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2023神奈川県公立高等学校入試合格状況から『よみとる3つのデータ』

神奈川県教育委員会に質問してみた!

【全体データ】

簡単に、例年通りです。
平均 競争倍率 1.20倍(昨年1.20倍)

昨年より多少多いですね。
取消者数 319人(昨年244人)

取消者とは
公立高校と私立高校を受験し、結果として私立高校へ進学を希望する生徒が行うことが多いです。

【データ1】募集定員より多く合格する

  • 湘南
    募集定員358→合格者数360

  • 湘南台
    募集定員238→合格者数239

  • 茅ケ崎北陵
    募集定員278→合格者数279

  • 鶴嶺
    募集定員383→合格者数384

  • 茅ケ崎
    募集定員278→合格者数280

  • 平塚江南
    募集定員318→合格者数319

  • 秦野
    募集定員358→合格者数361

  • 伊志田
    募集定員308→合格者数309

  • 秦野曽屋
    募集定員278→合格者数279

  • 西湘
    募集定員308→合格者数314

  • 平塚農商-食品
    募集定員39→合格者数40


例年よりも多くの地区の高校で起こってますね。


<以前>教育委員会に質問してみた

募集定員が必ずしも合格者数にならなくても良いとのことです。
合格者数は、各高校にゆだねているとのことでした。

神奈川県教育委員会


【データ2】定員割れした学校の合格者数

  • 寒川
    受検者数214→合格者数213
    取消者数1

  • 二宮
    受検者数219→合格者数219

  • 平塚湘風
    受検者数152→合格者数152

  • 平塚工科
    受検者数185→合格者数185

  • 平塚農商-ビジネス
    受検者数147→合格者数147

  • 秦野総合
    受検者数191→合格者数190
    取消者数1


実質、受検者全員合格しております。
やはり、よほどのことがない限り、全員合格してますね。


<以前>教育委員会に質問してみた

定員割れした場合、志願者全員合格するのかどうかについて質問しましたら、明確にお答えいただくことはできませんでした。ただ、教育委員会から出している高校入試データをご覧いただければお分かりになると思います。とのことです。

※明確に「全員合格します!」なんて言えないですよね。
答えにくい質問をしてしまい申し訳ありません。ご対応ありがとうございました。

神奈川県教育委員会


<二次募集>とは

基本的に、定員割れした学校が定員を充足するために人数を募集します。

  • 寒川   二次募集定員58

  • 二宮   二次募集定員6

  • 平塚湘風 二次募集定員48

  • 平塚工科 二次募集定員84

  • 秦野総合 二次募集定員40



【データ3】専門学科の第2希望について

平塚農商高校について

  • 都市農業
    定員39、受検者39、合格者39(不合格0)

  • 都市環境
    定員39、受検者38合格者39(不合格?)

  • 食品科学
    定員39、受検者42、合格者40(不合格2)

  • 農業総合
    定員39、受検者40、合格者39(不合格1)


都市環境に注目すると
受検者38なのに、合格者39!
1名どこから増えた??


専門学科高校は受検の際に
「第1希望」
「第2希望」
の学科で合否を判定してもらいます。


【結論】

①募集定員=合格者数ではない。
最後の最後まであきらめずに、1点にこだわっていこう!
希望を捨てない!

②定員割れした学校は、受検者全員合格する。
ただ絶対ではないので気を抜かない。
なぜ絶対ではないのか?
入試で0点でも合格するかどうか
実例がないのでわかりません。

③専門学科の第2希望は、受検者の合格可能性を広げる
専門学科を受検する生徒は
ぜひ活用しましょう。


【Youtubeで動画解説】


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