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根回し(45)

いや、このパターンには詳しい説明は必要ないかもしれません。タイトルが全てをものがったていますね!
重要な決定が行われる前に、そこに影響を発揮できる人に非公式に接触して巻き込んでおく、あらかじめ何か吹き込んでおく(あまり良い言い方じゃないなぁ。。。)ってことですね。はい、私はよくやります。
自分が出席できない意思決定会議もたくさんありますし、出席できても、突然に余計なことを言い出す人はたくさんいますよね。。。そういう人に、あらかじめ釘を刺しておく(?)もとい、誤解を解いておきます。
また、自分が持っていきたい議論の方向性に口火を切ってもらうとか、とかく根回しは重要ですよね!

<課題>
自分が出席できない会議で自分のアイデアが議論されることがあるとき、嬉しくない方向性が決まってしまうかもしれない。また、自分が出席している会議で突然な反対意見や嬉しくない方向性の話が出てくるかもしれない。

<解決方法>
長期の目標を保ち続けるのと同時に、短期的な目標も保ち、アジャイル的に推進していくことが大切。時には気付くことすらできないくらいの小さなステップによる変化を積み重ねる。膨大なアイデアの一部だけでも「お試し期間(47)」を使って現場に試してもらう。

<私が実施したこと>
QMSの刷新は全社に影響を及ぼすことなので、社内の最上流の決定会議でも決議を取ることになりました。その会議には運よく私も出席できましたが、何しろ会社の中の偉い方がたくさん出席する会議なので、私の発言権は低いです。そこで、身近の経営層にあるべき姿を正しく理解してもらい、バックアップをお願いしました。(できました。)
当日は、そのおかげ。。。もありましたが、社内の経営層は私が感じている課題を正しく理解してくれ、アイデアを推進する許可を無事にいただくことができました。
このパターンには併用すると良いパターンとして、「将軍の耳元で囁く(48)]
や、恐れは無用(46)などもあります。

経営層の許可を得ることができて一段落でしたが、本当の敵。。。ではない協力者になって欲しいのは現場の監督たちです。マネージャーやリーダーたちですね。この人たちともこの後粘り強く話を続けていくのですが、やはり現場監督、一筋縄ではいきません。考え方も色々ですしね。(いまだに正しい理解を得られたいない方もいますしね。。。)


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