよいと思った方はスキやサポートをよろしくお願い致します。
ここから先は
¥ 100
温度のないお金より、 体温を感じる感想やフォローの方が嬉しいです。 読む意味を見つけてくれたあなたに感謝しています。ありがとう。