作品に罪はない論争

おはようございます。
映画強盗です。

またこの話題がやって参りました。
作品に罪はない論争!

ご存知の通り、伊勢谷友介氏が大麻で逮捕された。
ピエール瀧氏の時もそうでしたが、こうなった時に関与している作品をどうするかという話

個人的な見解による線引き

CM→×
テレビ番組→×

劇場公開→△
ネット配信→△
出版物→△
過去作品→○

世論平均とだいたい同じだとは思います。

CM→×
これは企業が自社製品をアピールする媒体ですので、そもそも犯罪者を起用することはしないでしょうから、おのずとNGだと思います。ただ、薬物警鐘として当人が堕落する姿を晒すような内容のCMなら適任かと思いますがね。

テレビ番組→×
これもCMと同じで、スポンサーが嫌がればそれで終了ですから、いわずもがな。ただ、今回出演ドラマの最終回が地域によっては放送されなかったようですが、これは遺憾。公式のネット配信も止められてるみたいですから、見れない訳です。ぶっちゃけ私は見てないのでどうでもいいんですが、仮に自分が楽しみにしていた作品だとしたら許せません。こんなモヤモヤを与えるほうが犯罪だと思います。伊勢谷友介が悪いだけでは済まされない話。放送された地域の誰かが録画してネットに違法アップロードされたものをつい見てしまうかもしれない。これもまた犯罪でしょ?負の連鎖だと思います。これがもし第1話だったりしたら打ち切りも仕方ありませんが、今回のようにあと1回で終わりなら注釈入れて放送したほうが世の為です。

劇場公開→△
認識的には○なんですが、△にしたのは作品内容によると思うからです。例えば、伊勢谷友介の半生を追ったノンフィクションのドキュメンタリー映画だったら、このタイミングでは絶対ダメだと思います。恐らく作中で大麻の事は隠されてるでしょうし、凄く良い人間として描かれているでしょうからノンフィクションだけどそこには嘘がある。そんな作品だったとした場合、観たい人だけがお金を払って観るという認識だとすれば、観に行く人は良くない宗教の信者みたいに思える。

もうひとつ、作品のポスターにメインでドでかく写るくらいガチの主演作品の場合。これに関してはいくら作品に罪はないと言えども、主演ですからCMなんかと同じく、このタイミングでは印象が良くない。観る側も作品を正当評価できないと思うので、ほとぼりが冷めるまで寝かせたほうが作品の為でもあるのではないでしょうか?

じゃあどういう作品ならOKと思っているかですが、主演じゃなければ良いと言うと、なんとも曖昧な話ですが、メインで描かれている人物なのかどうかとか、トータル出演時間とか諸々、伊勢谷友介出てるなくらいの印象で収まる内容なら別にありだと思います。それが大麻撲滅を謳う警察役だったとしても・・・

何にせよ個人的には作品に罪はない派なので、どんな作品であろうと、ほとぼりが冷めれば解禁していいと思います。まあでも、殺人とか無差別テロとか故意に人命を奪う罪を起こして逮捕されたとかなら話は別ですが・・・

ネット配信→△
劇場公開と同じく作品内容次第だと思いますが、自分から観ようとしない限りは観れないので、まだいいのかなと思います。ただ、絶賛配信中とか各所でバナー広告などで宣伝するのはダメだと思います。

出版物→△
これも先と同じく商品次第だと思います。
劇場公開と同じく、このタイミングで発売になる当人メインのドキュメンタリーとか自伝などは発売中止・延期にするべきかとは思いますが、すでに世に出ている発売されて月日が経ってるようなものは別に回収しなくていいかなとは思います。

過去作品→○
上記でも言いましたが、事件を起こした前に発売されている物は別にいいと思います。映画やドラマは元々が"嘘"ですから。考え方としては、もしもですが、事件を起こしていなければ、それを観たところで何も悪影響にはならないはずです。だとすれば、こんな事をした人間だと認知した状態で観たとしても悪影響にはならなくないですか?

既成概念を捨てて、根本的な事をもっと広い視野で考え直して欲しいんです。

そもそも、こういった事件があった時に、何のために作品を停止したりするのでしょう?

多くが"悪影響"と言いますが・・・

伊勢谷友介かっけー!大麻やれば俺もこんなふうになれるのかな?!よし!俺も大麻やろ!みたいに思って犯罪とわかりながらも大麻やるような頭の悪い奴はそもそも救いようが無いですよ。それは伊勢谷友介の出演作を世に出したのが悪いのではなく、そんなアホを育てた奴らが悪いのです。

なんでもかんでも人のせいにしてはダメだよ。
子供が見て影響されるとか言いますが、大麻所持という悪いことをして捕まった人と認識していない状態で見ているのであれば、全くをもって問題無い。そして、悪いことをした人と認識して見てるとして、そう認識できているくらいならもはや善悪の判断はつくという事ですから、上記のように育て方が悪いだけの事です。

私自身、子供の頃に今では"悪影響"ということからテレビでは放送されなくなった作品や、世間的に良くないと思われる作品をこれでもかというくらい観ましたが、逮捕されるような悪いことはしてない自負はありますよ。。。

とまあ、作品に罪は無いという個人的見解は以上になりますが、問題は"悪影響"以外です

様々あります

直近では週刊少年ジャンプに連載していた「アクタージュ」の原作者が痴漢をして捕まりましたが、これには明確な被害者が居る訳です。この被害者が事後に本屋を訪れた際、アクタージュを見かけようものならそれは不愉快極まりない話なので、被害者心情的には回収されても仕方ない部分はあります。

ただ、今回は薬物犯罪なので、被害者という存在が不明瞭です。この場合懸念されるのが、薬物を提供した人物(反社会的勢力)との繋がりでしょう。吉本闇営業問題ですらあれだけの事態になったのですから、実際にガチで通じていたともなればそれはちょっと・・・

ただ

芸能事務所がヤクザみたいなところありますけどね

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