訪問者
ぬいぐるみ、いつのまにこんな量に....
これじゃダニが湧くな。
断捨離するか〜
ん?
あ、マイクだ。ディズニーで一番好きだったなーモンスターズインク。ランドには3回行って、その度にぬいぐるみ買ってたっけ。だとすると...
3つあるな。こんな同じ目玉集めてどうするんだ。
小学生ってこういうところあるから侮れないよなー。
中学3年最後のメンツでの一大行事、国立科学博物館で自分が同級生に対してチョケるために買ったアノマロカリス(古代生物)のぬいぐるみ、結局全然ウケは取れなかったし、俺は財布を落として先生に叱られた。
オウムガイのぬいぐるみ。
足の形が一本だけボテっとしてるのがチャーミー(ング)。
ヴィレヴァンで買ったマグロのぬいぐるみ。これを買った日に同行していた友達はヨギボーを買ったため、トランクがパンパンになった。
なんのポリシーも感じられないマンボウ
カンガルーと全く同じ性質のパンダ。
ゴリラ。父親が急に買ってきた。
猿多っ。いちいち思い出に耽ってても仕方がないし、どんどん捨てていくか。
ヘビ
ムーミン
ハリマロン
キリン
ふう....
だいぶ片付いてきたな......自分でもなんでこんなに集めてたのかよくわからないな、、
ゴミの日は水曜だし、しばらくここに置いとくか。
あー腹減った、果物
でも食うか、、、
ん?
ん??
ん???
トントン、、、
ん、なんだ?ノックされるほどの部屋じゃねえぞここは....
それに今誰かに来られるとゴダールの写真を適当に貼っているのがバレてしまう....
トントントン....
しかたねえ、出るか...
トントントントントントントントントントントントントントン!!!
うるさいな!今出るよ!
せっかくなるなるの実の秘密をWikipediaを見ずに解明したのによお....
ハンマーブロス「嫌がらせしにきた」
筆者 「??????」
(お、俺になにをしに...?あーあれか、なんかチャッキーとかかなんかそういうやつ?クレヨンしんちゃんにもフランス人形が野原一家を呪ってくる回とかあったよな....でもああいうのって大体身元がわからない、デザインに特殊性がないような無機質な感じじゃないの?こういう場合で大体版権があるキャラって来なくない?)
筆者 「まあとりあえず座って話しませんか.....?」
ハンマーブロス「そ、それもそうだな....」
(話通じるんだ....。)
筆者 「さ、さごゆっくりどうぞ。何もないですが....。」
ハンマーブロス「客より高いテーブルを出す奴がいるかよ!」
筆者「園児の頃に使っていた椅子です。これでも頑張ったんですよ。ハンマーブロスさん。」
(ハンマーブロスに敬称使ったの初めてだな)
ハンマーブロス「はームッカつくわぁ!!てかさっきも言ったように大体ぃ俺はお前に嫌がらせにしに来たんだよぉ?わかってんのか?」
筆者 「めちゃくちゃ....と言いますと?」
ハンマーブロス「まずお前ん家の洗剤の中身を全部グレービーソースに詰め替えた。」
俺 「んなッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
(ずっと世界中がステーキ宮の匂いがしてたのはそういうことだったのかッッッ⁉︎)
筆者 「その言い方だとお前他になんか隠してるな!?!?!?言え!!!早く!!!!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!!!!!!」
ハンマーブロス「フフ...そろそろお前の片鱗が見えてきたじゃないか、、、そうだよ、、俺はお前が3年前からずっと録画している「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」(フジテレビ系)を、、、、
消去した。」
筆者「.........俺が喪に服すべき状況でも関わらず爆睡し続ける高木ブーが好きと知っていての犯行か....?」
ハンマーブロス「ああ。」
筆者「ンお前ぇ....まだ他に何か言うことあんのか...???」
ハンマーブロス「そうだな....お前のYouTubeのプレイリスト"お気に入り"をちょっと、な。」
筆者「何!?」
筆者 「お、お前、なぜこんなことを...??」
ハンマーブロス「ああ、元々俺たちぬいぐるみはお前の行動を伺い、抹殺することをずっと望んできた。」
ハンマーブロス「しかし我々は結局はぬいぐるみ、一斉にこの量で動けばお前の母親に見つかり、ダニ臭いという理由で処分されてしまう可能性がある。」
ハンマーブロス「度重なる回覧板の周回と厳密なぬいぐるみ公民館での会議により、代表1人が凶器を持って襲い込む計画を我々は立てた。」
(公民館とか回覧板とか、俺の家のトイストーリーはやけに町内会みたいな感じなんだな...)
(あと急にめっちゃ喋ってウケる)
ハンマーブロス「その凶器が、これだ....。
しゃもじ
ダニコナーズ
ニンジャガイデン マスターコレクション」
(よかった、所詮はぬいぐるみだ....!!)
ハンマーブロス「しゃもじは対象物に対してめり込むように攻撃するとヌチヌチヌチィとグロテスクな音を立てて攻撃する。」
筆者 「炊飯器の中の米にしか発揮しない効果だろそれ。あと台所行ったんなら包丁があるだろ」
ハンマーブロス「お前の懐にも潜り込む程度のことならこのくらいで十分さ」
筆者 「(笑)(この時の笑い方は千原ジュニアの笑い方と全く同じである。)」
ハンマーブロス「さあ、観念するなら今のうちにだぞ」
筆者「おいお前、
これ中身スマブラだぞ?」
ハンマーブロス「なっっっっっ!」
筆者「ぬかったな、ここで今ころひてやるよ!!!!(舌噛んだ)」
筆者「最期に何か言うことはあるか?」
ハンマーブロス「お、お前と旅がしたい......。」
筆者「そうか....
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