【10月20日 夜の絵本カフェ】ほんだメモ
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【10月20日 夜の絵本カフェ】ほんだメモ

えほんやさん

「夜の絵本カフェ」は、
夜集まって、お茶とお菓子をたべながら、
好きな絵本の魅力を語り合う大人の会です。
事前にテーマをお知らせして本を選んでいただいています。

もちろんなにを選ぶかは自由。
誰からどんな本が飛びだすのか誰も知りません。
(基本的には絵本。児童書。)

※ 以下、スタッフほんだのメモです。
文章にしていないのと、心の声も混じっているので
読みづらいかもしれませんがお許しくださいませ。

緊急事態宣言明け、久しぶりの「夜の絵本カフェ」
今回はたくさん告知せずにお近くにお住まいの方へお声掛けして
集まっていただいた。ほとんど3ヶ月ぶり!

今回のテーマは「おめでとう」

えほんやさんは10月6日で3周年。
2018年にオープンして以来たくさんの方に支えられています。
今回もみなさんから「おめでとう」と言葉をいただきました。
そんなわけで、おめでとうにまつわる絵本にしよう!ということに。

1冊目
「はじめてのオーケストラ」
監修 佐渡裕  え はたこうしろう 

ほんだ持参。
みーちゃんは今日、オーケストラを聴くデビューをします。
パパが指揮をする第九のコンサートへ初めていくのです。
みーちゃんがオケの作り出すその世界へ入りこみ、
鳴っている音楽を味わっているのが絵で表現されているのがとてもよくて、youtubeで第九を少し流しながら鑑賞。絵と音がぴったり!

第九コンサートの個人的な思い出や、
カフェに参加している方が、
歓喜の歌を壇上で歌ったことがあるとか(え、すごい!)
フィギュアの選手が演技に第九を使った時のエピソードなど。

今回この本を選んだのは、絵本の最後、
みーちゃんが素晴らしいコンサート体験をして、
ママが「コンサートデビューおめでとう」というところがよくて。
またひとつ経験が増えてよかったなぁと。

2枚目

2冊目
「ふたごのあかちゃん」
作 北川チハル 絵 はたこうしろう チャイルド本社

お客様が持ってきてくださったのは「おはなしチャイルドリクエストシリーズ」の「ふたごのあかちゃん」つまり雑誌!
2013年に発行されたもので、お子さんたちにたくさん読んだそうだけど
とてもきれいな状態。大事にしてたのだなぁとわかります。
「おめでとうといったらやっぱり赤ちゃんが生まれるかなぁ」と
この絵本を選んだそう。それにしてもこのふたごのあかちゃん、
生まれた瞬間からの行動力がすごい!
昼間はあかちゃんらしく寝ているのですが、
夜中になるとベッドから…というか病院から飛び出して、
まだ会っていないお父さんを探しにいきます。
たまたま1冊目のオーケストラも、この絵本もはたこうしろうさんの絵なのだけど、ぜんぜんタッチが違う!
「翻訳ものみたいな絵の雰囲気だね」「色が独特」「さっきの絵本と同じ人と思えない」などみなさんギャップが気になる様子だった。
サブタイトルが「Super Twin Babies」て書いてあるな…。
ほんと内容もアクション映画みたい。

カフェ3枚目

3冊目
「こねこのチョコレート」
作  B・K・ウィルソン 絵 大社 玲子 訳 小林 いづみ こぐま社 

「あ〜これね!」とみなさん知ってる本のよう。※上記写真右下
お姉ちゃんが明日の弟の誕生日プレゼントに、こねこのチョコレート8個入(だったかな)セットを用意するのだけど、
戸棚に置いたそのチョコレートが気になっちゃって眠れない。
つい「1個ならいいよね」と食べてしまう。
1個食べたら2個も同じよね。と… もう展開はわかると思いますが、
本を紹介してくださってる方の「もうさ、最後は気持ち悪くなっちゃってるわけ!」という言い方がじわる。
朝になってカラになったチョコの箱を弟くんが手にするのを
想像しただけでひとごとだからおもしろい。
もし読んだことない方はぜひ。最後は「ははあ なるほど」となります笑

4冊目
「PARTY PANTS」 William Mayne

「小さい頃大好きだった本なの〜」とご紹介。全編英語。
女の子が誕生日に招かれるんだけど、履いてくパンツがないってことになってママと買いにいく…。という冒頭。
この「パンツ」はいわゆる下着のパンツ。
6、7歳の女の子同士の誕生日会なんだけど、主人公はやたらパンツにこだわってる様子。ともかくパンツを新調して、誕生日会も無事終わり(途中、主役がケーキの食べ過ぎかなんかで気持ち悪くなったりしたけど)
家に帰ってきた娘にママが「どうだった〜?パンツの評判は?」←これもすごい質問。と聞くと、本人が「今日はズボンを履いていったから、みんなにパンツをみせていないわ」と答えて、家族で「なんだそりゃ!」となる話。
(めちゃくちゃざっくり書いてますけど)
これがもう、おもしろくて!落語でも聞いてるみたいだった。
その本もいわゆるペーパーバックで、ペラペラのもの。
紹介してくださった方が5.6歳の頃から持っているそうで、
色は変わっていたけどキレイな状態で、あんなに大事にしている本を持ってきて紹介してくれるのいいなぁ。

カフェ4枚目

5冊目
「おめでとう」
作  広松 由希子 絵  茂田井 武 出版社 講談社 

ひろこ店長紹介。好きな本なの。と前にもみせてもらったことがある。
これは茂田井武さんの1956年「キンダーブック」1957年1月号に描いた1枚の絵を再構成して作られた絵本。
絵がとにかくよい。とてもシンプルな絵本なのでじっくり絵がみれる。
そしてリズムのある文章もくせになる。
誰向けということもなく、ただひたすら「おめでとう」という言葉が全世代に向けて…人類に向けて、人類だけでなくて全部、
生きとし生けるものすべてへ向けられている感覚がある。
不思議な本。棚へ1冊入れてあったら、大人になった時ふと
「うちにいい本あったなぁ」と思い出しそうな本。
まさにテーマど真ん中の絵本。

そして参加者の方が同じ本を持参してくださっていて、
この本がダブルのはそれもすごい。

5枚目

6冊目
「ここは」
文 最果 タヒ 絵 及川 賢治 出版社 河出書房新社

「ここはおかさんのひざのうえです」
男の子がおかあさんのひざの上でこちらをみています。
「そしてここはまちのまんなかでもあります」
絵が引いて家の周りの家や道路やなんかもみえるようになります。
俯瞰でみると自分が世界の一部であることと、
自分の居場所は自分の中にあることが感覚で読める絵本。

こちらを紹介してくださった方が、
えほんやさんが三島の真ん中、世界の真ん中、みんなの真ん中にあったらいいなと思って。とスケールの大きい3周年のお祝いの言葉をくださいました!それで『ここは』を選んでくれたんだそうです。すばらしいアイデア!

6枚目

7冊目
「ここにいる」
作 あおきひろえ 廣済堂あかつき



生まれてきたらおめでとうだけど、亡くなるときも

「この人生をまっとうした。おめでとう。」だよね。と紹介。

この絵本は作者のあおきひろえさんの自伝的作品。

人生をしっかり生きたお父さんを祝福して「おめでとう」という。



おめでとうか… 自分はその時はそう言えなかったけど、

自分の親も本当に頑張って生きた人だったと思えるので、
これからは
「おめでとう」と思うのもいいかもしれない。

同じ方が「おおきくなるっていうことは」(童心社 中川ひろたか
)も
紹介してくれて、
「おおきくなるっていうことは、ちいさな人にやさしくなれるっていうこと」というところ、そうだよなあ…とかみしめる。

それにしても生と死と対照的な本を紹介してくれている。
「おめでとう」の言葉の幅に広さを感じる。



と、絵本はこんな感じ。

みなさん久しぶりに顔を合わせたので、
絵本以外のことへも話が飛んで
(それはいつもか)はずむはずむ笑

それもおもしろかったけど、長くなりすぎてしまうので今回はここまでに。


絵本

本日のお菓子。

ひろこ店長がはまっている「どらトッツオ」
。
いつもいくお菓子屋さんでも今一番アツいと聞いて予約。

ボリュームがすごい。生クリームたっぷり、フルーツぎっしり。

濃いめのコーヒーによく合っておいしかった♪

お菓子

「夜の絵本カフェ」
こんな感じで絵本を紹介しつつ、おしゃべり。

時間があればじっくり読み聞かせしてもらったり
本は紹介だけで、
まつわるエピソードを話したり。
自由度100%。

本を介して「たのしい」を味わう時間です。

ご興味ありましたらぜひご参加ください!



次回は
11月17日(水)18:00〜
テーマ:「赤」なにかしら絵本を1冊ご持参ください。
参加費:1,500円(税込)
(お菓子、飲みものをご用意します)
お申込
メール:ehonyasan.ega@gmail.com
電話:055-900-1052
ご不明な点はお気軽にお問い合わせくださいませ。
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