大阪杯考察

阪神2000m
馬場・良馬場想定(Aコース最終)
過去10年で見ても、逃げ残りもあり、先行有利。
第4コーナー5番手以内21/30
極端な追い込みは疑問。
血統的にはやはりディープインパクトが一枚抜けている感じ。

展開面
何がなんでも逃げはいないが、このメンバーならジャックドールがすんなり逃げれるか。
第4コーナーである程度後方の馬は前へ押し上げたいが、外伸びの馬場であればぶんまわしてでも届くか。ただ基本的には4コーナー後の位置取り争いとなるため、スローからのロンスパ戦になるのではないかと予想。
前半1000m58秒後半で想定。お
また先行馬にやや力的に劣りそうな馬が入ることで壁となり差しが決まりにくい可能性がある。

全頭診断

ヴェルトライゼンデ　抑え候補
休養明けて崩れたのはオールカマーのみ。
他のレースが左回り、過去にはちゃんと走れてるしこなせはするが、ベストは左回りか。
上がりの脚は安定感あり。
オールカマーは大外分回しで度外視も、基本はスローから上がり勝負の方が良いか。

キラーアビリティ　相手候補
ホープフルS制覇後は基本的に追込、差し路線。2000m以下では比較的に安定している。
中日新聞杯は好騎乗であった分は大きく、この舞台でどこまで通用できるか。展開の助けはいると思われる。
2400以上を距離での敗戦とするなら、京都記念、皐月賞はスローからのキレ勝負。ホープフル、中日新聞杯は持続力だった。ただ中日新聞杯は軽いレース、ホープフルは若駒だったのでそこはどうか。
ディープ産駒

ジェラルディーナ　
近5走の重賞は全て馬券内。有馬記念3着。エリザベス制覇と成長著しく、ここでも上位筆頭。
馬体も充実し、本格化の気配。
少し休みの間隔が空いたが、堅実な1頭。ただ内枠に入ったのがどうか。

ジャックドール　本命候補
G1では掲示板クラスでは好走しており、あとひとつというところ。
近走は控えている競馬をしているが、パンサラッサがいた影響もあり。
海外帰りなのは不安があるが、メンバー的には楽に逃げれそう。

スターズオンアース　
古馬との初対戦、秋華賞では出遅れから巻き返しての3着でスムーズなら牝馬3冠も充分あり得た1頭である。
ただ、4歳牝馬のレベルについては、やや疑問に感じる所はあり、試金石の1戦か。
鞍上は不気味も軽い質の方が良さそう。

ダノンザキッド
好きな馬でいつも買ってしまう(笑)
マイルチャンピオンシップで2.3着とマイルで好走しているが、2000までなら対応可能と考える。
ホープフルは若かったので別とすればやはり瞬発力の方が良い。内でじっとするのも向いてないので直線でどこまでか。3着までか。

ノースブリッジ
東京1800～2000で好走、前走はAJCCで好走も、メンバーレベル的にはどうか。
今回は相手が一気に強くなり、どこまでやれるか。馬場渋る方が良いか。

ノースザワールド
僅差とはいえ3勝クラスに7戦を要している点でいきなりのG1は敷居が高いか。
逃げではない先行馬、隊列に影響は及ぼすか。

ヒシイグアス　相手本線
中山記念を久しぶりでも勝ちきったあたりは、さすがでG1をとれるだけの器がある。
小回りも舞台も問題ない。安定した末脚が使えるので大崩は無さそう。
中山記念を叩いた前進は見込めるし、調教も良い。

ヒンドゥタイムズ　ヒモ候補
チャレンジCや小倉で好走なので、小回りへの対応は可能。ただ、ここでは相手のメンバーレベル高く、厳しいか。去勢してから安定、一発ありそうな不気味さはある。

ポタジェ
昨う年の勝ち馬ではあるが、その後は重賞で掲示板にも乗らず、G1では大敗続き。ピークアウトしてきた感じはするか。
昨年度と変わらないローテであるが、馬体は減らしたいが、調教後はまだまだ重い。

マテンロウレオ
アンドロメダS以降は安定した成績を見せる。輸送があると案外なことからも阪神の舞台は良い。
G1でどこまでやれるかも脚質は自在で穴なら面白いか。
タフな馬場よりはキレる馬場の方が良い。

マリアエレーナ　相手候補
近5走の重賞で馬券外となったのは詰まった前走と不利のあった天皇賞(秋)のみ。
能力的にはG1で通用していい。小倉記念の勝ちっぷりが良いが、一番全てが向いていたか。
内枠は向きそうで。

モズベッロ
前走は1年以上ぶりで度外視。叩いた分はあるだろうが、良馬場では買いづらいし、年齢を重ねて苦しいか。

ラーグルフ
強い4歳牡馬世代、皐月賞は0.6差、ホープフル3着と世代では上位。中山1800～2000での成績が良く、中山記念も2着。
本格化してきており、ここで通用しても

ワンダフルタウン
近走は恵まれていないとはいえ、さすがに相手が強すぎる印象。

【最終予想】
◎ジャックドール
先行馬は少なくこの馬に一番展開向きそう。先行馬は力不足で垂れやすく、後方の馬はコース取り苦しくなりそう。さらに後方に強力馬も多く早めに潰しに行くと自分が潰されそうで牽制しあいそう。

○ヒシイグアス
前走は休み明けであの走り、叩いた分は上積みがありそうで、先行力もある程度あり。隊列的にもそこまで悪くない位置から進出できそう。

▲キラーアビリティ
流れるラップで好走しており、この人気なら狙ってみたい1頭。ディープ産駒でキレよりも持続力派。

△マリアエレーナ
先行の番手は取れそうで前残りになれば2.3着なら。

△ヴェルトライゼンデ
川田騎手に尽きる。コース、展開はそこまで向かなそうだが川田騎手なので抑えは必要。

☆13.15