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『全身犯罪者』そして『オカムロさん』日本ホラー映画界、期待の新人監督・松野友喜人トークイベント採録

 津山三十人殺しや三億円事件などの実在する犯罪者たちが時空を超えて一堂に会するという、日本犯罪者版の『スーパーヒーロー大戦』、はたまた『Fate/Grand Order』とでも言うべきバイオレンス短編映画『全身犯罪者』。際どい内容ながらも突き抜けたバイタリティから、2021年のカナザワ映画祭で観客賞を受賞。

2022年7月31日、阿佐ヶ谷「よるのひるね」にて『犯罪者映画の世界』と銘打って、『全身犯罪者』監督の松野友喜人のトークイベントが行われた。オンラインVHS専門レンタル店「カセット館」主宰者で映画ライターの後藤健児が聞き手となって、『全身犯罪者』の撮影秘話から、10月14日に公開を控えた最新作『オカムロさん』などについて、いろいろとお聞きした。


●前代未聞の犯罪者映画


『全身犯罪者』あらすじ

 連続する凄惨な殺人事件。犯人の手がかりすらつかめず、刑事は焦っていた。彼は町の中華料理店に隠されたタイムマシンを使い、過去の名だたる凶悪犯罪者たちと接触、彼らに犯人逮捕への協力を求めるが……。


『全身犯罪者』作品情報

2020年 20分 監督・脚本・編集・CG/VFX・美術・小道具・エンディングテーマ:松野友喜人

撮影:佐藤 優希 音楽:JunGoto 出演:松野友喜人(全登場人物11人を自ら演じる)

予告編:https://www.youtube.com/watch?v=lwhGSkiEGq8



――本日は2021年のカナザワ映画祭で観客賞を受賞した『全身犯罪者』の松野友喜人監督にいろいろとお聞きしていきたいと思います。まずプロフィールを見ますと、松野監督は和歌山県出身で、1999年生まれなんですね。

松野 はい、23歳になりました。

――創作の原点というか、映画に限らず強い影響を受けたり、好きな作家や作品はありますか?

松野 具体的にというのはないんですが、王道のエンターテインメントが好きですね。『アベンジャーズ』も好きです。実は子どもの頃、親の仕事の都合で一時期、中国に住んでいたことがあって、その頃は最新の日本のコンテンツに触れることが難しかったんです。それで、ビデオ屋で購入した古い日本のドラマ、『古畑任三郎』や『金田一少年の事件簿』なんかのDVDを観ていました。

――『金田一少年の事件簿』は堂本剛、ともさかりえが出ていた最初のものですかね。

松野 ですね(笑)。自分の世代からすれば古い日本の映像作品をソフトで触れつつ、中国でも公開されていたハリウッドの大作映画をいつも興奮して観ていました。だから、自分の好みは極端に分かれていますね(笑)。

――大阪芸術大学に入学をされてから日本大学芸術学部映画学科に転入という変わった経歴ですが、これはどういう経緯なのでしょうか?

松野 高校生の時から、大学に入ったら映画を勉強したいと思っていたんです。日本大学芸術学部の映画学科を調べていたら監督コースがあって、「映画を作るなら、このコースだな」と思って受験したんですけど、落ちてしまいました。

――ちなみにその時の試験はどのような内容だったんですか?

松野 作品の提出といった実技的なことはなくて、論文と面接だったと記憶しています。一期と二期に分かれていて、2回受験できるチャンスがあったんですけど、両方ともダメだったんですね。それで仕方がないので、和歌山の実家から近い大阪芸術大学の映像学科に入ったんですけど、あとから日大への編入学の試験があることを知って、「これはもう一度挑むしかない」と思って、映画学科の映像表現・理論コースの映像専攻に編入しました。ですので、大阪芸大には1年生の時だけいて、大学2年生から4年生までは日大で過ごしました。

――最初から監督を志望されていたんですか?

松野 そうですね。編入先の日大の映像専攻はいろいろとやらせてくれて、卒業制作も自分の好きなように自由に撮らせてもらえました。

――それで実在する犯罪者たちが時空を超えて殺し合いを繰り広げる、前代未聞の映画『全身犯罪者』を制作されたわけですが。

松野 撮る前はかなり悩んだんですけどね。でも、どうせなら思い切ってめちゃくちゃなことをやりたいなと思って。実は大学3年生の時に「世間を騒がせた犯罪者たちが一堂に会する映画なんて、どうかな?」と悪ノリで友人と話していたんですけど、その時は「さすがにそれはないな」と一旦はよもやま話で終わりました。けれど、卒業制作になって1年越しにそのことを思い出しまして、「やるか!」と脚本を書き始めたんです。

――なるほど。登場する犯罪者はどのような理由で選んだのでしょうか?

松野 最初の案では海外の犯罪者も視野に入れていて、それこそ映画の定番ですけど、ヒトラーも候補に挙がっていました。それで金正恩といった独裁者たちも登場して、ミサイルで攻撃してくるという壮大なスケールを考えていました。けれど、映画の規模を考えたら国内に限定したほうがいいだろうと思い直して。それで候補者を15人くらいリストアップしたものを教授に渡して、映画に出しても差し支えなさそうな人物を判断していただいんです。まあ、その時点で十分「ダメだろ」って感じですけど(笑)。それで最終的に残ったのが実際の映画の中に登場する5人の犯罪者たちです。

――候補から外れた事件にはどのようなものが?

松野 千葉県市川市の英国人女性殺人事件や東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件。それに大阪府池田市の小学校無差別殺傷事件とかですね。あと最近死刑になった秋葉原通り魔事件も候補に挙がっていました。

――なるほど。最終的に決まった5人の他に架空の連続殺人鬼も登場します。この人物はどういった理由で登場させたのでしょうか?

松野 このキャラに関しては当初、未解決事件の犯人だったというオチを考えていたんです。

――「実はこいつがあの事件の真犯人だった」みたいな。

松野 だけど、そういうのは求められてないだろうなと思い直して、結局は架空の人物にしました。


●監督・脚本・編集・VFX、さらに出演まで1人でこなす


――物語は、中華料理店の厨房の奥にタイムマシンがあって、未解決事件を捜査する刑事がコックにお金を払ってタイムスリップして、レクター教授よろしくあらゆる時代の凶悪犯罪者たちに協力を仰ぐというあらすじです。奇抜なアイデアですが、どのように発想されたのでしょうか?

松野 要はあらゆる時代の犯罪者たちを集めるということがやりたかったので、過去に行くにはタイムマシンだろうと。最初は乗り込むタイプの“いかにも”なタイムマシンを考えていたんですけど、頭に簡単な装置を被るほうが意外性があって面白いだろうなと。どこにでもありそうな中華料理店の奥にタイムマシンがあるというのも非日常感があって、中華料理店にしました。

――それであらゆる犯罪者たちが集結するわけですけど、この映画の最大の特色として、松野監督ご自身が1人で犯罪者それぞれに扮しているところです(犯罪者以外にも、刑事や鑑識、女子高生を含めて11人もの人物を演じている)。

松野 もともとはいろんな役者さんをお呼びして、それぞれ犯罪者たちを演じてもらおうと思っていたんですけど、コロナ禍ということもあるし、よくよく考えたら内容が内容だけに役者さんに多大なるリスクを背負わせてしまうだろうと懸念しまして。

――役者の今後のキャリアに影響を及ぼしてしまうだろうと。

松野 自分が演じれば、何かあった場合その責任は自分1人で背負えるので。まあ「1人だとアフレコもやりやすいだろう」という裏事情もあって、自分が1人で何役もやったほうが早いと判断して、犯罪者たちをそれぞれ演じることになりました。

――出演はもちろんのこと、松野さんは監督・脚本・編集のみならず、CG・VFX技術まで担当されています。

松野 CGは自分の趣味というか。必然的に自分が複数の人物を演じるので、ひとつの画面に同居するためには合成が必要なので。最低限の技術ですけど。

――卒業制作はみんなで作るというイメージがあるんですが、そうでもないんですね。

松野 日大の自分が所属していたコースはそうではなかったですね。1人1作品を提出すればいいので、どのような体制で撮影するかは自由なんです。撮影当初はスタッフとして手伝ってくれる人もいたんですけど、途中からみんな自分の制作があったりしてバタバタして、最後は完全に自分1人で撮影していました。だから、1つのシーンを撮影するのにも、自分でアングルを決めて、カメラを固定してからピントを合わせて、いろいろとセッティングしました。もしかしてうまく撮れていなかったり、撮れていたとしても使えない恐れがあるので、念のために3回くらい同じシーンを撮影して、自分でカメラを回収するという流れでした。

――佐藤優希さんという方が撮影としてクレジットされていますが。

松野 最初の頃は現場に来てくれていたんですけど、体調を崩されて参加できなくなって。もう時間がないので、ラストバトルは自分で撮りましたね。

――撮影はどのぐらいの期間かかったんですか?

松野 10月25日から開始して12月23日までかかりました。だから、2カ月くらい。

――撮影場所は大学の敷地内でしょうか?

松野 犯罪者たちが集結するところは、自宅の近くにあった公民館を借りました。「卒業制作の映画を撮りたいので」とオブラートに包んで、内容を伏せて申請して(笑)。

――撮影現場を見学されたらヤバいですね。

松野 そうなんですよ。カルト教団の教祖が毒ガスを撒くシーンを撮影してる時、横の部屋では小さなお子たちがクリスマスパーティをやっていました(笑)。


●ディテールにまでこだわった犯罪者たちの造形


――松野監督が演じたカルト教団の教祖は、ディテールまでリアリティがあって圧倒的な存在感を放っていました。

松野 自分でもまさかここまで似るとは思わなかった。もちろん教団が起こした一連の事件はまだ自分は生まれる前の出来事ですが、YouTubeで当時のニュース映像などを観て研究を重ねました。

――劇中で教祖の食べ方が汚いのも、うまく特徴を掴んでいると思います。

松野 教祖が弁当を食べているのは、かつて実際に教団が経営していたチェーンの弁当屋のイメージがあったからです。直接的に関係はありませんが、大学の近くにも以前その弁当屋があったらしくて、教授がここの弁当を食べていたらしいという噂があったので。まあ悪ノリと言えば悪ノリの発想ですけど。

――他の犯罪者たちも劇中で食事を摂る描写がありますが、何か意味はあるのですか?

松野 それぞれ何かを食べていることで彼らの時代性やバックボーンが可視化されるだろうと思って。例えば三億円事件の犯人がハンバーガーを食べているのは、事件が発生した年くらいに日本マクドナルドが誕生したので、当時の人なら新しい食べ物であるハンバーガーを口にしたいんじゃないかという発想からです(三億円事件は1968年/日本マクドナルドは1971年に開店)。津山三十人殺しの犯人がおにぎりを頬張っているのもそうですね。

――それぞれの犯罪者の動機や生い立ちなど、そうとう調べられたんですね。

松野 そうですね。もしかしたら浅いかもしれないですけど、いろいろとリサーチはしました。

――劇中で津山三十人殺しの犯人が「うつべきをうつ、むやみやたらに殺しやせん」という台詞がありますけど、これは実際の犯人が残している遺書の「うつべきをうたずうたいでもよいものをうった」という言葉の意趣返しというか、翻案みたいなのを感じたんですが。

松野 実は「むやみやたらに殺しやせん」って言っておきながら、後ろを通った人を雑に撃つという場面をやりたかったんですけど、結局いろんな事情によって台詞だけが残ったんです。撃たれる側の人間も演じてみたかったんですけど、泣く泣くカットしました。

――犯罪者たちのそれらしい衣装を揃えるのにもお金がかかったと思います。

松野 カツラや衣装は全部Amazonで購入したものですから、総額5万はかかってないんじゃないかってくらい。猟銃はサバゲー好きの友人からモデルガンを借りたものだったりします。三億円事件の犯人のヘルメットにしても、500円ぐらいで買ってきたヘルメットに、百均でそれらしいものを瞬間接着剤でつけたものです。服もAmazonで一番安いものを買って、それに厚紙を貼ってるだけですから。けれど、自宅で白バイ警官の服装を1人で作っていた時に、ふと「あ、三億円事件の犯人もこういうふうに準備していたんだ」と思って(笑)。


●カナザワ映画祭で観客賞受賞!


――それで無事に作品は完成しましたが、その内容から日大の卒業制作展(「日藝の卒博」)では異例の上映禁止になってしまったということですが。

松野 そうなんですよ。かろうじて予告編は公開されましたが、カルト教団の教祖は予告編の映像から消さなくてはいけなくて、最近マーベル映画の予告編でネタバレ禁止のためにキャラが隠れてるみたいな編集を強いられたんです。

――2021年のカナザワ映画祭で初お披露目されたんですよね。カナザワ映画祭で観客賞を受賞された時に、名古屋にあるシネマスコーレの副支配人である坪井篤史さんがすごく『全身犯罪者』を気に入られて。

松野 本当にありがたいことです。ただ、別の映画祭ですけど、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021では、Hulu配信が禁止という処分になりました。だけど、Huluが「この作品は駄目だろう」という会議を行ったと想像すると、ちょっと楽しいですね(笑)。

――いや、これは勲章だと思います。補足しますと、ゆうばりでもVimeoでは視聴はできたんですよね。あとハンブルク日本映画祭でも上映されたとのことですが、これはどういった映画祭なのでしょうか?

松野 東京神田ファンタスティックフィルムコンペティションに出した時に、一緒にドイツの現地で上映されたそうです。自分でもちょっと詳細が分からないんですけど。

――海外の人の反応はどうだったのでしょうね?

松野 特に反応などは耳に入ってないですね。ただ親戚の結婚相手にドイツ人がいて、作品を観せたところ教祖の存在は知ってました。

――なるほど。現在『全身犯罪者』は配信を含めて鑑賞できる機会はあるのですか?

松野 今のところ上映会などは特に決定してないですね。一回だけあるところからお話だけはいただいたんですけど、まだ何も決まっていません。

(その後、2022年10月4日(火)と2022年10月11日(火)に「LIVE STUDIO LODGE」で映画『オカムロさん』公開記念として『全身犯罪者』上映+トークショーが決定した)


●アクション要素も満載!? 最新作『オカムロさん』


――松野監督の最新作で初長編映画『オカムロさん』が10月14日に公開されます。お話できる範囲でいろいろと教えていただければと思います。どのような経緯でですか?

松野 昨年のカナザワ映画祭が終わって10月ぐらいに、「こういう企画があるので良かったら監督どうですか?」とお話をいただきました。たぶんカナザワ映画祭のおかげだと思います。もう迷わず首を縦に振りました。

――「オカムロさん」というのは怪談というか、口裂け女みたいな都市伝説の怪人なんですよね。

松野 僕も今回映画のお話をいただくまで、「オカムロさん」という存在を知らなかったんですが、その名前を口にするだけでヤバいみたいな。目の前にオカムロさんが現れて問答無用で首を狩られてしまうという話ですね。いま現在配布されているフライヤーには、刀を持った謎の存在がキービジュアルとして描かれています。

――配給会社が『真・事故物件』などの映画で知られるエクストリームで、ジャンルとしてはバイオレンスホラーですかね。出演者を観ると、今飛ぶ鳥を落とす勢いのアクション俳優である伊澤彩織さんの名前が入っています。

松野 伊澤さんは僕より4、5歳上ですが、日本大学芸術学部出身で、同じコースで同じゼミの先輩なんですよ。カナザワ映画祭でご挨拶させていただきましたが、まさかこんなに早く自分の作品に出演していただくことになるとは思わなかったです。

――シネコンで必ず本編が始まる前に流れる「映画泥棒」のアクションをコーディネートされたHAYATE(真青ハヤテ)さんが、アクション監督補としてクレジットされています。かなりアクション要素が強い内容になるのかなと。

松野 そうですね。アクション監督として三元雅芸さんも参加されていますので、ホラーだけではなく、アクションも大きな見どころの作品になると思います。伊澤さんは本当に身体能力が高くて素晴らしかったです。現場で一度激しいアクションを披露されたあと、みんなに聞こえない声で「たのしーっ!」って笑ったことがあって、「心からアクションを楽しんでいらっしゃるな」と改めて思いました(笑)。

――松野監督ご自身もキャストとして出演されているとお聞きしましたが。

松野 そうなんです。あの六平直政さんも出演していただいているので、役者経験のない自分なんかが出たところで力不足なだけじゃないかと、もうすべてが恐ろしかったですし、とにかく緊張しっぱなしでした。けれど、キャストやスタッフさんはベテランの方が多くて、特に怒られることはなく、むしろ皆さんとても優しかったですね。

――一時期、『オカムロさん』は「プロットの時点で映倫から上映禁止警告を受けた」ということで話題になりました。そのあと映倫が「脚本やプロット段階で『審査拒否』することはありません」とツイッターに投稿されましたが。

松野 「いいね!」が1万も付いていましたね。実際に拒否されていないんですけど、脚本が出来上がった時点で映倫に持っていって、確認の打ち合わせで「こういう表現をしたら【R15+】区分になりますよ」といったアドバイスを受けたのは確かです。

――配給会社の方が映画を盛り上げるために、「上映禁止警告を受けた」と誇張して宣伝したんでしょうね。予告編などは監督が制作されるのでしょうか?

松野 予告編は自分では作らないですけど、実はまだ本編の編集をやっている最中なんです。8月いっぱいまでには仕上げたいと思っているんですけど。

――松野監督は普段、一般の会社で働かれているとのことですが。

松野 そうなんです。CMなどの映像を編集する会社で働いてます。退勤時間が日によってバラバラで、うまく時間を見つけて映画を作るのがなかなか難しくて、実は『オカムロさん』は1年分の有給休暇を使い切って作りました。だから、もう首が回らないのが実情で、風邪をひいてしまったら一巻の終わりです(笑)。

――じゃあ、何が何でもヒットさせないといけないですね。

松野 はい! まさに背水の陣ですので、ぜひともたくさんの方に観ていただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします!

――本日は長時間いろいろとお話いただき、本当にありがとうございました。松野監督の『オカムロさん』、楽しみにしています!


<プロフィール>

●松野友喜人(まつの・ゆきと)

映画監督。1999年、和歌山県生まれ。大阪芸術大学入学後、日本大学芸術学部映画学科に編入学。卒業制作の『全身犯罪者』は日本大学芸術学部長賞を受賞するも卒業制作展で上映禁止に。同作でカナザワ映画祭2021観客賞受賞。最新作で初長編映画『オカムロさん』が新宿シネマカリテなどで10月14日から公開。(『オカムロさん』公式HP/https://okamurosan.com/


●後藤健児(ごとう・けんじ)

VHS専門レンタル「カセット館」主宰。『映画秘宝』『別冊映画秘宝 恐怖!幽霊のいる映画』(双葉社)等で映画評、『サクリファイス』『透明花火』パンフレット解説、短編小説集『あの映画の幽霊だけは本物だ』(Amazon Kindle)等を執筆。最新作の長編小説『これぞ我が銃、我が愛銃』が阿佐ヶ谷ネオ書房で絶賛発売中。

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