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2023 US OPEN レポート②

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こんにちは、Strings Proです!
さて、今回は2023 us open レポートの第2弾ということで、ルブレフ選手の1回戦を現地からお届けします!
play for kids👦

◾️ルブレフ選手

🇷🇺
1997年10月20日生まれ
右利き
両手バック
188cm
自己最高ランク:シングルス5位

wikipedia

ルブレフ選手のプロフィールです。
ロシア語では”ルブリョフ”と発音するそうですが、会場では親しみをこみてAndrey! Rubl!という声が多かったですね。

プレースタイルとしては攻めて攻めて攻めまくる。とにかく速いボールを打ち込み続けるという、個人的にはかなり好きなプレースタイルです。

試合前のルブレフ選手

入場してきた時はかなり緊張感のある、張り詰めた雰囲気でした。トップシードとして臨む1回戦ですが、油断も慢心もないところはさすがプロフェッショナルです!

◾️試合レポート

1回戦
vs アルトゥールカゾー
6-4
7-6(5)
6-1

圧巻のストローク力でした。笑
ストーロークの威力もさることながら、皆さんご存知の特徴的な体勢からお伝えします!

前傾低姿勢

全く上下動がないスイングでした。スピン系のボールを打つときもフラット系のボールを打つときも、体のブレがなく強靭な下半身を感じました。
さらに前重心でボールをしばきまくる、守るときでさえ重心は前。差し込まれても同じ打点で打てるのは、振り遅れないスイングスピードとライジングで打てる技術が突出してるからですね。


打点の高さ

これがルブレフ選手のテニスで一番圧倒されたポイントです!相手の球種によらずほぼ全てのボールを自分の打ちやすい高さの打点で打ち続けていました。チャンスボールも高い打点でたたくというよりは、前に踏み込んでいってライジングで打つ、という感じです。
逆に低いボールは体の高さを変えずで打点だけ落として打っていました。抜群のラケットワークです。


ドライブボレー

信じられないです。うますぎです!
ドライブボレーは相手の浮いたボールを前に入って、ちょっと高い打点で打つ、ものだと思っていたんですが違ったみたいです。

相手のボールが浅くなったら前に行く、比較的普通のボールが返ってきてもドライブボレーで一気に前に詰める。
見てる限りすごく簡単そうだったのでアマチュアプレイヤーもまねできるかもしれません!!何が起こったのかおさらいしてみます。

まずは振り遅れないようにコンパクトにスイングします。ルブレフ選手の場合はストロークのスイングがコンパクトなので同じでいいですね。
相手のボールが高ければ上からたたけばいいですが、弾道の低いボールが返ってきた時にどうするか。早く準備して早く打ちましょう。
ドライブボレーは返球のタイミングが早いのでコースは多少甘くても大丈夫です。

簡単ですね!これからはどんどんドライブボレーで攻めましょう!!

◾️余談

試合後サインに応じるルブレフ選手

子供たちに優しいルブレフ選手です。使用したタオルを渡すときに手を伸ばしてきた大人からひったくって子供に渡しなおしていました。笑
優しいですね。

◾️まとめ

攻めのエキスパートの強さの秘訣は基本の徹底でした。すべてのボールを自分の打ちやすい打点で、レディーポジションを崩さずに、振り切って打ち切る。
ドライブボレーやライジングなどセンスによる部分も確かにありますが、基礎練の反復なら一般プレイヤーにもできます。頑張りましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回は各選手の練習やちょっとだけ見た試合をレポートします!!

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