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予備調査(4)

自分が思いついた素晴らしいアイデア!はまだ思いついただけで、本当に組織に合うのかどうかはまだ未知数です。仮に合わないところが後からわかっても、それを一度に直すのは現実的ではありません。最小限に絞ったFEARLESS CAHNGEのパターンのいくつかを使って、調査してみましょう。

<課題>
自分が思いついたアイデアが本当に組織に合うものかどうかはまだわからない。

<解決方法>
FEARLESS CAHNGEのパターンのいくつかを使って、調査してみる。

<私が実施したこと>
そりゃやっぱりヒアリングからでしょ。と考え、個人的な接触(20)を使いながら、まずは職制(部長と課長)全員にヒアリングしました。
現状の組織の品質状況、生産性状況、悩み事などなどですね。
しかし、職制はみなさん忙しく、現場の全てが見えていないことがあることにヒアリング中に気がつきました。
そこで、知り合いのPM何人かにもヒアリングの幅を広げました。
ついでに、自分から近い席にいる人たち(ランダム)にもヒアリングの幅を広げました。

その結果、(職制も含め)みなさん現在の品質状況や生産状況が不明確になっていること、それに対して不安に思っていることがわかりました。少しですが定量的データも取れたました。このときの状態では、私のアイデアは現在の当社にぴったり当てはまることが確信できたので、ヒアリングの内容をまとめ、上司や経営層へのアイデア提案資料を作成していきました。

ポイントは「1対1で」実施したことだと考えています。これにより、他の人に気を使う必要がなく、ヒアリングした人たちは色々と思いを口にしてくれました。

ただし、人数が多く、回数が多く、大変でしたが(^^;)

これには後日談があり、「不安に思っていても」「面倒なことはやりたくない」という思いまでこのときは汲み取れなかったのです。それが後々の障害になって行くのですが、それはまた別のお話。。。

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