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1、 私の読みを変えた「読みあい」という在り方 私は一時期子どもと絵本を読むのが苦痛だった時がありました。「子どもを楽しませなければいけない」「いい読みをしなければいけない」「特別な読みをしなければいけない」という枷を、気づかぬうちに自分にはめていたからです。 枷を外すキッカケをもたらしたのは、児童文学作家・絵本作家・児童教育学者である村中李衣先生との出会いです。出会いといっても、絵本専門士の先輩であるうっちー先生から勧められた村中先生の書籍を読み、一方的な片思い状態