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アニメ「宝石商リチャード氏の謎鑑定」

櫻井孝宏さんが好きすぎて、ずっと気になっていたアニメ。

dアニメストアにて、12話まで公開されたので、一気に見ました。


主人公は、大学生の正義(せいぎ)くん。
名前の通り、正義感が強く、真っ直ぐな青年です。

そしてもう一人の主人公が、リチャード。
見た目も内面も、宝石のように美しい、敏腕宝石商です。


舞台は日本・銀座。
リチャードがオーナーを務める「ジュエリー・エトランジェ」というお店です。

正義は、とある出来事がきっかけで、リチャードの元でアルバイトをすることになります。


心の中に、何かが残る

12話まで見終わった私。

普通、アニメや映画を見たり、本を読んだりすると、あるシーンだとか、ある言葉だとか、そういう「具体的なもの」が、心の中に残りますよね。

でも、これは違った。

確かに、惹かれる言葉はありました。

描かれている宝石は美しく、特にキャッツアイはとても印象に残っています。


しかし、見終わった直後に残ったのは、「心地の良い違和感」

ストーリー自体が、私の心の中にすぅっと入ってきて、残り続ける。

水の中に絵具を落として、ゆっくり広がって、消えていく。
でも確かに、水が優しく色づいている。

何かで例えるなら、そんな感じでしょうか。


リチャードという人物の繊細さ。
正義くんの強い正義感。

そして、様々な宝石たちと、宝石に込められた思い。

それらがうまく混ざり合って、互いを引き立てあって。
温かくて、優しくて、繊細な物語だなって思います。


レ・ミゼラブル

作中で、「レ・ミゼラブル」という、海外の小説が出てきます。

「司祭様に出会う前のジャン・ヴァルジャンを可哀想という人に、悪い人はいない。」って。

気になったので、こちらも見てみました。

「銀の燭台」というおはなしは、レ・ミゼラブルが元だったんですね!

私は、ジャン・ヴァルジャンの聖人さに、涙してしまいました。
感動するおはなしです。

これを見てからだと、宝石商リチャード氏の謎鑑定をちょっと深く味わえる気がします。


宝石商リチャード氏の名セリフ鑑定

アニメサイトの方で、行われていた企画です。


私も、気に入ったセリフをいくつか鑑定してみました٩(*´︶`*)۶

私は… 多くの度量衡、『ものさし』が存在する世界のほうが、
生きやすく、美しく、豊かであると考えます。


どれほど無邪気で美しい言葉でも、
意図した通りに受け取られるとは限りませんし、
評価は時に人を傷つけます。


…プリンの方が好きです。



面白い…というより、素晴らしい作品です!

興味があったら是非、見てみてください。



よろしければ、サポートよろしくお願いします。 社会復帰に使う、なんて言いながら、きっと、私の人生を彩って、これからもnoteで言葉を紡ぎ続けるために使います。