coo

日々のあれこれ。

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最近の記事

腕の中で

歩きながら泣いた 着替えながら泣いた また歩きながら泣いた 車で泣いた 運転しながら泣いた 家で泣いた 風呂で泣いた 全部消したくなった デジタルみたいにボタンひとつで消せたら どんなにいいことか 人間だからそうはいかない もうどうでもよかった でも大事な人には申し訳ないと思った 大事な人の中に自分がいることが 申し訳なくなった 逃げたいけど 逃げでも気持ちは変わらない 消すことは出来ない 肉体を終わらせるしかない 終わらせたかった 終わらせる方法がわからなかった

    • ここ最近というもの

      結婚して早4ヶ月 あれほど実家を恋しく思った日々が遠い昔のようで あまりにも生活が定着していることに 時々思い出しては驚くこともしばしば。 毎晩違う食事を考えていると 突然頂きものの消費が始まったり 毎晩同じ行動なのに 進む日、進まない日があったり 放置して寝室に来てしまう日もあったり 夫がいると、リズム良く生活が送れるが ひとりになると、リズムどころか 時間が過ぎる速さに比例しない行動の遅さが現れる。 毎日、おなじ でも、同じようには体は動かない。 特に疲れてもいないし

      • 最近

        この前、コーヒーを淹れるのを失敗した。 酸味の少ない豆なのに、酸味が出てしまった。 きのう、おともだち夫婦がうちにやってきた。 ごはんを食べて、いろんな話をした。 みんなちがう、みんなの生き方、悩み、 当たり前だけど沢山あった。 きょう、ごはんを食べて 1人になったら なんだかとても虚しい気持ちになった。 夏に旅に出たことを思い出した。 あの時の胸が踊る感覚を少し思い出した。 いまはそうはなれないけど、 素敵な思い出が時に背中を押してくれることもある。 ずいぶんと身の回

        • 冬支度

          わたしの住む田舎は寒い。 秋、感じる暇がない? ついこの間まで汗をかかない方法を考えて過ごしてはいたのに 今日は、ベッドにふわふわの敷パットをつけた。 もう、シーツではきんきんに寒くて寝れないのだ。 日中が少し暑いな、長袖のシャツ1枚で着れるな、そんな時期が今年はあったのだろうか。 街に住んでいたらあったんだろうか。 残念ながら秋の終わりのような寒さを日々感じている…。

        腕の中で

          Life is a journey

          1週間の旅に出た。 憧れた、恋焦がれた地にようやく辿り着いた。 旅の始まりから終わりまで ずっと周りの人に助けられた。 自分はいつからかとても人に恵まれてることに気づいた。 先生や、友人、職場の人だったり。 旅先で誰かも知らない人にも親切にしてもらえるなんて どこも本当にいい街だった。 旅に出て人生観は変わったか と聞かれた。 正直変わらなかった。 1回大きく変わった人生観が 旅でさらに変わることはなかったけど 素敵な、美しい街や人に刺激を受けた。 時間が無くても、どんな

          Life is a journey

          天使の空

          18時半 ようやく解放された 見上げた空がとても綺麗だった どんな時も 空がきれいだと思える気持ちは持っておきたいと、いつか思った 今日も気分が落ち込んだまま一日が終わったこととは関係なく 空がきれいだった 水色と白と、夕焼けのオレンジが混ざった 天使が描かれてる絵画のような色味の。 この色の空と、水色とピンクが混ざったような 夕方の空の色が特に好きで 出会えたら嬉しい。 戻りたい思い出の日々。 戻れないけど、見上げた空に飛行機を見ると どうしようもなく、愛しい日々に戻り

          天使の空

          芝刈り担当

          天気が良く、気持ちのいい昼下がりのこと。 約束までの時間を過ごしていたら 「ヤギを見に行こう」 彼は言った。 なんだ、突然 訳も分からないまま、2人で散歩に出かけた。 日差しが暖かくて、風が心地いい。 春らしい天気の中で 河原の道を並んで歩いた。 しばらく歩くと田園風景に変わった。 いた。 ヤギがいた。 そこにいた3頭のヤギは 一帯の芝刈り担当らしい。 柵の範囲は緑の草が何も生えていない。 全部食べてしまったんだろう。 柵の外にはいっぱい草がはえてたものだから む

          芝刈り担当

          呆然

          バタンと車のドアを閉めた音 走り去る音 その場からうごけない自分 時間が止まったような感じかした 星も、月も見上げない 暗い外も怖さを感じない ただぼーっと立ち尽くしていた なぜ? わからないけど そうしたい気持ちになったんだろう 時々自分が分からなくなる どうしてこんなに悔しいのか どうして焦っているのか 余裕がないのかな 無意識に期待してるのかな いつまでこのままなのかな 人って変われるのかな わからなくって、怖くなる

          呆然

          感情の出処

          なんだかモヤモヤする 少し不安があるような感じだけど 何に対するものかはわからない だけどなんだか心が晴れない日だ。 どこから来てどこへ去っていくのだろう? 彼といた時間が恋しいから? 一緒に居る時間 彼の姿が視界にある時間が 何よりもどの瞬間よりも幸せなのは 会えない間の気持ちが溢れてこぼれてるのだろうか。 知り合って間もない訳じゃないのに。 こんなにも特別で こんなにも愛しくて愛しすぎて切なくなる こんな恋は初めてかもしれない。 今までだって幸せだと思って恋愛をし

          感情の出処

          Look Both Ways

          いつの時代も どこにいても 何をしても、しなくても 人は愛が必要だと 気づいた、確信した。 1人で何かをやり遂げても 愛には勝らない。 時にはぶつかり 上手くいかないことだって山ほどある それでも その手にある愛を大切に 大切に 見失わないように

          Look Both Ways

          遠い愛

          実っているのに叶わない そんな恋も過去にはあった デートで屋台を美味しそうに2人で覗き込み 店員さんに仲良しだと笑われ 年の差があるのに若い2人みたいに楽しんで 何もかも楽しくて何もかも輝いていた でも叶わない 手に入らないのだ もっと早く出会えたら、出会う順番が違えば なんてそんな話何回もした あの時デートした相手が違えば 違う時代に生まれていれば 今となってはそんなもの、大人の言い訳で タラレバなんて言っても仕方ない 時間の無駄だと思える 実際別れた時も時間の無駄

          遠い愛

          空の住人

          今夜も星が綺麗に、沢山沢山夜空に輝いている 本当に綺麗だ。 誰がどんなに辛かろうが どこで苦しもうが どれだけの不幸があっても 何も関係のないように空はいつも生き生きとしている ''見上げれば奇跡が広がっている'' 好きな言葉だった。 人はいつか死ぬが 身の回りの人 大切な人の死は考え難い なぜだか、一生死なずに生きている気がする 死を経験していないからか 当たり前の存在だからか 死ぬという感覚も、死んだらどうなるかも なにもわからない。 いつ何が起こるかわからない

          空の住人

          夜空

          星が綺麗に輝いている 綺麗すぎてふと、思い出してしまった 彼の黒い車がエンジン音を立ててうちに来る。 胸がドキドキしたこと 夜に出かけて怒られないかとソワソワしたこと 親の寝ている隙に静かに扉を閉め、 外に出た途端彼の元へ駆け出したこと。 こんな経験はじめて、と 何度も何度もときめいた夜のこと もうどのくらい経つのだろう。 思い出を振り返るより 彼が帰ってくるまでの時間の方が もう短くなった。 まだまだ先だやと思う日もあれば もうすぐだと またソワソワしてドキドキ

          夜空

          夏の夜

          昼間の暑さが嘘のように夜は静かで涼しい 田舎の一番の良さは静かさだと思う うだるような暑さを忘れるほど 気持ちのいい夜 少しそこまでいくだけなのに 夜風にあたって自然の音をきくと 満たされた気分になる 酒が回ってるのか ドラマの見すぎなのか 心地よく、わたしを満たしてくれる 夏の夜が好きだ

          夏の夜

          生きている中でこんな夜を迎えるなんて 今まで思いもしなかった。 つまらない人生を送っていると思っていた。 人との出会いで世界は広がる 本当に広がる。 彼の背に身を委ね海辺で風になった。 変な絵面だったと思う。 風が寒いのに彼の背中から温もりを感じる。 急に距離が近くって少し恥ずかしかった。 彼は2枚上着を用意して私に貸してくれる。 薄着で来ると思って、なんて まるで少女漫画のようだった。 こんな人いるんだと、心から思った。 好きにならないわけがない。 全女子の夢のよ

          人生で一番人柄のいい人に会った 会ったと言っても もう何年も前から知っているけど 今日初めて二人で過ごした 彼の話の全てに感心した 思いやり、優しさ、楽しみ 彼の話すことの全てが温かい 同時に自分の生き様を並べた 彼のようには優しくないし温かい訳でもない 下を見ればいくらでも安心できるかもしれない でも出会うべきは無意識に上にいる人なのかも 見習うべきことがたくさんある 人として大切にしていきたいこと 彼は無意識でそうしている 私と彼は別人だから違って当たり前かもしれな