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【7月19日 夜の絵本カフェ】ほんだメモ

夜の絵本カフェ外観

7月19日 夜の絵本カフェ

「夜の絵本カフェ」は、
夜集まって、お茶とお菓子をたべながら、
好きな絵本の魅力を語り合う大人の会です。
事前にテーマをお知らせして本を選んでいただいています。

もちろんなにを選ぶかは自由。
誰からどんな本が飛びだすのか誰も知りません。
(基本的には絵本。児童書。)

※ 以下、メモです。
文章にしていないのと、心の声も混じっているので
読みづらいかもしれませんがお許しくださいませ。

はじめましての方もいたので、自己紹介をすることに。
参加者さんの地元が東京の下町だというところから
なぜかもんじゃ焼きの話に。
「もんじゃ焼きは食事ですかおやつですか?」
「もんじゃ焼きは白いご飯と一緒に食べるのですか?」
「もんじゃ焼きは…」「もんじゃ」「もんじ…」 
このままだともんじゃカフェになってしまう…
というわけでいきましょう。絵本カフェ!

今回のテーマは「ドキドキ」

1冊目
「よるのびょういん」

谷川俊太郎 文 長野重一 写真 福音館書店

ほんだ持参。
男の子が盲腸炎になり救急車で病院に運ばれ、手術を受ける様子を
ドキュメンタリータッチで撮影された写真絵本。
すべてモノクロということもあってか、妙な臨場感がある。
ドキドキといったらこれだな…と。

この絵本にでてくる人たちって役者さんなんですかねー?
看護師さんの格好やら救急車やら手術器具も時代感じるね〜など。
1979年にこどものともで出版されたものですもんね。

2冊目
「光り降る音」
かんのゆうこ 文 東儀秀樹 絵

「ドキドキといったらこれなんです」とご紹介。
雅楽器「笙」にまつわる物語。
発売当時、散々表紙をみたのに中身をみたことがない!
絵が美しいんだそうですね。(今日は本は手元になかった…)
笙の音が好きで、東儀秀樹さんの演奏にドキドキするのだとか。
ひろこ店長も好きなんだそう。
聴いてみたい。

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3冊目
「Shark in The Park」  Nick Sharratt

英語の絵本。
本にまるく穴が空いていて、次のページがチラ見え。
それが双眼鏡のレンズ部分。
男の子が公園で双眼鏡を覗くとそこへサメの背びれ
がみえて(三角形のアレ)「公園にサメだーーー!!」
ページをめくると、いやいやじつは「ネコの耳!」とか…
べたべたしかけのギャグ笑
今回も前編英語で読み聞かせしてもらう。
大人が次になにが出てくるのかワクワクしながら待って、オチで大喜び。
英語は全然わからないのに、読んでもらうとなぜか理解できるから不思議。

オオカミがキケンてほんとうですか

4冊目
「オオカミがキケンってほんとうですか?」
せきゆうこ PHP研究所

「ドキドキというか…。ちょっと読んでみますね。どう感じるかな」と。
この絵本は読んでもらっている途中からちょっとゾクゾク。
自分は絶対に思い込みがないとは言えないし、
どこからみた何が「正論」で、誰にとって正しいのか。
考える絵本だった。
内容が気になる方はどこかで読んでみてほしい。

他にも「アボカドベイビー」「ゆらゆらばしのうえで」ご紹介。

くまがかわにおっこちた

5冊目
「くまがかわにおっこちた」岩崎書店
リチャード・T・モリス 作  レウィン・ファム 絵  木坂 涼 訳

ある日川にくまが落ちる。どんどん流れてしまう。
その間そのくまを助けるために次々と動物が川へ飛び込んでくる。
展開はジェットコースター的なドキドキ感!
どうなるくま! というハラハラとは別に、
この一本の川へあらゆるところから動物たちが集まり、
ひとつになっていくというストーリーがあり
冒頭の「かわは じぶんがかわだということをしりませんでした」という
一文に繋がっている。絵も美しい絵本だった。
原題が「Bear Came along」なんだって。 
裏見返しの絵がいいね!など話す。

引っ越しのため今夜が最後の参加になる方のために
「どこへいてもこの川で繋がっているよということで」と。
やだ…泣いてしまう…。最近ほんとに涙もろくて。

他にも「ふしぎなふしぎなまほうの木」ご紹介
この絵本は、おはなし会で「さわってごらん」と
いわれたらドキドキするだろうなぁ。
だってさわったところに花が咲き、実がなるんだもの。魔法。

6冊目
「だれのパンツ?」
シゲリカツヒコ KADOKAWA

ひろこ店長紹介。
息子くんに読み聞かせをしたら息を詰めてドキドキしていたそう。

団地の公園で遊んでいた男の子の目の前に、でっかいパンツ的なものが落ちてくる。上の階から「おーい!こっちこっち」といわれたので、
届けてあげようと部屋へいくが、そこにいるのは謎の住民たち…。
いく部屋、いく部屋キャラが濃いし、どんどん上の階へいくしで
なんだかはぁはぁと息切れしてしまう。
遠くからみていても、絵の迫力がすごい。
最後のハラハラ感はくせになりそう。これはたしかに「ドキドキ」だ…。


それにしても「ドキドキ」といってもいろいろある。
最初にテーマを聞いたとき感情としては
「挑戦するどきどき」か「不安でどきどき」かなぁと
なんとなく思っていたが、みなさんの選書をみて、あぁそうかそっちのどきどきね!と思ったり。(好き。のドキドキを忘れているという失態)
普段見ない絵本を知るので楽しい。

絵本としては4冊目の「オオカミ〜」の話でかなり盛り上がったのだけど
ここには書ききれないので…。
多分あの本は読んだ人分(5人いれば5通りの)意見がでそう。

そんなわけで以上です。


飲み物:アイスコーヒー
お菓子:桃のショートケーキ

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こんな感じで夜の絵本カフェやっています。
お近くにお住まいの方ぜひに。

次回は8月25日水曜日18:00から
テーマは「まつり」
お申し込みはお電話か、イベント申し込みフォームの、
「イベント名」のところから夜の絵本カフェを選択してください。
https://tenkiame.com/ehonyasan/?page_id=284
※お菓子の注文の関係で、ご予約をお願いしております。


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