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発音はコスパとタイパ最強の英語学習方法!

コスパとタイパがもっともよい英語学習は、実は発音であるというお話をしていきます。

さて、さぁ英語をやろう!と思ったら、みなさんはどんな勉強方法を選びましたか?

学校英語と受験英語でずっと、読み書きはしたけど、話す練習が足りないから話せない。よし、英語やるなら、とりあえず英会話!

受験で、就職で、昇進で必要だし、資格として形に残るから、とりあえず英検やTOEICの試験対策!

単語がわからないと、聞き取りもできないし、分からないから、とりあえず単語!

英会話、試験対策、単語増強のどれかを選んでいるんじゃないかと思います。
私の英語スクールにいらっしゃる方も、そういう方が多いです。

まずは、発音でしょ!と言われる方はあまりいません。

社会人になって、英語を本格的に始めようと思った時、私もみなさんと同じ、英会話、試験対策、単語増強を考えてました。

順番としては、実はこの3つから始めるのは、あまりコスパとタイパが良いとは、言えないんです。
なぜなら、学習範囲が無限にあったり、やっていることが英語を話す、ということに直結していないからです。

「本格的に英語とかじゃなくて、簡単な日常会話ができる程度に英会話が話せるようになりたいんですよ。」
という目標を持たれている方が多いですが、日常会話の範囲は極めて広いです。

挨拶から始まり、体調、天気、季節、文化や習わし、食べ物、季節の行事、自然、趣味、家族、仕事、病気、ファッション、音楽、宗教、政治などなど、全部日常会話の範囲です。

日本語で日常的に会話していることを全部英語に置き換えるとしたら、学ぶ範囲がものすごく広いので、目標があいまいになって、結局何も身につかない状態になりがちです。

試験は8割以上が理解力を問う受け身の英語力を試します。
いくら勉強して試験で最高点を取ったとしても、自分から英語を作り出す力をつけていないと、結局、話せるようにはなりません。

単語は、あればあるほど役に立ちそうですが、これこそ底なし沼です。

いくら単語を覚えても、次から次に知らない単語は出てきます。
それに、意味だけ分かっても、英文での使い方を知らないと、せっかく時間をかけて覚えても、使えていない単語は頭の中から消えていきます。

どの方法も、目標があいまいだったり、やっていることが目的からずれていたり、やることが膨大で息切れしたりします。

それに対して、発音は、
目的が明確で、
やるべきことも明確、
英語の音は限りがあって
きちんとやればすぐに習得できます。

逆に、発音は、
きちんとやらないといつまで経っても改善されません。

英語圏在住歴20年以上だけど、
完全な日本語訛りというか、カタカナ英語、
という方はたくさんいます。

学校英語や大人になって英語を始めて、
普通に何となく話しているだけで、
正確な発音で英語を話せている人に
私は今までに一人もあったことがありません。

そう、英語の発音は、
きちんと学ばない限り、自然と上手にはならないんです。

英語をやるとき、みなさん口をそろえて言うのが、
「英語が話せるようになりたい!」

なのに、英語の発音学習を軽く見ている方がすごく多いのに驚きます。

話したいのなら、英語の音をきちんと作り出す方法を知ることは不可欠なはずですが、英語の発音をしっかり本腰を入れてやりたい!という方はあまりいません。

話したいのに、話す時に一番大事な発音の知識を後回しにしてしまっています。

「良い発音を聞いていたら発音が良くなるから、ネイティブに英語を習いたい。」
という希望をよく聞きます。

もちろん、正しい発音を聞くのは大事です。
悪い発音を間違って覚えてしまったら、使い物になりません。

でも、
「歌が上手に歌えるようになりたいから、上手な歌手の歌声を聞いている」
だけで、カラオケが上手になるでしょうか?

自分で歌って、人に聞いてもらって、うまく歌えていない所を直していく、
何ができていないのかを見つけ出し、具体的なポイントを練習して、改善していくから上達します。

でも、英語の発音ならば、相手が話す良い発音を聞くだけで上手になれる、
というのは、不可能です。

特に、日本語訛りがついてしまっているのに、それを矯正する方法を知らずに、「自ずと正しい発音ができるようになる」はずはありません。

もどかしく不自然で不自由な発音練習を繰り返さないと
正しい英語の発音が「自然にできる」ようになるにはなりません。

最初から何も考えずに自ずとできるのではなく、
不自然=深く考えながら自分に教え込む
を何度も何度も繰り返しやって、
やっとのことで
「考えなくても自然にできる」
に辿り着きます。

自ずとできるのは、
ファーストランゲージの時だけです。

私たちは1歳くらいでファーストランゲージを何にするか選択しています。
日本で生まれて、周りが日本語を話すなら、ファーストランゲージは日本語です。

英語を話す人が少しいても、日常的に聞く日本語の方が多ければ、私たちの脳はファーストランゲージとして日本語を選びます。

環境の中でよく耳にする大事な言葉だから、選択的に覚えて、もっと上手になろうとしているわけです。

選択が始まると、どんどんと他の言語が入る余地はなくなります。

8歳~10歳くらいで、ファーストランゲージの音は完成です。

日本で英語を学んでいる場合、ほとんどの人がセカンドランゲージとして学んでいます。

なので、赤ちゃんのようにいくらたくさん英語を聞いても、一旦出来上がったファーストランゲージの頑丈な日本語フィルターを通して音を聞いているので、英語の音がそのまま自ずと身につくことは一生ありません。

なので、最初は深くしっかり考えて、
舌を出したり、ひっこめたり、巻いたり押し付けたり、口を大きく開けたり横に引いたり、日本語を話す時にはしたことがない、
不自然で窮屈な動きを何度も何度も繰り返し練習して、
やっと「考えなくても自然にできる」状態にしていくこと。

これが、英語の発音を上達させる
唯一の最短の方法です。

そして、英語の発音を完全に網羅するのに必要な時間は、
120時間程度です。

毎日1.5時間程度の時間を英語の発音練習に避けるのなら、
90日間で英語の音をすべてマスターすることができます。

英語の音はそれくらい単純です。

英語の発音をやってみたい!と思われた方へ


母音チャートを使った英語の母音の作り方の解説ビデオを作りましたので、
ぜひ使ってみてください。

英語は大きい声で話さないと
正確に発音できない言語です。

自信がなくて小声で話すと、
Could you say it again?
One more time, please?
と聞き返されて、自信がなくなり
もっと話せなくなります。

でも、英語の発音がきちんとできるようになると、
自信を持って大きい声で話せるようになります。

大きい声で話すようになると
もっと伝わるようになり、
伝われば、もっと話したくなります。

正しい発音にすることで
自信を持ってどんどん話せる
好循環が生まれます。

ということで、英語の発音はコスパとタイパが最強の英語学習法です。

まだ英語の発音を本格的にやっていなくて、
あいまいなな発音になっている音があるぞ、という方、
ぜひ、発音に本腰を入れてみてください。

気持ちよく英語が話せるようになり、
おもしろいように英語が聞こえるようになります。

大事な単語も、浮き上がるようにして聞こえてきますし、
今まで聞こえなかった音も、謎が解けるように聞こえてきます。

発音は、「話す」に直結し、自信が激増する英語学習方法です。

英語発音に特化した発音コーチングを始めます。

ご興味がある方は、無料体験レッスンからお申し込みください。

私のスクールでは、イントネーションや発音と同時に、英語脳を作ったり、論理的思考法を身につける講座をご用意しています。

留学のような特別な経験なしでも、日本語を使うように、どんな場面でも自由自在に英語を使えるようになる方法を提供しています。

毎回ネイティブ講師からの個別の添削動画が届き、発音・文法・語法が一度に全部身につく特別eラーニング講座Select English

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年齢や興味に合わせて、トピックを深掘りしていくので、
内容がわかる~を軽く超えて、思考が深まるレッスン構成です。

外国人講師から、受講者一人ひとりに対して作られた添削動画が受け取れるので、単語の使い方、文法、発音がピンポイントで正確にわかり、自然な言い回しが学べます。

課題は、動画や音声で提出するので、オンラインの英会話レッスンでは、その場しのぎでおざなりになってしまう細かい発音や文法も、きちんとわかるように直してもらえ、何度も練習ができて、確実に上達しますよ!

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