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【GP9th】シータミサイル調整録【第2回DM東海CS】

 こんにちは,こんばんわ。まっつー(@edge0218)です。GP9thと第2回DM東海CSに参加してきました。GP9thではTOP128,東海CSではTOP8を最低限の目標とし,調整を行いました。
 結果としてGP9thは6-2で215位,東海CSではTOP8と調整の成果を発揮し,目標を達成することができました。
 破竹の勢いで勝ち進んだ【赤単バッド】や,全プレイヤーの度肝を抜いた【カリヤドネ,ネイチャーループ】が今回の主役だったことは間違いありませんが,せっかくなので備忘録として調整録を書いていきます。調整録というか,自分なりの"シータミサイル論"ですかね。

 毎日調整に付き合ってくれた砕月,しーた。アドバイスをくれたりゅーてぃさん,ぎゃる男。ありがとう!

 無料ですので,気軽に読んでもらえれば!


アーキタイプ予想

 直前に開催されたCS結果を踏まえた上でGP9thのアーキタイプ予想は以下の通り。【カリヤドネループ】はほんと凄かったですね。GP9th当日にみんながざわつき出すまで全く知りませんでした苦笑。ですので,以下【カリヤドネループ】については一切触れません。ご了承ください。

 Tier1:赤単バッド,ネイチャーミサイル
 Tier2:シータミサイル,デッドダムド
 Tier3:ジョラゴン,その他

 そう,僕自身【シータミサイル】はTier1であるとは思っていません。先手後手問わない安定した3killが可能な【赤単バッド】,【赤単バッド】よりもkillターンが1つ遅れるものの相手のシールドに依存しないループkillが可能な【ネイチャーミサイル】がTier1だと思っていたわけです。
 その上でなぜ2日間の相棒に【シータミサイル】を選択したのか。それは


 幅広いアーキタイプに安定した勝率を叩き出すことができる


 からです。爆発的な横展開に加えて,無理のないS・トリガーの大量採用,《単騎連射マグナム》+《奇天烈シャッフ》による安全なリーサル,《DROROOON・バックラスター》によるメタクリの除去。といった,幅広いアーキタイプに柔軟にプラン立てを行う事ができるのが【シータミサイル】の強みです。めちゃくちゃ有利な対面は存在しませんが,逆にめちゃくちゃ不利な対面も存在しません。

 【赤単バッド】を仮想的から外すのであれば【ネイチャーミサイル】,相手の防御札貫通を狙うのであれば【赤単バッド】でいいです。
 しかし0byeで臨むGP9th,256人の強者が集まる東海CSにS・トリガーを採用しない【ネイチャーミサイル】(【野菜ネイチャーミサイル】には《カワモリデン/リーフストーム・トラップ》が採用されていますが,【赤単バッド】への相性が絶望的なことには変わりありません),相手の防御札の噛み合いによって負ける【赤単バッド】を持ち込む勇気はありませんでした。

(【野菜ネイチャーミサイル】の詳細はガチまとめにて!)


デッキリストと戦績

画像1

4 x 霞み妖精ジャスミン
4 x フェアリー・ライフ
4 x 超GR・チャージャー
1 x 神秘の宝箱
3 x kβバライフ
4 x DROROOON・バックラスター
4 x BAKUOOON・ミッツァイル
4 x スローリー・チェーン
4 x スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘
3 x 奇天烈 シャッフ
3 x ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー
1 x 単騎連射 マグナム
1 x カモン・ピッピー

2 x 天啓 CX-20
2 x ダダダチッコ・ダッチー
2 x マリゴルドⅢ
2 x 続召の意志 マーチス
2 x オコ・ラッタ
2 x ポクタマたま

1 x サコン・ピッピー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン
1 x ウコン・ピッピー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン
1 x 時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー
1 x ブーストグレンオー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x ハイドラ・ギルザウルス/死海竜ガロウズ・デビルドラゴン
1 x 激相撲!ツッパリキシ/絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 流星のフォーエバー・カイザー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン


デッキ解説

〇コンセプト
 このアーキタイプは【エンペラー・キリコ】であり【カイザー刃鬼】でもある,つまり"ビッグマナである"という考えを持ちデッキ作成を行いました(ビッグマナの定義は諸説ありますが,ここではある程度マナを溜め,大型クリーチャーを大量展開するアーキタイプのことを指すことにします。【エンペラー・キリコ】てなんだ?!ていう人は周りのおじいちゃん達に聞きましょう!)。

 流行りの構築は緑マナを16枚採用し,《Wave ウェイブ》でブースト呪文または《パーフェクトウォーター》を唱えてバトルゾーンを固めていくという,【シータミサイル】を"ミッドレンジ"と捉えたものとなっています。自分も最初は”ミッドレンジ”だと捉え,これらのカードを入れて回していました。(直近のCSでは惜しくもTOP16で敗退)
 しかし,以下の3点が非常に気になりました。

 1. 緑マナ事故
  2コストブーストを採用しているアーキタイプにおける緑色のカードの枚数論争は数多く行われてきましたが,可能な限り無理なく緑マナを確保できるのであれば確保したほうが良いのは明白です。6マナ溜まらないと話になりません。

 2. 6マナでGR召喚によるチェインを開始すると途中で5マナになり,マナドライブ6の条件を満たさなくなる。
  《マリゴルドⅢ》によってマナが減るため,このアーキタイプはみるみるマナが減っていきます。チェイン途中でマナが枯渇してチェインが止まり負けてしまうことは避けたいです。

 3. 噛み合わなかったときの《Wave ウェイブ》の弱さ
  6マナ溜めた上で《パーフェクトウォーター》,次のターンに《Wave ウェイブ》の動きは確かに強いですが,そのために約8枠割くとなると緑のカードが少なくなり,そもそも6マナに到達せずに負けることが多くなります。《ダダダチッコ・ダッチー》,《マリゴルドIII》で出した場合墓地から呪文を唱える効果が発動しないのもマイナス点。
  じゃあ強く使うために低コスト呪文沢山取ればいいやん!このアーキタイプは"ミッドレンジ"だから!という意見があるのは当然だと思います。【シータミサイル】は構築の幅広さも魅力の1つですよね。


 これらを踏まえた上で僕が意識したのは以下の3点。

 1. 大量の緑マナを用意すること

 2. マナドライブ6の達成をデッキの最優先事項とすること

 3. 単体で効果を発揮するカードを採用。それらは《ダダダチッコ・ダッチー》,《マリゴルドIII》に対応していること

 つまり”7マナ溜めれば勝つ”,"6,5マナでも勝ちにつなげることができる"デッキにするということです。ミラーにおいても先にマナを溜めたほうが先にチェインに入れるわけですから,ミラーに対する一種の回答となります。採用カードたちもこの3点が強く意識されたものとなっています。


〇採用カードとポイント

・《霞み妖精 ジャスミン》,《フェアリー・ライフ》
 
基本の「き」。
 《霞み妖精 ジャスミン》は《BAKUOOON・ミッツァイル》の種になり,《ダダダチッコ・ダッチ―》や《マリゴルドⅢ》に反応します。上記コンセプトの通り《Wave ウェイブ》を採用していないこともあり《イチゴッチタンク/レッツ・ゴイチゴ》より優先して採用。
 この2枚を両方引き,どちらかを置かないと緑マナが発生しない場合は,《霞み妖精 ジャスミン》をマナに置いて《フェアリー・ライフ》を唱えるようにしましょう。相手に《Wave ウェイブ》を警戒させることができ,マナに《マリゴルドⅢ》のお友達を残すことができます。

・《超GRチャージャー》
 初動兼GR召喚要因。GP9thの時は9枚目の2コストブーストとして1枚《鼓動する石板》にしていましたが,東海CSではデッキパワーを上げることを優先して4枚に。先攻ならば3-5-6,7でも悪くありません。
 5マナの時にこのカードを唱えてGR召喚。GRクリーチャーの効果発動前にこのカードをマナに置くことで,6マナになり各種マナドライブを達成することができる事は覚えておきましょう。

・《神秘の宝箱》
 足りないところをを埋めてくれるカード。《BAKUOOON・ミッツァイル》を出すための赤マナを生み出す,《続召の意志 マーチス》のマナドライブ5(光)を満たすための白マナ生み出す,《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》をマナに置きチェインに備えるetc
 序盤は勿論マナブーストとして,後半引いたときは足りないピースを埋めるカードとして,痒い所に手が届く1枚。

・《κβバライフ》
 GR召喚要因,S・トリガー。《マリゴルドⅢ》でマナから出すことができ,その上でマナの枚数が減らない偉いやつ。《フェアリー・シャワー》を入れるよりは絶対こっち。
 《超GRチャージャー》にも同じことが言えますが,このカードが真価を発揮するのは6マナの時。《マリゴルドⅢ》が捲れてもマナが6マナから減らないのは勿論のこと,手札にもう1枚GR召喚できるカードを持っておくことで,2回GR召喚を行う事ができます。

・《DROROOON・バックラスター》 
 メタクリ除去とGR召喚を同時に行う《ガチャダマン》もびっくりの性能。【シータミサイル】の凄いところはこのカードによって大体のメタクリを簡単に除去できるところにあります。

・《BAKUOOON・ミッツァイル》
 最強。


・《スローリー・チェーン》

画像2

(このデッキが【エンペラー・キリコ】であるといわれる所以。かつて【エンペラー・キリコ】にもこのカードが採用されていました。)

 《続召の意志 マーチス》のマナドライブ5(光)を満たすための白マナ兼防御札。手打ちでシールドに埋めることができるのも高ポイント。GP9thではここの枠は《オリオティス・ジャッジ》でした。なぜ《Dの牢閣 メメント守神宮》ではないのか。

画像3

 それは

  【赤単バッド】が止まらないから

 です。《“魔神轟怒”ブランド》は条件を満たすと攻撃時に自分のすべてのクリーチャーをアンタップさせます。そう,GRクリーチャーを主軸としパワーラインが2000-3000であるこのアーキタイプのブロッカー軍団では止まらないんですよね。前述したとおり,【赤単バッド】を捨てるならこのアーキタイプを使う意味はないです。
 そこで,GP9thではついでに【墓地ソース】をメタることができる《オリオティス・ジャッジ》を。東海CSではGP9thの結果を受けて【墓地ソース】よりも【ジョラゴン】が多いと判断し,ついでに【ジョラゴン】をメタることができるこのカードにしました。


・《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
 クリーチャー面効果,呪文面効果,色,すべてにおいて隙が無いスーパーカード。【シータミサイル】はこのカードによってできています。
 6マナ時点で手札にこのカードしかなく,チェインが期待できない場合,《りんご娘はさんにんっ娘》で唱えることで,ターン終了時に《スゴ腕プロジューサー》はバトルゾーンから離れますが,もう1回GR召喚でチェインに賭けることができることは覚えておき,プレイングの選択肢として頭の片隅に置いておくとgood。

・《奇天烈 シャッフ》
 【ネイチャーミサイル】に微かな希望を見出してくれる1枚。勿論他のアーキタイプに対して呪文やクリーチャーの行動を止める効果も◎。疑似《音精 ラフルル》だけでなく,手出しで呪文を止める状況が多く発生すると考え3枚。【赤白サンマックス】にこのカードを2枚出してこのカードだけで殴り勝つ試合もありました。
 GP9thでは1枚《ジョリー・ザ・ジョルネード》にしていました。試合が長引いた際,8マナで《ジョリー・ザ・ジョルネード》+《BAKUOOON・ミッツァイル》でゲームエンドまで持っていくことができるのは《ジョリー・ザ・ジョルネード》の強み。

・《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》
 《ブレイン・チャージャー》で手札交換しながらマナにチェイン要因を送り込める凄いやつ。GR召喚するときは,《ダダダチッコ・ダッチー》,《マリゴルドIII》からどのタイミングでこのカードが出てきても対応できるようにマナタップはしっかりと考えましょう。
 2枚は必須,3,4枚目は他のカードと要相談。

・《単騎連射 マグナム》
 《BAKUOOON・ミッツァイル》召喚のための赤マナになりつつ,相手によってはこのカードだけで安全リーサルを狙えるさすが殿堂カード。

・《カモン・ピッピ―》
 《BAKUOOON・ミッツァイル》召喚のための赤マナになりつつ,《勝利のリュウセイカイザー》による遅延,ファイアーバード2体ばらまきからの1マナ《BAKUOOON・ミッツァイル》等々殿堂カードの名に恥じない働きをします。たまに《激相撲!ツッパリキシ》で《恐龍界樹 ジュダイオウ》を超えたり,《ブースト・グレンオー》で《奇石ミクセル》を破壊したりするらしいですが,《勝利のリュウセイカイザー》以外使いません。(正直な話超次元クリーチャーは適当に採用しました。今となっては《ガチンコ・ピッピー》を採用すべきだったと思っております。)


・《天啓 CX-20》,《ダダダチッコ・ダッチー》,《マリゴルドIII》,《続召の意志 マーチス》
 説明不要。このアーキタイプが【エンペラー・キリコ】であり【カイザー刃鬼】でもある所以。マナ色の管理はきちんとしましょう。

・《オコ・ラッタ》
 S・トリガー《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》で2面止まる,チェイン中に相手のメタクリを退かすことができる。といった相手の計画を狂わせることができるラッコ。このカードだけなぜかマナドライブ5で除去を行う事のできる強さはシールド戦においても証明済み。

・《ポクタマたま》
 【赤単バッド】,【ジョラゴン】以外のアーキタイプに刺さる1枚。【カリヤドネループ】にも有効ですね。


・超次元ゾーンは《カモンピッピ―》の項で説明したため割愛。


〇候補カード

・各種2コストブースト 
 カードパワーを取るか,2-4-6の更なる安定を取るか。前述したとおり,3-5でもワンチャンスに賭けることができます。

・《呪紋のカルマ インカ》
 緑の《単騎連射マグナム》。

・《お騒がせ チューザ》
 赤い《音精 ラフルル》。《奇天烈 シャッフ》の3枚目や《DROROOON・バックラスター》の4枚目と相談。GP9thでは採用していました。

・《メガ・マナロック・ドラゴン》
 ミラーで出れば勝ちまで持っていけるカード。《DROROOON・バックラスター》の4枚目をこのカードにするのはアリ。今回はGR召喚カードの枚数稼ぎ,《マリゴルドⅢ》との兼ね合いで不採用。

・《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
・《マナクライシス》
 《Wave ウェイブ》との噛み合いカード。《Wave ウェイブ》を採用しないので不採用。

・《パーフェクトウォーター》
 純粋にこのカードが持つカードパワーの高さ,選択肢の多さは魅力的ですので,《Wave ウェイブ》無しでも採用はあり。

・《オレちんレンジ》等のGRクリーチャー
 《ポクタマたま》の2枠はそれぞれの環境に合わせて要調整。


プレイング

 基本的にはとにかくブースト。6,7マナまで溜めた上で各種GR召喚カードを駆使してチェインを開始します。
 《超GR・チャージャー》・《κβバライフ》でチェインに入るのが理想ですが,そうも言ってられない場面も多々ありますのでそこは相手のアーキタイプと相談,ターンを渡すと相手にリーサルを取られるなと思ったら無理やりにでもGR召喚をしチェインに入れるように願いましょう。この2枚のカードは5マナ時に使っても6マナになるのでチェインが繋がれば《BAKUOOON・ミッツァイル》によるリーサルまで持っていくことができます。
 各対面におけるキーポイントは以下の通り。


〇赤単バッド

・キーカード:
 《スローリー・チェーン》等の各種S・トリガー

・ポイント:
 トリガーで耐えて6点GO。
 《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》か《κβバライフ》→《オコ・ラッタ》によるバウンスに賭けないといけない場面のために5マナ+青マナを確保するよう意識。
 《DROOON・バックラスター》が採用されている型の場合はkillターンが遅くなるので,こちらも同じカードで対抗しつつバトルゾーンを固めていきましょう。
 《BUNBUN・ヴァイカー》採用の型は注意。攻撃後出てきたGRクリーチャーは《スローリー・チェーン》では止まりません。東海CSでは《スローリー・チェーン》がトリガーした時点でこのことが完全に頭から飛んでしまいました。同タイミングでトリガーした《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》と元から場にいた《DROROON・バックラスター》で《BUNBUN・ヴァイカー》を破壊すればよかったものの,それをせず,適当なクリーチャーを破壊してしまいました。相手が《“魔神轟怒”ブランド》を捲ったら負けていました。


〇ネイチャーミサイル

・キーカード:
 《奇天烈 シャッフ》,《カモン・ピッピ―》

・ポイント:
 《奇天烈 シャッフ》宣言5,《カモン・ピッピ―》+《勝利のリュウセイカイザー》による遅延で延命しつつ,GR召喚によるチェインから《BAKUOOON・ミッツァイル》。
 《カワモリデン/リーフストーム・トラップ》が採用されている可能性があるので,可能ならば《BAKUOOON・ミッツァイル》を2体出すか,《奇天烈 シャッフ》宣言4で安全にリーサルを狙いたいところ。しかし元々不利な対面なので,安全策が取れなくても6点できた時点でGOしよう。


〇シータミサイル

・キーカード:
 各種ブースト,各種GR召喚カード

・ポイント:
 相手より先にチェインを開始すること。これに尽きます。
 可能ならば採用されている可能性がある《「本日のラッキーナンバー!」》をケアするために《奇天烈 シャッフ》宣言3ができるとベストだが,とにかく先にチェインしたもの勝ちなので,ブーストを優先。
 

〇デッドダムド

・キーカード:
 各種ブースト,各種GR召喚カード

・ポイント:
 先にチェインすれば勝ち,相手は大量に並ぶ打点を処理できない。また,防御札は《光牙忍 ハヤブサマル》のみか,《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》が追加で採用されているか,なので6点揃ったらGOしていい。リーサルが取れなくてもシールドに《スローリー・チェーン》が埋まっていれば勝ち。
 負け筋はブースト→ブースト→《禁断機関 VV-8》→禁断開放エクストラターン。最近は《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》+《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が入っている構築もあるため,注意しておく。
 ハンデスや《無修羅デジルムカデ》で遅延を狙ってきた場合はその分《禁断機関 VV-8》の着地が遅れるということなので,遅れている間にデッキトップからGR召喚カードを引いてチェインに入ろう。
 【デッドダムド】は環境によって構築が大幅に変わるので,上記プレイングが間違いになる可能性があります。注意。
 


〇ジョラゴン

・キーカード:
 《DROOON・バックラスター》,《スローリー・チェーン》

・キーポイント:
 《アイアンマンハッタン》の効果を使われる前にリーサルを狙いたい。《DROROOON・バックラスター》は面取りとして積極的に使っていく。
 《アイアンマンハッタン》で一旦走られたとしても,相手は《スローリー・チェーン》をケアする手段を持っていないため手打ち《スローリー・チェーン》で1ターン貰うことが可能。
 


最後に

 GP9thの決勝戦,震えあがりました。これが日本一を決める戦いなんだと。自分が使用を諦めた【赤単バッド】で勝ち進んだゲルネウス選手,日本中を驚かせた【カリヤドネループ】のイヌ科選手とその調整チームに敬意を表しつつ,終わりにしたいと思います。
 次はエリア代表決定戦!今年もくわけん旋風を巻き起こします!


ツイートで振り返る静岡旅行

・静岡の地でりゅーてぃさん,夢現と一緒に写ってるのがエモ過ぎて泣いちゃいました。


・静岡おでん,さわやかのハンバーグはやはりおいしかったです!


・富士山静岡空港めちゃくちゃ奇麗でした。



デュエル・マスターズ、ワンピースカードゲーム。プレイヤーや大会運営の話。