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ありがとうといってらっしゃいの話

ここ数か月、断捨離する機会がありました。

必要な時期が過ぎ、ずっと閉まっておいておいた本たち。

1年間履き続けてくたびれたスニーカー。

シーズンが過ぎた服たち。


私はミニマリストとかではないですが、洋服や靴などをたくさん持つのが苦手で、毎日選ぶのに疲れてしまいます。

なので1~2シーズンは、
黒ズボン2本
トップス2枚
下着(下)2枚
下着(上)2枚
ブラ2枚
5本指靴下3枚(すぐに穴があくので)

で過ごします。

靴は
スニーカー1足 4月に購入して1年間履く
長靴1足 10年以上使ってる
ショート丈の長靴 4年目

365日のうち、だいたい9割はスニーカーを履くので1年経つとボロボロです。

最近は季節の移り変わりが曖昧に感じるので、だいたい4月~9月、10月~3月と分けて服を選びます。

180日(約30日×6ヶ月=180日として)のうち、90日・・90回は最低使用しているので、汗を吸い取ったり洗濯・乾燥をしていると来年は着れないくらい結構くたびれます。

なので、シーズンが終わったら手放します。

手放すときは、寂しさもあるので、その年に共に過ごしてくれてありがとうと思いを込めて手放します。

そうすると、手放すと決めた決断に迷いと責任が持てると感じるので。

いつかくる大きなお別れのための小さな練習みたいなものです。

先日、1年履き続けたスニーカーを手放しました。
子どもの学校や幼稚園の送迎の思い出をありがとうという思いを込めて。

反対に、本を手放すときは売るという手段をつかいます。

本の状態やすぐに手に取ってもらいやすいかで古本屋かメルカリかでわけますが、どちらも欲しいと思う人への元へと旅立つイメージがあるのでいってらっしゃいをこめて送り出します。

そして、また私にとって新しい本と出会います。

そのくりかえし。

現在の、わたしのちょうどよい「ありがとう」とい「ってらっしゃい」です。

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