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今年のまとめトカ

たまにはこんにちは、事務局・幸田です。
今日で今年も終わりですね~。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
幸田は数日前にお腹を壊し、治ったかと思ったら今日は胃痛に悩まされています。つくづく胃腸の弱い幸田です。困った困った。

今年を振り返ってみると…。
会のブログを書き始めて色々と学ぶことがありました。
こう言ったコラム的なブログは初めてだったのでどう書けばいいのか、どう言うネタを拾って来ればいいのか、どんな内容が受け入れられるのかとても悩みました。

しかし!悩んでいても仕方ない!

なので。
取り敢えず笑ってもらえるような内容を書いて行こう!と方針を決定し。
それでも技工的な、歯科的な、医療的な内容を絡めて行こうと。
たまには全く違う内容もイイカナとか…。

それでも幸田の文才のなさはどうしようもないので、谷本専務や辻林理事が助けて下さってとても助かりました。
来年は他の理事も登場するんでしょうか?楽しみですね!

ちょっとだけコラム的な内容を。
歯科技工士はモノを作り出すと言う意味ではクリエイターに分類されてもおかしくありませんよね。
ただ、クリエイターって「オマージュ(尊敬する作家や作品に影響を受け、似た作品を創作すること・リスペクト的な意味ですね)」は仕方ないとしても、他人の作品まるままの「パクリ」はダメですよね?
ところが歯科技工士はそうでもないんです。
ある意味「パクリ」が許されるクリエイターなのかもしれません(笑)
元あった歯と全く同じに作ることが許されるどころか求められるのが歯科技工士。つまり「パクリOK」な訳です。言い方(笑)…。
造形だけでなく色彩までも「パクリ」で褒められる仕事って、なかなかないですよ~。「パクリ」言い過ぎかも~。

でもただパクるだけではいけないのが医療職です。
機能的であることも求められらます。
と、なると見た目上はソックリでも機能的には元の歯よりも優れていけなければならない訳です。

患者さんによっては審美を重視する方が多いですよね?
被せ物をするなら歯列も綺麗に揃えたい、とか理想の色彩にしたい、とか。
勿論可能な範囲で叶えて差し上げたいですが、あくまで可能な範囲で、です。
歯列のアーチの幅でどうしても綺麗に並べられなかったり、他の歯との都合上色彩が合わせられなかったり、患者さんの求める色彩が保険で賄えなかったりする訳ですね。
保険の範囲を逸脱するとそこはもう自費の世界。
アーチを矯正で広げようと、インプラントで歯列を合わせようと、ホワイトニングをして色彩を合わせようと自由な訳です。保険外なのでチョイト高額ですが。

歯科技工士は医療職です。
一見、技工室は鉄工所やアクセサリ工房のようですが医療職で間違いありません。
己が医療人であることを自覚し、喪失した口腔組織を回復する仕事をしています。
日進月歩する技術について行くために研修会に参加し知識を得ています。
例え己に関係なくとも知識として得ていれば何らかの役に立ちます。
現在は悪くなってからの治療ではなく予防歯科の時代です。
定期健診を行い、歯科衛生士さんによる口腔ケア、歯科医師による小さなカリエスの治療で終わることが多いかと思います。いいえ、それが理想です。
しかしながらすべての人がそれで終わる訳ではありません。
永久歯の先天性欠損、事故等による破折や歯周病などによる自然脱落等々補綴治療は必ずしもあり得ます。
歯がなければインプラントすればいいじゃん?とか思うかもしれません。
でもインプラントは誰しもが出来る訳じゃないんです。インプラント不適応症例、持病等でできない場合などと事情が存在します。
そもそもインプラントは現在自費治療で高額です。もし保険に通ったとしても…保険点数どのくらいになるんでしょうね?数あるインプラントメーカーの術式ごとに点数が決められるんでしょうか?それとも特定保健医療材料として算定方法がそれぞれに異なることになるんでしょうか?
インプラントが保険に通るにはハードルがまだ高い気がします。インプラントのフィクスチャー・アバットメント・印象用コーピング、他にも手術時や印象時に特別器材を必要とするメーカーもありますし、アバットメントをカスタムするとまた材料費が跳ねあがります。そんな中、どうやって保険点数を決めるのか…むしろそこの点に於いて興味が湧きます。わくわく。

おっ、いつもの通り逸脱しました。スミマセン…。
てな感じで、6月の開始時より幸田の与太話にお付き合いいただきました皆様、大変ありがとうございました。最近お付き合いくださいました皆様も誠にありがとうございます。
箸休め的に幸田の話を流し読みして下されば大変光栄でございます。
来年はどのようになるかは判りませんが、また引き続き愛媛県歯科技工士会のブログを楽しんで頂きたく存じます。

今年は大変お世話になりました。
また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


一般社団法人 愛媛県歯科技工士会
事務局(財務担当理事)・幸田

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